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日本のフィリップス曲線 インフレ率高い 失業率低い アベノミクスの実現性フィリップス曲線にみる日本経済の動向について 2014年01月22日金融市場NOWニッセイアセットマネジメント

2022-10-23 16:46:46 | 連絡
フィリップス曲線とは、1958年に英国の経済学者、アルバン・ウィリアム・フィリップスが論文で発表した考え方で、「インフレ率が高い時期は失業率が下がり、インフレ率が低い時期は失業率が上がる」という、インフレ率と失業率がトレード・オフの関係になるという仮説です。
アベノミクスは、このフィリップス曲線の考え方に基づいた政策とも思われます。
安倍政権と日本銀行は、インフレ目標を2%とし、デフレ脱却を目指すとしています。
フィリップス曲線の観点からは、「インフレ率を高くすることによって、失業率を低下させる」という政策であると考えられます。
グラフ1
<下記URL
参照
2012年 消費者物価上昇率0%、失業率4~5% 

において、アベノミクスの政策はグラフを右下にシフトさせる政策と考えられます(グラフ1)。

〇日本の3つの経済成長の局面
日本経済を長期的にみてみると、3つの局面に大別できると思われます
(グラフ2、3)
<下記URL
参照
1971~1980年:高度成長、インフレ、失業率低位安定期
→株式市場・・・上昇相場/長期金利・・・高水準、横ばい
1981~1990年:中成長、ディス・インフレ、失業率低位安定期
→株式市場・・・上昇、行き過ぎ、急落/長期金利・・・低下
1991~2012年:低成長、デフレ、失業率上昇期
→株式市場・・・低水準、もみあい/長期金利・・・低水準、安定

・・・
・福田康夫内閣(ふくだやすおないかく)は、福田康夫が第91代内閣総理大臣に任命され、
2007年(平成19年)9月26日から2008年(平成20年)8月2日まで続いた日本の内閣。
自由民主党と公明党との連立内閣である。
・鳩山由紀夫内閣(はとやまゆきおないかく)は、衆議院議員、民主党代表の鳩山由紀夫が第93代内閣総理大臣に任命され、
2009年(平成21年)9月16日から2010年(平成22年)6月8日まで続いた日本の内閣。
・菅直人内閣(かんなおとないかく)は、副総理兼財務大臣、衆議院議員及び民主党代表の菅直人が第94代内閣総理大臣に任命され、
2010年(平成22年)6月8日から2011年(平成23年)9月17日まで続いた日本の内閣。 
・・・

〇アベノミクスの実現性
さて、日本銀行による量的金融緩和、インフレ・ターゲット2%等がうまくいけば、デフレ脱却となり、雇用環境は改善し失業率は低下する(グラフ1では右下にシフト)と考えられます。
そうなると、日経平均株価も低水準から相当程度上昇し、長期金利も時間をおいて緩やかに上昇すると考えられます
但し、日本は長期のデフレ期を経験してきました。
その後だけに、量的緩和政策の効果の持続性は不透明であると思われます。
今後のフィリップス曲線の動向を注意深くみていきたいところです



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