トウネンが気持ちよさそうに水浴びをしていた。
名前の分からないシギが1羽背を向けてトウネンと一緒にいた。
ようやく横向きになったときにはツルシギが前に邪魔していた。ウズラシギに似ているようなのだが自信がない。
ツルシギがいなくなったら再び背を向けてしまった。取り敢えず写真に修めて後で調べようと撮影していたら、ハヤブサがやってきたのか逃げ去ってしまった。写真を基に調べたら、胸の縦斑は白い腹と明瞭に区切られている点、肩羽の羽縁が白く目立っている点、また背に白線があることからアメリカウズラシギと判明した。図鑑にはまれな旅鳥とあった。春と秋の渡りの途中に立ち寄るだけの短い期間、見れただけ嬉しい。今度何時みれるだろうか。
タカブシギの和名は「鷹斑鷸」と書く。この鷹斑(たかふ)は猛禽類の羽の模様をいうが、タカブシギにもおなじような模様があることからこの名がついたようだ。
上はオグロシぎ
コアオアシシギの特徴は長い足と針のような長い嘴である。大きさはハト大のアオアシシギの全長(嘴のから尾までの長さ)30~34cmに対して22~25cmと、両方並ぶと親子ほどの違いだ。このコアオアシシギ数が少ないので見る機会もそんなに多くない。ところがこの日は午前中に2羽見て、午後別な所で1羽見るという幸運な日だった。
右はタカブシギ