こんにちは、10年ほど前から名古屋の地下鉄の運転間隔の開き方に驚いており、これを有効活用する方法がないかと考えておりました。
ほかの路線では10分間隔という地下鉄としては異常な本数の少なさが出来るのに東山線でそれが出来ないのは容易に想像がつきます。
しかし、西部区間はそれをしても問題ないと思いますが、名古屋駅で折り返す事もできない事もないものの、名古屋市営地下鉄は全線通し運転が原則なため、本数はそのままに停車駅を減らせば済むのではないかと考え、このような案を考えてみました。
平日昼間と休日は名古屋より東を通過させないことから、「準急」とします。
これを機に昼間と休日を5分間隔で統一させ、半分を準急にした上で、藤が丘方面は高畑を各駅停車の1~2分前に出発させ、名古屋で5分毎に揃えさせます。
準急通過駅は25km/hと言ったノロノロ通過ではなく、最高速度での通過をするべきです。
東山線は全駅でホーム柵を設置しました。これを機にこのくらいのことは出来ると考えております。
通過駅は乗車人数が5千人を割り込んだ駅に絞るといいと思います。東山線では中村日赤と亀島の2駅のみです。
この2駅を通過させることでどのくらいの時短効果が得られるかはわかりませんが、八田-名古屋間の所要時間は近鉄と大差なくなると考えております。
名古屋-高畑間を最速で到達させたいなら岩塚と八田も通過させると効果的です。
これで東山線にも10分間隔の駅が4つ出来上がります。
ただし、八田も通過させると、八田駅が「総合駅の恥の上塗り」状態に陥り、「3社局とも優等列車がひとつも止まらない」、「優等列車が通る駅で日本一最低な総合駅」と言われかねないでしょう。
この準急案はラッシュ時には不向きです。
追記 この記事から数年後、JRが八田駅に区間快速を消去法的ではあるものの、停車させるようになりました。
これによって八田駅は「超小粒の総合駅」には変わりはないものの、「日本一最低な総合駅」の汚名は返上されました。