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コロナで窮地、菊農家が打ち出す「従来イメージ打破」 菊の花言葉生かす第二創業起業が必須か

2021-03-07 17:22:06 | 連絡
★第一創業「葬儀や仏花のイメージ」廃業し、菊の花言葉は「高貴」「真の愛」「清浄」を生かすユースケースの開発と第二創業の起業加速が必須か>
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2021/03/07 14:30 (原知恵子) 
新型コロナウイルスの影響でイベントや歓送迎会の中止が続き、花き業界が打撃を受けている。なかでも菊を取り巻く情勢は特に厳しいという。菊類の産出額が全国トップの愛知県では、生産者らが「新しいイメージ」を懸命に訴えている。 
■「イメージ打破」の新提案
 菊は皇室の紋章やパスポートの表紙にも使われるなど、国民にとって桜と並んで身近な花だ。ただ、葬儀や仏花のイメージが強く、家庭用やプレゼント用には敬遠されがちだ。生産者の黒野浩資さんは「たった1輪でもいい。花瓶がなければコーヒーカップでもいい。ぜひ家で飾って、菊の魅力を知って欲しい」と話す。
 満開の菊は、1輪でも存在感が抜群。真っ白な輪菊を緑の葉などと合わせれば、さわやかで存在感のあるアレンジに仕上がる。さらに菊は花もちが良く今の時期なら1カ月ほど楽しめ、枯れても花びらや花粉が散らかりにくい。
 菊の花言葉は「高貴」「真の愛」「清浄」――。黒野さんは「日常にうるおいを与えられる花だと思う。
 イメージを変えるのは簡単ではないが、需要拡大でこの過渡期を乗り越えたい」と話す。同じ県内のJA愛知みなみ(田原市)も結婚式での使用を提案するなど、伝統にとらわれない楽しみ方を提案している。


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