歩いて世界一周 2012年5月18日(金)時々
適 用 |
日 数 |
総歩数(歩) |
平均歩数(歩) |
総距離(m) |
本 日 |
1 |
18,030 |
|
12,621 |
今 月 |
18 |
290,740 |
16,152 |
203,518 |
今 年 |
139 |
2,062,561 |
14,643 |
1,443,793 |
2005年から |
2,704 |
37,794,431 |
13,977 |
26,456,102 |
70歳の誕生日から |
6,236 |
119,744,567 |
19,202 |
83,821,197 |
歩いた記録には余り関心ない方も居ると思われるので、一括表にしてみた。
今日配達された北信濃新聞記事に、大見出しで【移住・定住の取り組み本格的に】県の新たな総合5か年計画 知事と北信6市町村長が意見交換会が11日、県北信合同庁舎で行われたという記事が載っていた。
飯山市長は【豪雪地であるがゆえの豊かな自然の資源活用、時代のトレンドとのマッチングが必要、観光と移住・定住の、この5年間の方向性が重要になる。新幹線開業に向けて、2次交通の整備に力を貸して頂きたい。地域の次世代リーダーを育てる事も重要だ。】と述べたのに対し、知事は「県として移住・定住と本格的に取り組むと答えた」と答えた。と載っていた。
また野沢温泉村長からは「昨年夏あたりから観光客の回復が顕著になっている。新幹線はストロー現象を助長する恐れもあり、新幹線飯山駅をどう活用するかーが課題になる。新エレルギー普及に向けたモデル事業、スキー場安全条例の制定など進めて欲しい」と訴えたという。また同日の意見交換の中では、景観整備・形成に絡めて、新幹線の高架が景観を破壊しているーという中野市長の指摘もあり、地域課題の認識のズレがあることも浮き彫りにされた。という指摘も載っていた。
これが新幹線開通に向かっての地域行政の指導者の対応姿勢かと思うと情けない。嘗て高速道路誘致に期待して、工場が大々的に誘致され、若者の定着も期待されるし、奥信濃も活気づく人口は必ず増えると夢を語っていたが、年々人口は減少する一方で合併時4万を上回っていた人口は遂に2万3千になってしまった。
今は亡きある町会議員は、高速道路に夢を託しているが、無為無策では高速道路が開通すればストロー現象が起きると、危機感を訴えていたが当たらずとも遠からじとなっている。
私は半世紀前の新潟県魚沼地方の姿を知っているが、半世紀後の今、六日町が栄え浦左は昔のままだ。浦佐には昔から毘沙門天があり、新幹線の駅が新設されて発展を約束されたが糠喜びとなっている。今の奥信濃はこの二の舞になるような気がしてならない。
新幹線が開通すれば、地元の人の生活は快適になる。だが果たして来飯する客は増えるだろうか?景色が美しい。人情は何処よりも温かい。だけで人は来るものだろうか?
他力本願ではダメだ。アイディアを振り絞って力の限り斬新な行動を起こさなければ、ストロー現象が起きる事は必定だ。