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Thomas Brewster Forbes Staff
I cover security and privacy for Forbes. I’ve been breaking news and writing features on these topics for major publications since 2010. As a freelancer, I worked for The Guardian, Vice Motherboard, Wired and BBC.com, amongst many others. I was named BT Security Journalist of the year in 2012 and 2013 for a range of exclusive articles, and in 2014 was handed Best News Story for a feature on US government harassment of security professionals. I like to hear from hackers who are breaking things for either fun or profit and researchers who've uncovered nasty things on the web. You can email me at TBrewster@forbes.com, or tbthomasbrewster@gmail.com. If you are worried about prying eyes, here's my PGP fingerprint for the Gmail address: 19A0 3F37 B3B7 4C1E C1D1 9AA4 5E37 654C 1660 B817
Forbes のセキュリティとプライバシーを担当しています。
私は 2010 年以来、主要な出版物でこれらのトピックに関する最新ニュースや記事を書いています。
フリーランサーとして、The Guardian、Vice Motherboard、Wired、BBC.com などで働いていました。
2012 年と 2013 年には、さまざまな独占記事で BT セキュリティ ジャーナリスト オブ ザ イヤーに選ばれ、2014 年には、セキュリティ プロフェッショナルに対する米国政府の嫌がらせに関する特集記事で、ベスト ニュース ストーリーに選ばれました。
趣味や利益のために物事を壊しているハッカーや、ウェブ上で厄介なことを発見した研究者の話を聞くのが好きです。
TBrewster@forbes.com または tbthomasbrewster@gmail.com にメールしてください。
のぞき見が心配な場合は、Gmail アドレスの PGP フィンガープリントを次に示します: 19A0 3F37 B3B7 4C1E C1D1 9AA4 5E37 654C 1660 B817
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翻訳=溝口慈子
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ロシアがウクライナに侵攻して1年が過ぎ、Meta(メタ)はロシアの国営メディアなどによる偽情報拡散の試みを防ぐことに繰り返し成功し、同社が運営するFacebook(フェイスブック)やInstagram(インスタグラム)ではロシアの影響力が徐々に弱まっているとの見方を示している。
メタは23日に発表した報告書
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Meta’s Adversarial Threat Report, Fourth Quarter 2022
February 23, 2023
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で、タスやスプートニクといったロシア国営の通信社のフェイスブックやインスタグラムでの活動が過去1年間で激減し、コンテンツ量が少なくなったと説明。
ロシアのウラジーミル・プーチン大統領の盟友で、悪名高い「ボット工場」企業のインターネット・リサーチ・エージェンシー創業者であるエフゲニー・プリゴジンについても、メタが会社のかなりの数の偽アカウントを追跡して削除したという。
メタのセキュリティ政策責任者ナサニエル・グライシャーは「われわれは世界のどの脅威アクターよりもロシアによる影響力工作を見つけ出して暴いてきた。
その結果、ロシアは活動の一部を当社のプラットフォーム外へ移した」と述べている。
1年前の侵攻開始から数日後、メタはロシアの国営メディアのコンテンツがユーザーのニュースフィードに表示されないようにした他、ロシアの情報戦の一部とみられるアカウントが同社のSNSで広告を出したり、利益を得たりできないようにする措置を取った。
結果、ロシアのメディアは現在、Telegram(テレグラム)やTikTok(ティックトック)といった他のプラットフォームに目を向けているとグライシャーは指摘する。
フォロワーに対し、他のプラットフォームでの公式アカウントをフォローするように公然と促しているメディアもあるという。
英国の元副首相でメタの国際問題担当社長のニック・クレッグによると、偽情報を秘密裏に拡散しようとするロシアの試みは、一部が阻止されてはいるものの、急増しているという。
「こうした活動は(強盗が陳列窓を壊して商品を盗む)ショーウインドウ破りに似ており、サイトを自らのコンテンツで埋め尽くそうとして、当社のプラットフォーム含めさまざまなソーシャルメディア上でおびただしい数の偽アカウントを使用しいる」とクレッグは説明。
「こうした活動は(強盗が陳列窓を壊して商品を盗む)ショーウインドウ破りに似ており、サイトを自らのコンテンツで埋め尽くそうとして、当社のプラットフォーム含めさまざまなソーシャルメディア上でおびただしい数の偽アカウントを使用しいる」とクレッグは説明。
「この秘密裏の活動は攻撃的かつ執拗で、報道機関を装った何百もの新しいドメインを開設するなど、明らかにインターネット上の弱点を探っている」とも指摘した。
グライシャーは、偽のコンテンツでソーシャルメディアを無力にしようとする試みは「ロシアの洗練された秘密影響力工作というよりも、スパムに近い」としている。「
その膨大な量と質の低さから、実行者の用意が不十分で、可能なあらゆる方法に訴え性急に影響を与えようとしたことがうかがえる」
オンライン上の偽情報を追跡しているソーシャルメディア分析企業Graphika(グラフィカ)が発表した報告書
オンライン上の偽情報を追跡しているソーシャルメディア分析企業Graphika(グラフィカ)が発表した報告書
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もメタと同様の結論に達しており、ロシアが自国民のフェイスブックとインスタグラムの使用を制限したことも影響したと指摘している。
グラフィカによると、昨年8月下旬には1日当たりの投稿量は前年同日比43%減、エンゲージメントは同80%減となった。
その後、使用状況はほとんど増減していない。
グラフィカは「この分析結果は、ソーシャルメディアプラットフォームが、あからさまな影響力工作を行う者のリーチを制限する上で大きな影響を与えることができることを強く示している」と説明。
一方で、検閲の可能性について懸念を示し、「同じ制限が他のアカウントにも適用される可能性があり、このような強力なツールをいつ、どのように使用するのかについて重要な問題を提起している」と指摘した。
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