世界標準技術開発フォローアップ市場展開

ガラパゴス化から飛躍:小電力無線IEEE802規格開発会議・・・への寄与活動拡充

弧状列島,世界化,5G移行,Long Term Evolution(LTE)とNR(New Radio)の併存、連携

2020-02-11 20:08:57 | 連絡
<2019年9月千葉県に襲来した台風災害時等においては、ノンスタンドアローン5Gは、
被災した4Gコアネットワークの代替ネットワークとなり、ライフラインーICTー機能を保持できるか>
<NR基地局やLTE基地局設備電源は建設投資削減のため、旧来の地域独占電力配電会社依存=不安定他社電源供給方式=に留まるか>
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初出:2018年07月18日著者:土肥正弘,ドキュメント工房https://www.keyman.or.jp/kn/articles/1807/18/news139.html
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2020年に商用展開が有望視されているのは、4Gコアネットワークの配下にNew Radio(NR)基地局を位置付けるシナリオだ。
NR基地局は単独ではなLong Term Evolution(LTE)基地局と連携して稼働するため「ノンスタンドアローン5G」と呼ばれる。既に広いエリアをカバーして安定したサービスを提供している4Gコアネットワークを利用しながら、高速、大容量通信や多端末接続のニーズの高いエリアにNR基地局を立てて、NRならではの優れた特長を生かす構成である(図1:省略:のシナリオ0からシナリオ1への展開)。
言い換えれば、LTE基地局のカバーエリア内で、ニーズがあるところだけ局所的にNRをアドオンする方法だ。 
こうして新規設計や試験などへの投資を抑えながら、安定した品質で「5G」導入がスタートすれば、NRを利用したIoTサービスなどが活発化し、「5G」の技術的トピックの1つである「Massive MIMO」などの技術導入も加速すると考えられる。 

●台風15号の影響 千葉県で固定と携帯回線の不通広がる
2019/9/11 13:00
9月8~9日に首都圏を襲った台風15号の影響が、通信分野では台風が去った後の10日にかけて拡大している。NTT東日本は千葉県内を中心に、10日になって非常用電源の枯渇により複数の電話局が停電し、通信が途絶するケースが相次いでいると明らかにした。NTTドコモとKDDI(au)、ソフトバンクの携帯大手3社は非常用電源で運用している基地局が多数あり、燃料やバッテリーを補給しながら綱渡りの運用を続けている。
携帯大手3社は千葉県内を中心に多くの基地局で商用電源が届いておらず、10日夜時点で基地局の停波により圏外となっている地域がある。稼働中の基地局についても「電源車や発電機、移動基地局車などを現地に派遣して全力で作業している。10日昼時点で停波エリアは減少傾向にあるが、今後の復旧は東京電力の電源復旧次第であり、すぐに収束するか長期化するかは見通せない状況」(ソフトバンク広報)としている。






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