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テーマ「共生社会」、1/31、西田仁さん(小児科医)、心のともしび運動本部

2022-01-31 09:01:01 | 連絡
暗いと不平を言うよりも、すすんであかりをつけましょう
カトリック教会がお送りする心のともしび
新型コロナウィルスの世界的感染拡大を受け、1年遅れで昨年夏に賛否両論あるなか、東京オリンピック、パラリンピックが開催されました。個人的にはオリンピックの開会式より、パラリンピックの開会式の方が好きでした。
 しかしながら、私は毎回オリンピック、パラリンピックを観るたびに違和感を覚えます。それは共生社会を謳いながら、なぜオリンピックとパラリンピックを分けないといけないのかと言う事です。
 最近は男女平等も強く叫ばれますが、ほとんどの競技が男女別に開催されています。男女で、パフォーマンスに違いがあるから、階級の違いのように、別種目として開催可能なのであれば、なぜ障害のある人々が、同様にオリンピックの中で、別種目として開催する事が出来ないのでしょうか。
 私は、平等とは同じになる事ではなく、同じに扱われる事だと思います。
男女の平等も、男女が同じになる事を意味するのではなく、同じように扱われる事、
例えばオリンピックで言えば、男子の金メダル記録の方が女子の金メダル記録より好記録だからと言って、男子の金メダルの方が女子の金メダルより価値があるとは誰も思わない事です。
 「共生社会」とは字のままで、共に生きる事であり、同一化する事では無いのです
「あなたは、あなたのままで良い。」そう想い合い、共に敬意を持って接する事が出来る社会だと思います。
 真の意味での共生社会が形成された暁には、きっとパラリンピックはなくなり、オリンピックの一種目、または一階級として開催されるでしょう。
 そして、障害者部門の競技者達もパラリンピアンでは無く、オリンピアンと呼ばれる事を切に願います。

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院長 西田 仁(にしだ ひとし) 
地域に根ざした医療を…
私は幼少期より、引っ越しを繰り返して参りましたが、
1982年(9歳)より、苦楽園に移り住み、北夙川小学校で3年、六甲学院で中学・高校の6年と最も多感な時期をここ苦楽園で過ごしました。
その後、和歌山県立医科大学に進学し、この地を離れましたが、いつかは苦楽園の地域医療に貢献すべく帰って来たいとの想いを抱き続けて参りました。
2004年より7年間大阪にあります北野病院小児科にて小児の救急医療に従事する中で、特に夜中を含めた時間外診療において、地域医療の中で、もっと細やかに対応できないだろうかという想いを強くして参りました。
「このまま様子を見て良いのか」「朝まで待って良いのか」など子育ての中で子供の健康について本当に様々な疑問や不安が出て来ることと思います。
また、北野病院にてNICU(新生児集中治療室)で新生児医療にも従事して参りました。お子様の成長の中でもとりわけ、新生児期、乳児期は初めてのことも多く、毎日が心配なことの連続だと思います。
これらについて小児科医として答えられる範囲について、どんな些細なことでも出来る限り丁寧にお答えしていけるように努力したいと思っております。
これまで所属していた大病院のような高度医療は出来ませんが、
地域に根ざし、皆様との距離が近いからこそ出来る、お子様の成長・健康面でのご不安に細やかに対応致します。




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