早口言葉に「赤巻紙・青巻紙・黄巻紙」というのがあるがシギにも同じような名前がある。アカアシシギ・アオアシシギ・キアシシギだ。さらにコアオアシシギ・カラフトアオアシシギ・オオキアシシギ・コキアシシギ・メリケンキアシシギというシギもいて皆似ているため識別に苦労する。とは言えオオキアシシギ・コキアシシギ・カラフトアオアシシギについては日本ではごく稀な旅鳥なのでここでいつ紹介できるか楽しみではある。
ツルシギは足と嘴が赤くて長いためツルを連想するのでこの名がついたようだ。アカアシシギとよく似ているがツルシギのほうが足も嘴も長い。天気が良かったせいで水面に写ったコントラストが面白い。
背中のV字白線を見てヨーロッパトウネンと思ったのだがよく見ると足が黒ではなく黄緑色をしていた。ヒバリシギだ。トウネンと同じくシギ類の中では一番小さい部類に入る。どことなくヒバリに似ていて可愛らしい鳥だ。