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弧状列島,自助,「金髪ピアス」から転身、34歳副住職の挑戦運慶仏「暗闇参り」ネットで募る「プチ檀徒」構想も

2020-03-01 20:29:07 | 連絡
<横須賀市寺院ビジネスは、隣接する鎌倉市の鎌倉五山(注1)ビジネスと共存可能か>
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全国各地で「寺院消滅」の危機が叫ばれる中、横須賀市芦名の浄土宗・浄楽寺(土川妙真住職)が寺宝の「運慶仏」を守り、仏教文化を未来に伝えようと家族一丸の挑戦を続けている。リーダー役は「金髪にピアス」の飲食店経営者から転身した副住職の土川憲弥(けんみ)さん(34)。ほのかな明かり中で運慶仏と対面する「暗闇参り」など斬新なアイデアを打ち出し、参詣者らをうならせている。
副住職となって地方寺院が直面する厳しい現実を知った。
「いまのお寺は、いわば土着依存の会員制ビジネスモデル。檀家(だんか)が減ればたちまち立ち行かなくなる。お墓を作らなければ会員になれないから、ハードルも高い」。
現状を打ち破る方策として、まず、着手したのは収蔵庫に眠る運慶仏をより多くの人に見てもらうことだった。「横須賀に運慶の真作が5体もあることは大半の人が知らない。これを知ってもらおう」 
現在、温めているのは地域や国を超えて、檀家に準じたサービスが受けられる
「プチ檀徒(だんと)」構想だ。ネットを活用して募り、運慶仏を守る活動に参加してもらい、説教などお寺のサービスを提供する仕組みだ。
「かつて、仏教は最新の科学であり、文化だった。最新の技術も取り入れ、20年、30年先を見据えたお勤めをしたい」。
憲弥さんはそう考えている。
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 浄楽寺では1〜3日、運慶仏の特別開帳を開催。拝観料は通常の半額の200円。「暗闇参り」は事前予約制で、特別開帳期間はお休み。詳しくは同寺ホームページまたは046・856・8622。
(注1)鎌倉五山
      鎌倉五山-建長寺・円覚寺・寿福寺・浄智寺・浄妙寺



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