ラルフの日記

お星様になったゴールデンのラルフと昨年お空にいってしまったピレのルーク☆
そして現在、3代目のピレ、エルモの毎日です☆

抗がん剤投与 4回目

2013年02月07日 11時49分18秒 | ラルフ
2月4日

予定の通院日よりも数日早かったのだけれど、前回投与から腫瘍は現状維持どころか大きくなり
鼻血も頻繁に出すようになってしまったので次の手段の相談も兼ねて病院へ行きました。

以前言われた飲み薬は効果も確実ではなくコストパフォーマンスもよくない(ラルフの体重で1ヶ月約30万!)
先生曰く、今の抗がん剤を週に1~2回、結局100回以上投与して2年以上持った子もいます・・・って15歳だし
2年って先が見えないけれど、こうなると選択肢が限られてくるわけで。
いろいろと細かく突っ込んで質問をして、さまざまなパターンを想定して、もしもの時の対処方とか
先生と相談して、
結局、ビンブラスチン+プレドニゾロンでビンブラスチンを週1回投与で話は落ち着きました。
あとは先生の注射の腕を信じるばかり・・・

それから食事について。
先生から聞いた話をもとにネットで調べたり本を読んでみたりしたのですが、

ガン細胞は糖質を代謝する過程で乳酸(運動したあと筋肉痛の元になる物質)を作り出します。
そのために 非常に疲労感を感じるようになります。
作り出された乳酸は 肝臓と腎臓で糖質以外の物質から糖が作られる 糖新生によって
肝細胞内でグルコースになり、エネルギー源として利用されるのですが
この乳酸からグルコースが生産される時にさらなるエネルギー消費があり、
糖質代謝が変化することでガン細胞が獲得するエネルギーはどんどん増え、
そのためガンを抱えた動物はエネルギーを失ってしまうのです。
・・・そういえば、母がガンになった時に読んだ本の中にも同じようなことが書かれていたような・・・よく覚えてないけど 
またインシュリンの働きが鈍くなり、貯蓄された脂肪はどんどん消費されてしまい
体重の減少に繋がるので食事から脂肪の摂取量を増やします。

人間も脂肪の摂取量が減ると血中コレステロール値が低下しますよね。
でもコレステロール値の低下はガンによる死亡リスクを増してしまうそうです。(すでにガンに罹っている場合)

パピーや痩せすぎの子以外は控えるように思われている脂肪ですが、ガンを抱えている場合には充分にコレステロールで
性ホルモンや副腎皮質ホルモンの合成と免疫力の低下を起こさないために必要。

・・・と要はガンのエサとなる炭水化物と高タンパクな食事をやめて脂肪の多い食事にする、ということなのですが
となると今まで与えていた生食の馬肉も高タンパク低カロリーなので控えたほうがいいということなので
鶏のもも肉などに変えて、あとは腫瘍を抱えた子用療法食、ヒルズのn/dも頼んでみました。


ラルフも肥満細胞腫とわかってからは炭水化物はほとんど与えていなかったのですが
高タンパクもあまりよくない、脂肪をたくさん摂る、というのはこの時に先生に言われなければ
わからなかったし詳しく調べなかったし・・・はやく言ってよー。
この10日でラルフの体重2キロ減

でも馬肉はやっぱりパワーが出るし、ラルフも大好きなのでたまにはいいよね

そんなわけで、今月の月誕生日には体力維持しつつ、体重を元に(27キロ)もどせればいいなぁ・・・と思っています。



ラ「うまうまはいくらでも食べますよ」