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「悪い性質を全部持つ可能性も」…オミクロン株、感染力はデルタ株の4倍か2021/12/24読売

2022-06-09 15:10:36 | 連絡
国内で市中感染が発生した新型コロナウイルスの変異株「オミクロン株」は、国内で第5波の主流になった「デルタ株」より感染力が強いとするデータが、国内外でそろいつつある。 
京都大の西浦博教授(理論疫学)らの研究によると、オミクロン株が1人の感染者から何人にうつるかを示す「実効再生産数」は、デンマークでデルタ株の3・97倍、南アフリカ・ハウテン州で4・2倍になった。
ノルウェーの研究機関などによると、首都オスロで11月下旬に開かれたクリスマスパーティーでの集団感染では、出席者117人中111人の調査で81人がオミクロン株陽性だった。
調査した人の89%はワクチンを2回接種済みだった。
香港大のチームは人の細胞組織を使った実験で、オミクロン株の感染から24時間までの増殖速度は、デルタ株などに比べて気管支で約70倍速いという、初期段階の研究結果を発表した。
 一方、呼吸機能に障害を起こす肺での増殖速度は10分の1以下だった。
チームは「重症度は低くなるとみられる」としたが、東京農工大の水谷哲也教授(ウイルス学)は「まだ断定はできない。オミクロン株の変異部位を見る限り、他の変異株の悪い性質を全部持っている可能性もある」と、警戒を呼びかけている。
【ロンドン=池田慶太】英国では12月22日、オミクロン株の入院リスクはデルタ株より低いという研究結果が相次いで発表されたが、楽観を戒める指摘もある。
 英インペリアル・カレッジ・ロンドンの研究チームは、オミクロン株の感染者はデルタ株に比べ、1晩以上入院するリスクが40~45%低いとする初期の研究結果を発表した。
 感染拡大が続くイングランドで、PCR検査で確認されたオミクロン株5万6000件とデルタ株26万9000件の症例を調べた。1日未満の短期入院を含めても15~25%低いという。
 同大のネイル・ファーガソン教授は、「デルタ株に比べて入院リスクが低いとの証拠を示している」とする一方、「ワクチンの有効性の低下で(入院リスクの低下は)相殺されるように見える」と懸念を指摘した。
 英エディンバラ大などの研究チームはスコットランドの患者のデータベースを分析し、オミクロン株感染者が入院する可能性は、デルタ株より3分の2下がると指摘した。ただスコットランドのオミクロン株感染者の多くは20~39歳の若者で、チームは、高齢者や感染リスクの高い人の症例が少ない点も強調している。



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