晴耕雨読。とはいえ、耕す畑はなく、読むべき書物は山ほどあれど、活字がますます小さく見えて、老眼にため息が出る年齢です。
気象観測の世界では、人手不足で、目視によっていた「快晴」「薄曇り」といった判断がなくなり、快晴は「晴れ」、薄曇りは「曇り」と表現されるようになったとか。桜以外の開花観測や鳥の初鳴きなどの観測も、多くが取りやめになったと聞きます。
災害が多発する昨今、気象庁は防災予報に注力していくようで、現実を直視すれば、風情がなくなった、などと悠長なことは言ってられませんね。
風情は、他人に頼らず、自分で見つけて楽しむことにしましょう。
私の実家には玄関に鎖樋(くさりとい)があるのですが、雨の日は、和の風情が感じられ、室内から眺めているだけで心が安らぎ、見飽きることがありません。先人の知恵に感心するばかりです。
(写真上)© 鎖樋(上部)
(写真上)© 鎖樋(中間部)
(写真上)© 鎖樋(拡大)
(写真上)© 鎖樋(下部拡大)
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