戦争による国別犠牲者数
注:戦争の犠牲者数については、調査主体や調査時期によって数字が異なります。本資料に掲げた数字は、『日 本の侵略と膨張』(吉岡吉典・新日本出版社)や、『一九九五年八月十五日に』(朝日新聞社)、インターネッ ト情報などをベースに、各種調査の中でより大きな数字を参考情報として記載したものです。
◇朝鮮戦争:1950 年 6 月~1953 年 7 月(注1):犠牲者
(注1)昭和26年(1951)9月7日、米国のサンフランシスコで開かれた講和会議において、吉田茂首席全権は平和条約の受諾を宣言しました。翌日、日本は、48ヶ国と平和条約を結び、条約は昭和27年4月28日に発効しました。これによりGHQ(連合国軍最高司令官総司令部による占領が終了することなり、日本は、ポツダム宣言の受諾から約7年ぶりに主権を回復しました。平和条約の調印が行われたのと同日、日米安全保障条約が結ばれました。
昭和31年(1956)10月の日ソ国交正常化を経て、同年12月12日の安全保障理事会で日本の国連加盟が承認され、同月18日の総会は全会一致で加盟を承認。
韓国 :総数 約 240 万人、軍 98 万 7000 人、民間 143 万人
韓国 :総数 約 240 万人、軍 98 万 7000 人、民間 143 万人
国連軍 :約 15 万人、内14万人が米軍
【参戦国一覧】 *国連軍[22 カ国]
アメリカ合衆国:兵力 25 万 3300 人、
イギリス:兵力 1 万 5700 人、
フランス共和国:兵力 7400 人、
カナダ:兵力 5400 人、
大韓民国:兵力 98 万人、
オランダ王国:兵力 7200 人、
ベルギー王国:兵力 5600 人、
ルクセンブルク大公国:兵力 400 人、
ギリシャ共和国:兵力 1000 人、
オーストラリア:兵力 900 人、
ニュージーランド:兵力 800 人、
トルコ共和国:兵力 4600 人、
タイ王国:兵力 1100 人、
フィリピン共和国:兵力 1100 人、
コロンビア共和国:兵力 1100 人、
南アフリカ共和国:兵力 800 人、
エチオピア:兵力 1200 人、その他
朝鮮総数約 292 万人、軍92 万 6000 人、民間200 万人
中国:総数約 90 万人、軍18 万 3000 人、民間72 万人
*朝鮮民主主義人民共和国:兵力 135 万人、 中華人民共和国[抗美援朝義勇軍]兵力 100 万人前後、 ソビエト連邦(実戦参加は無いが、金日成に武器を援助している。また、ソ連軍パイロッ トが戦っていたという情報もある。)
◇大規模な人口移動 朝鮮戦争の悲惨さとして指摘される点は、膨大な規模の離散家族の発生である。南北に引 き離された離散家族の数を正確に集計することは不可能に近い。しかし、韓国の社会学者 たちの推計によると、
南朝鮮から北朝鮮に移住または拉致された人数は約30万人、北朝 鮮から南に脱出してきた人数は45万人から72万人の間と推計される。これを合計する と75万人から100万人前後の人口が移動したことになる。
一般的には、北から南に移住した避難民は約300万人、離散家族の数は約1,000万人 にのぼるといわれる。これは、朝鮮戦争によって、大がかりな人口移動が発生したことを 意味している。
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