ラルフの日記

お星様になったゴールデンのラルフと昨年お空にいってしまったピレのルーク☆
そして現在、3代目のピレ、エルモの毎日です☆

宣告

2006年05月02日 20時27分09秒 | 日記
ゴールデンウィーク中、唯一のお休みの今日は急遽決まったターミ家とルルままさん&ルルちゃん、そしてべっちさん&べっちゃん、ラルフ家でランチをご一緒しましょう~ということだったのですが朝からあやしい雲行きお昼前にはラルフ地方もバケツをひっくり返したような大雨と雷で、ワンコたちもびしょびしょになってしまってもかわいそうだし、やっぱりお天気の良い日に延期しましょうということになったのでした
うーん、残念
でも楽しみがまた一つ増えたということで、今日はがまん、がまん


話は変わりますが、私の実家には今3匹のネコたちがいます。
12~3年前、妹が最初にペットショップで買ってきた子がこのレオちゃん
        
当時あまり毛並みが良くなく、まだ生後2ヶ月で一番愛くるしい頃なのにすごく安い価格で出されていたらしく、若かった妹でも手が届いたのも然り、くりくりのお目目と愛くるしい仕草にやられて妹は衝動的に買ってきてしまったのです
その時、ペットショップでは男の子として出されていたのですがその2ヵ月後、生後4ヶ月すぎに実は女の子だったことが判明
男の子なら1匹だけのつもりだったのに女の子1匹では寂しくてかわいそう、と横浜の某百貨店で今度は玉のように輝く毛並みを持った生後1ヵ月半の正真正銘の男の子を買ってきました。 
それがこのセナ。

そして必然的にこの子達はカップルとなりこの1年後に7匹の子猫が産まれました
出産のときのレオは、家の中だけで育てられたせいで野生の本能が薄かったのか、子猫たちが産まれてきてもへその緒を噛み切ることをせず、最後の方の子猫たちがなかなか産道から出てこられないという難産で、私が最後の2匹を取り上げました。でも最後の子は弱弱しく、ミルクを飲む力も他の子に比べると弱かったので、結局生後数時間で息を引き取ってしまいました
そして私が取り上げた子のうちの一匹がこの子
気持ちよく寝ているところを私に起こされて少々不機嫌な小鉄です。

実は先週、仕事中に母から「セナのお腹がぱんぱんになってるから獣医に連れていきたいんだけど。」と連絡があり、(母は車の運転ができないのです)妹に連絡を取ろうとしたら先日した親子喧嘩をまだ引きずっていて電話にでてくれないという。(まったくもう・・・
でもお腹がぱんぱんになっているって、何かの原因で腹水がたまっているとしたら・・・そういえば昨日私が実家に戻った時はバスケットの中で丸くなって出てこなかったから気付かなかった・・・。
いつも、私が行くと喜んでまとわり着いてくるのにバスケットから顔を出してゴロゴロと喉を鳴らしているだけだった。

そんなわけで妹に連絡をとってことの内容を話すと、あわてて獣医に連れていったのです。
結果は「伝染性腹膜炎の疑い」これは外からの伝染ではなく、産まれた時に親からもらったキャリアなんだそうです。
それが今までずっと発病せず、今になって出てきたということでした。
そして追い討ちをかけるように先生から言われた言葉「余命一ヶ月。」
腹水は抜けば体が軽くなるので多少は楽になるもののかなりの痛みを伴い、その処置をしてもしなくても余命は変わらないということなので、小さな体に太い注射針を刺して痛い思いをさせるのならばこのまま、セナが一番安らかに余命を過ごせるようにその都度対処していこうということになったのです。
この子達は私が結婚して私と入れ違いに来たので、いつも一緒に居たわけではないけれど、実家に帰ればいつも隣りにいてくれる大切な愛しい家族です。
そしていつかラルフやルークもこういった決断をしなければいけないときが来るかもしれない・・・。
でも私や妹ができることはセナに苦しみを与えないこと、それしか今は思いつかないのです。
セナは父に一番なついていて父が帰ってくると隣に座って晩酌の話し相手になり、酒の肴の他に父はお腹の弱いセナ用に白身魚などを小さく切って用意していました。
そして昼寝の時も父の隣りで寝ています。
今日も実家に様子を見に行くと、キャットフードはほとんど口をつけなくなってしまったけど、シラスを与えたら喜んで食べたと父が言っていました。
表には出さないけれど、父もショックだろうな・・・

      
       この頃様子が違うセナにレオも心配そうです。

神様、お願いです。
セナに残された時間が一日でも一時間でも長くなりますように。
そして痛みや苦痛が伴いませんように


こんなお願いをする他に、いったい何ができるだろう?
その時にならないとわからないことが多すぎて、いつも後悔だけが残ってしまうのです・・・・・