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経鼻内視鏡下垂体部腫瘍摘出術 さいたま赤十字病院 脳神経外科

2022-10-07 13:50:31 | 連絡
ニッポン放送
上柳昌彦 
 
あさぼらけ
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寒い朝… | 上柳昌彦 あさぼらけ | ニッポン放送 ラジオAM1242+FM93
 来週12日から入院して手術を受ける上ちゃん。
連日、沢山の激励のメールありがとうございます!!
徐々に入院に向けての準備もされているそうです。
https://www.1242.com/asaborake/asaborake_blog/20221007-283982/

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〇経鼻内視鏡下手術について
本手術方法は、頭や口の傷が目立たず、患者さんの身体に負担がかからないように、鼻の中から内視鏡と手術用の道具を入れて、脳の奥深くにある病変に対する手術方法です。
神経内視鏡を使用して、腫瘍や周囲の正常構造物を拡大しながら手術を行いますので、安全で確実な手術を行うことができます。
腫瘍の大きさが比較的小さい場合には、片側の鼻の穴から内視鏡と手術道具を用いて手術を行います。
その為、鼻の切開が必要最小限で済みますし、頭に傷がつくこともありませんので、傷の治りが早く、患者さんの負担がより軽くて済むと考えられます。
また、腫瘍が大きな場合や病変が上下左右に少し拡大している場合には、両方の鼻の穴から内視鏡や手術用の道具を入れて治療を行います。
この場合には、より視野が広くなりますので、頭を開けたりする方法では治療が難しい病変に対しても安全な手術を行うことが可能となります。
〇経鼻内視鏡下手術の適応について
下垂体およびその周囲に発生する腫瘍を対象とします。
下垂体腺腫、ラトケ嚢胞、頭蓋咽頭腫、脊索腫、髄膜腫の一部などの患者さんに対してはほぼ全例で経鼻内視鏡下手術を行い、良い結果が得られています。また、頭部外傷後の髄液漏がなかなか、治りにくい場合にも、本手術で対応し、早期の社会復帰を目指すことができます。 
〇治療後の経過について
手術の直後から会話が可能ですし、落ち着いていれば翌日から食事も可能、通常約2〜3週間前後の入院期間での治療となります。
特に症状がなければ、リハビリテーションは必要ありません。 
〇経鼻内視鏡下手術の長所と短所
神経内視鏡を使用し、鼻の中の大きな空間を利用して、脳へのダメージを来すことなく、通常の開頭手術では到達が困難な病変を治療することが可能で、患者さんへのご負担が軽くなります。
また、頭や口を傷つけることがありませんので、手術をしたかどうか、周りの人に気づかれることもありません。
ただし、通常の開頭手術と違い、二次元の情報を元にして、手術を行っていますので、手術操作に経験を要します。
また、頭蓋底に大きな穴が開くことがあり、再建手術が困難なことがあります。
その為、我々は、必要に応じて、手術用のナビゲーションを使用しながら、腫瘍の位置を確認したり、より経験のある神経内視鏡専門医の協力を得ながら、より安全で確実な方法により、患者さんの治療にあたっています。



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