ウツギ 散歩道 佐伯山緑地
「空木」の花言葉
「空木」の花言葉は、「秘密」「古風」「乙女の香り」。
いずれも「空木」の特徴からつけられた花言葉です。
「空木」の花言葉は「秘密」。
「空木」の幹を切ると、中が空洞であることから名付けられたのでしょう。
外から見ただけでは想像できないことから、何やら秘密めいた不思議な印象を抱いたのかもしれません。
「空木」には、「古風」という花言葉もつけられています。
「空木」は、『万葉集』や『枕草子』などの古典文学に度々登場する植物でした。このことから、「空木」にはどこか古風で控えめな印象をもたれたと考えられます。
「空木」には、「乙女の香り」という花言葉も。
ちょうど「空木」の花が咲く頃は、「早乙女」と呼ばれる女性たちが、田植え作業に精を出す時期でもありました。
若々しい女性と、白く可憐な「空木」の花のイメージが重なったのかもしれません。
「空木」の白い花は初夏を告げる風物詩とされ、古くから多くの詩歌に詠まれてきました。
平安時代には、清少納言が書いた随筆『枕草子』に「空木」が登場します。
ある日、ホトトギスを見に出かけた清少納言一行が、帰り道に「空木(作中では卯の花)」を見つけました。
彼女はそれを車に飾り、帰京したという話が記されています。
その他にも、日本最古の和歌集『万葉集』には、
「五月山 卯の花月夜 ほととぎす 聞けども飽かず また鳴かぬかも」
と詠われています。
当時は、「空木」よりも「卯の花」と呼ばれるのが一般的であったようです。
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