暗黒の時代を思い返す 後編

前の日の続き　そうそう旦那の車が置きっぱなし

だったので（自分で救急車呼んだから）取りに行きましたよ。

うつ病の原因は仕事が80％　親が20％だと医師から聞きました。

そこに私が入ってなくてﾎｯとしたのを覚えてます。

親は父親が肺がんの末期で入院してましたので姑から

毎日見舞いに来いとか長男なんだからと　かなりﾌﾟﾚｯｼｬｰをかけてたし

 

仕事は新にパソコンを導入して　手書きだったものを

打ち込むだけになったんですけど　PCが出来ない旦那には

すごく苦手で　解らないから　教えてくださいとも言えず

何度も聞きたくないなら　私みたいに　メモして清書するれば

いいのに　男のプライドが許さなかった？部署が変わったばかりで

回りに聞きにくかった　んで　どんどん追い詰められ　

出来ない俺が悪い　全部悪いんだぁ～になり　

うつ病発症になりました。　今はワードやエクセルも出来る旦那

私は出来ない～どうしてもと言う時は　ひな形借りて自分流に直す

 

原因は解った、さて会社を辞めたいと旦那は言いましたが

医師が絶対にダメですと断固拒否　病気が治ったら考えましょうと

それから毎日1階下に入院してる父親のお見舞いに行かせました。

もちろん　だいぶまともになってからね

会社の方も　元の部署に戻してくれて　治ったら出てくるようにと

解雇にならず　待っててくれました。

徐々に良くなっていく旦那　職場復帰用に　作業療法があり

少しづつ自信も取り戻り　減薬しながら　3ヶ月後無事退院

だからって　すっごく元気　明日からバリバリ働けるようには

全然なってませんでした1日中布団に入り　食事以外出てこない

眠り姫ならぬ　眠りおやじ状態　ここで強く言ってはいけない

言葉を選び　腫れものに触るように　優しくして

今度は私の心が疲弊して行きました。

だって旦那に気を使いすぎ　私のストレスが半端ないんだもん

もちろん仕事は1日も休まず行ってましたしね。

 

旦那の通院にも付き添ってたし　医師から1日30分

会社に行き机の前に座って帰って来ましょうと

まずは　そこから始めましょうと言われ実践

出来たら次は1時間　2時間　3時間と時間を伸ばし

3ヶ月後　やっと1日仕事出来ました。

残業は無理でしたが働けました。

嬉しかったですが同時に不安もありました。

再発です・・・旦那が少しでも浮かない顔してたら

心配になり　心臓ドキドキ　悪夢も見ました。

貰いうつだったんでしょうね～

 

ガラス細工の様な旦那の　お取扱いに

大ざっぱな私は　すんごく疲れていました。

仕事帰り　まっすぐ帰りたくなくて　川原に車を止めて

川の流れを1時間くらい見ていた事も　よくありました。

旦那の主治医に　母親になってはだめです

奥様であり続けなさいと　最初意味が解りませんでしたが

何でも　いいよ　いいよではなく　時には妻として

言いたいことは伝える　甘やかさない事だと思いました。

それからは変に気を使わないで　甘やかしませんでしたし

私のストレスも　かなりなくなりました。

その後5年間は通院してましたが　あの医者ﾔﾌﾞだと言って

（転勤で医師が変わる）ある日突然

病院へ行かなくなり　薬もやめて現在にいたります。

おかげで再発してません。　たま～～に怪しくなりますが

気にしてません。12月~3月にかけて毎年危なっかしい

日照不足によると私の主治医が言ってました。

 

旦那が　しっかりしたのは次女が亡くなってからです。

娘から怪獣を託された旦那は　小さかった怪獣を

とても可愛がりました。あの数年で怪獣への愛情を

出し切ってしまったのね（笑）だから今放置なんだわ

まぁ～もう可愛いなんて言える年齢じゃないしね。

クソ生意気なガキんちょだし

 

うつ病になってしまった本人は苦しいでしょうけど

回りの家族も苦しいんです。大変なんです。

もし回りに　そういう方がいましたら

ただただ愚痴を聞いてあげてください。

ゴールが見えないので　モチベーション下げないように

生活するだけでも大変なのです。

もう2度と　あんな生活嫌です。今度は私が寝込むでしょう。

若かったから出来たと思います。絶対に旦那を治すんだと言う

強い意思と・・・病気の息子はいらないと姑に言われたのが

私の原動力になったかも・・・実際治るまで連絡無しでしたから

家族が病気になったら大変です。看病する側も大変です。

少しでも健康で生きていたいです。

 

 

 

コメント投稿はコメントの文字をクリックしてね