北の大地の かあちゃん日記

北の大地のように逞しく 反抗期の孫育ては終了15年長かった。膝に人工関節 軽い脳梗塞にもなり頑張ってます。

うつ病は心の病気ではありません!

2013年05月18日 | 日記



身近に何人も うつ病になった人がいるのに 

避けてきた話題ですが この前TVでうつ病の特集をやってたので

見たら とても解りやすい説明と予防法を言ってたので参考になるかと

うつ病は心が弱い人がなる病気ではありません。

何故なら うつ病は脳内ホルモンのバランスが崩れる病気なんです。

脳のバッテリー切れエネルギーがダウンした状態なんだそうです。


脳に影響のあるホルモンは セロトニン(幸福感を感じる)

ドーパミン(ワクワク感など) ノルアドレナリン(やる気、判断力)

この3に タンパク質 ビタミンB群 鉄 も関係あるそうです。

普段は この3つのホルモンがバランスよく脳内にありますが

何かのきっかけで ストレスを感じ 肉体ストレス(手術後とか)

最初は体調悪く内科や 脳外科 心臓など見て貰っても

異常なし でも体調は悪くなる一方・・・変だ!おかしいと

生真面目、頑固、仕事熱心、頼まれたら断れないなど

真面目で 優しい方がストレスを抱えやすいそうです。

睡眠不足は 1番の大敵 脳内ホルモンは1日のうちで

出る量は決まってる しかも寝てる時に身体を休め

脳も休めてるので ホルモンも出てて 普通は朝には充電完了

しかし うつ病になると ストレスや睡眠不足などで

ホルモンは減って行くが 寝ても質の良くない睡眠なので

ホルモンが出てくれない・・・結果 バッテリー不足で朝起きるのが辛い


これだけが 全ての症状では ありませんが

いつまでも体調が悪く病院を受診しても良くならないなら

1度心療内科を受診してみてください。

普通の内科と あまり変わりませんよ。完全予約制ですし

もし うつ病と言われても アセって早く治そうと思わないでください

心の骨折なので 時間がかかるんです

少しずつ骨折が治って来たら今度は歩けるように

リハビリしますよね?最初は回りの手を借りて

いつか1人で しっかり歩けるようになるまで・・・


うつ病の怖い所は 死にたくなってしまう事です。

自分はダメな人間だ! だからいなくなってしましたい

このままなら みんなの迷惑になるなど 悲観的になってしまう

本当は そんな事ないのに・・・


これは、本人も含め 医師と家族が一体になって 見守っていかないと

長期戦ですから 正直 疲れます。

いつまで続くの~と嫌にもなります。側にいる人間は本当に大変です。


頭で解ってても たまにヒステリーも起こします 

こちらも人間 疲れてる時に 布団から出てこない旦那を見ると

イヤミを言ったり いい加減にして~~と言った事も

悪妻でございます。 その内 自分も おかしいと気づきまして

仕事は、休まず毎日行ってました。忙しかったし

仕事してて 急に悲しくなりボロボロ泣き出したり

そわそわして落ち着かない(その頃旦那は入院中)

夜になると この先 どうなるんだろうと言う不安が 心を押しつぶしそうに

職場の近くに 心療内科があったので電話して予約しました。

う~~~ん!貰い うつ病ですねと言われた時は びっくり

私の心は鋼鉄で出来てると思ってたので以外でした。

でも心の病気じゃなくて 脳のホルモン不足と聞いて

納得しましたわ

セロトニン(幸福感を感じる)ドーパミン(ワクワク感など)が

大量に減っていた事でしょう


予防としては 4つのSだそうです。

食事、睡眠、生活のリズム、スイッチの切り替え

今日出来ない事は 明日に回そう~なんて


適当 いい加減な事も 必要だそうです。


旦那の症状は 壮絶なものでした・・・・

1回目 両親に私との結婚を責められ 大量の薬を飲みICUへ

その後 半年以上は いつも薬でフラフラ状態でした。

少しずつ回復してアルバイトも始めて 1年がたち

普通の仕事が出来るようになるまで3年 やっと 正社員へ

その時 過呼吸などありましたが 家族全員で見守り

旦那の親は いっさい何もしてません。無視です。

5年がたち 治ったと思って安心してたら 救急車から電話が

朝 元気良く会社へ行ったのに 信じられませんでした。
子供達も 私も誰も 旦那の変化に気が付かなかった

そのまま入院3ヶ月・・・舅は末期ガンで危ない状態

長女は婚約して 両家顔合わせがあるし 結婚式も

週末 病院から廃人のようになって帰ってくる旦那を見て

もうダメかもしれない・・・家庭崩壊かもと毎日泣いてました

でも私の仕事は毎日あるし 旦那の会社からは

何度も呼び出されるし・・・すんごく辛かった

何もかも捨てて、どこかへ1人で行ってしまいたかったです。

娘達がいる孫もいると思いとどまり・・・明けない日はないと

自分に言い聞かせ 病院の薬も飲みながら

大変な時期を乗り切りました・・・旦那も通院しながら

なんとか職場復帰してくれたので それから何度も並はありましたが

入院寸前まで行ったけど 通院で何とか収まり

やっと
穏やかな日々が来たと思ったら・・・・(爆弾は抱えてましたが)


娘の死です・・・まだあるの?私は おかしくなるのでは?と

思いましたね・・・実際 少々おかしかったらしいが・・・

でも残された孫を育てるために 私が しっかりしなくてはと

かなりハードな(肉体も精神面も)数年を送りました。

幸い 良い医師に巡り会えたので今はラクになったけど

怪獣まだまだ手がかかります。 旦那も心配


うつ病とつき合って来た旦那 1年以上通院してません。

もう大丈夫と言うので(医師からは、いつ薬を辞めても良いと言われてた)
一応 治ったと言う事でしょうか?16年長かったなぁ・・・

またぶり返すかもしれないので バンザ~イは出来ないけど

素直に喜んでます。 今のまま 時間が過ぎて行きますように

そうそう普通に夫婦ケンカが出来るようになった

前は こう言ったら 凹んで うつになるのでは?と言いたい事も

我慢 我慢の連続だったから・・・


それでは皆様 ヾ(* ̄▽ ̄*)Byeヾ(* ̄▽ ̄*)Bye 


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4 コメント

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ご苦労なされましたね (すゐーと)
2013-05-19 13:16:20
わたしも親しい友人と叔父をうつからくる自死で亡くしたので胸が痛いです。
貰いうつはいろいろと大変ですよね。
当時のことを思い出すと、そのつらさがよくわかります。
当事者が辛いだけでなく、看病を巡って周囲の人たちが振り回されて、もめて、落ち込んで。
言いたいことを我慢していることがわかってしまうとかえって相手のストレスになってしまうので、それを悟られないように上手に我慢するのがとても心労でした。
かあちゃんさんは旦那様だけでなくご自身の心もしっかり支えられてきたのですね。
今は状態がよくなられたようで本当によかったです。
返信する
すゐーとさんへ (かあちゃん)
2013-05-19 22:13:39
私も旦那は救えたが 娘は救えなかった後悔で

いっぱいです。自分も うつと寄り添いながらの

旦那と娘の面倒を見て・・・正直 地獄でしたね。

私も心の余裕がなかったし今更言っても

弁解にしかなりませんが 回りに理解してもらうのも

本当に大変でした。 会社にも友人でさえ

でもパソコン仲間と知り合い 何でも相談できて

いろいろ助けてもらい 本当に助かりましたし感謝してます。

後ブログに本音を書くのも 良いことだと医師に言われ

7年も書いてきました。

更年期が戻って来たので体調は

あまりよくありませんが うつちゃんの方は 大丈夫

落ち込んでる暇がないので(怪獣の面倒などで)

かえって、良いかもしれませんね。

上手に我慢するのがとても心労でした。と書かれてましたが

本当に そうですよね。 だから 貰いうつちゃんに

なったかも~~

PC仲間がいなかったら どうなってたか・・・

ストレス発散する場所 相手がいなかったから

まだ不眠症なので お薬は飲んでますが

前に比べたら 天国です
返信する
全くその通りです。 (風楽)
2013-05-25 18:15:04
過去鬱病を経験したからこそ分かる鬱病のからくり。

同感!  決して心の病気ではなく、脳の病気なんです。

元気だった頃は誤解していた事もありますが、自分が経験して、始めて分かったことも多々有ります。

誰しもなる可能性は100%あり、素直に受け入れ、家族の理解と協力と、速い治療を行えば完治する病気と確信しています。

暫くは保険に入れず、ショックでしたが今は大丈夫です
鬱病イコール自死  と思っているのでしょうかね~_

本当に辛いときは、死ぬ勇気、元気さえも有りませんでしたよ、今となっては笑い話ですが(^^)
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風楽さんへ (かあちゃん)
2013-05-26 22:47:02
('-'*)オヒサ♪です。 お元気でしたでしょうか?

こちらは 毎日寒くて 嫌になります。

やっと桜が七分咲きしましたよ

経験してみて 旦那さんの苦しみも娘の苦しみも

理解出来ましたが 私 死にたいとは一回も

思わなかった・・・だって回りに死にたいと言う人ばかりだったから

わたしゃ~~死ねないぞと

早めの受診で あまり悪くならずにすんだかもね

私達でも入れる保険が出来て良かった。

国が成人病に認定してくれたので

絶対に保険会社も動くはずと考えたたので

マメにチエックしてたら 次々と出てきて

助かりましたわ。 これからも のんびり

生きていきましょうね
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