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OK! Cozy up!飯田浩司高橋洋一 金融緩和に遅れれば円高になり景気は腰折れか

2020-11-13 10:34:05 | 連絡
「需給ギャップをどう戻すか~対策しなければさらに失業が増える」
By - NEWS ONLINE 編集部  公開:2020-11-11  更新:2020-11-11
ニュース飯田浩司のOK! Cozy up!飯田浩司高橋洋一
ニッポン放送「飯田浩司のOK! Cozy up!」(11月11日放送)に数量政策学者で内閣官房参与の高橋洋一が出演。菅総理が2020年度第3次補正予算案の編成を指示したというニュースについて解説した。
◇菅総理が2020年度第3次補正予算案の編成を指示
◇需給ギャップをどう戻すか~対策しなければ失業が増える
◇金融緩和をして国債を買う~インフレ目標が2%まで行かなければいい
高橋)そういう言い方もあるのですが、今回の話は日本銀行が国債を買うということです。
インフレ目標に達していなくて日本銀行が国債を買うということは、利払い費と償還負担がないのです。インフレ目標を超えると大変なのですが、今回のコロナは需要ショックなので、当分超えないということは、日本銀行の物価見通しを見てもわかります。今年度マイナス0.6%くらいで下方修正しています。それであれば、インフレ目標に当分行かないので、安心して国債を買っていいというレベルです。
飯田)金融緩和をして国債を買ういちばんのリスクは、インフレ率が高まることだからインフレ目標があると。
高橋)逆に言うと、それが財政規律になるので、それを気にすればいいという簡単な話です。
飯田)目標というと達成しなければいけないと思いますが、ブレーキを踏むのがこのくらいの目安だということですか?
高橋)インフレ目標はそうです。2%までにやればいいので、2%以下になっても怒られることはありません。
インフレ目標で「2%まで行かなければいけない」と勝手にマスコミが言っているだけです。
理論的に言うと、「2%まではいい」というだけで、2%に行かないで雇用が達成できれば、それでいいのです。逆に言うと、2%に行かないということは、財政規律にも触れないように国債が出ても、日本銀行が買えるということを示しているのです。渋る理由はまったくありません。
◇金融緩和に遅れれば円高になり景気は腰折れする
飯田)アメリカやヨーロッパがコロナ対策でどんどん金融緩和をして、財政出動しようとしています。一方で日本は足踏みをしている。この間、一気に円高に振れた時期がありましたよね。
高橋)円高になりますよ。欧米がコロナ対策をしたら、ほとんど中央銀行が引き受けます。金融緩和になるとドルとユーロが大きくなり、円が大きくならなければ、相対的に円が少なくなって、希少価値が出て円高になります。円高に振れる要素は高いですよ。円高に振れると景気が瞬く間に腰折れしてしまいます。
飯田)ここのところ、日経平均は上げて来ていますけれども、9日は103円台まで円高が進んで、いまは105円台まで戻って来ました。
高橋)少し戻ることはありますが、年初に比べると円高になっています。他の国がコロナで金融緩和しているのに、日本銀行はやっていないからです。日本銀行はお金の刷り負けというレベルです。こういうときに渋ると、イールドカーブ・コントロールという政策のもとでは刷り負ける可能性が高いです。
飯田)10年債を目処として、長期国債の利回りをだいたい0に合わせて行くのが、イールドカーブ・コントロールと言われます。
高橋)刷り負ける可能性が高いです。他の国はイールドカーブ・コントロールをしていませんから、国債が出たときに中央銀行が買うのです。



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