7月18日 (火)
平成17年1月1日より564日目 〔本日長沙通過〕
歩いた歩数 其の距離
本日 18,696歩 13,087m
総計 7,995,697 歩 5,596,988 m
桂林から長沙に向かう 長沙まで-1,383m
伊勢神社の直会で、酒が入った勢いもあって、氏子総代に「神社の登り口の大灯篭に{五穀ホウジョウ}と書いてあるが、ホウジョウのジョウは土篇ではなく、禾篇ではないか。神社の看板が間違っていたのではみっともないし、恥ずかしい。」というと脇で聞いていたK君が「あれは俺が書いたんだ。ジョウの字は辞書を引いて書いたんだから間違いはない。」と叫んだ。
私は彼に、「土篇のジョウは肥えた土地のことで、五穀が稔る事を願うには禾篇のジョウでなければ意味が通らないと思う。」と応酬したが、彼は辞書で見たことを盾に譲る気配を見せなかった。
彼は小学校の教員で、退職後も筆が立つことから学校へはよく出入りしている紳士だが、年を取ると、どうも視野が狭くなって、頑固になって行くもんだなアと思った。
わたしは深入りを避けて「俺も調べ直してみよう」と矛を収めた。
今日、電子辞書で当たってみた。
広辞苑
壌 ①耕作できる肥えた土地 「土壌・沃壌」 ②大地「天壌・雲壌」
穣 この字が無い。彼はこれを見て、壌で良いと判断したしたのかも?
漢字源
壌 意読:つち
<意味>
①{名}つち。すき返してまぜた柔らかい土。「撃壌而歌=壌を撃ちて歌う」
②{名}つち。大地。「天壌」「霄壌」(天地のこと)
③{形}実り豊かなさま△穣に当てた用法。平声に読む。「畏塁大壌=畏塁大いに壌なり」荘子
④壌壌とは、まぜかえされてごたつき、混乱するさま。
<解字>
会意兼形声。襄は、中にまぜこむ、割り込むの意を含む。壌は「土+襄」でまぜかえした土。
<単語家族>
醸 こうじをまぜこんで酒をかもす
譲 割り込ませる。→場所を譲る
<類義>
土は、万物を吐き出す充実したつち。地は長く平らに伸びた大地。
穣 意読:ゆたか
<名付け> おさむ・しげ・みのる・ゆたか
<意味>
①{名}キビの茎の皮をとったもの。柔軟なきびから。
②{動・形}穀物がゆたかに実る。ゆとりのあるさま。「豊穣」
③{形}ゆたか。ふくよかで盛んなさま。「浩穣」
<解字>
会意兼形声。「禾(作物)+(音符)襄(中にわりこむ、ふやけてやわらかい)」
<単語家族>
壌 (ふくよかな土)と同系
四字熟語
鼓腹撃壌 霄壌之差 天壌無窮
五穀豊穣
公報飯山より洪水警報が出された。千曲川の水位が上昇してきているので警戒をと緊急放送がながれたので、これまで。
お見舞い申し上げます。
東京も連日雨ばかりで、どうしようもない変な7月です。
いいお心の いいにほれぼれ
という碑が伊勢神社の境内に建てられています。
いいおお人ばかりではないと思いますが、「ほんにいいとこ」です。
2階から出入りするほど雪は降りますが、災害のホントに少ない良い所です。
お見舞いホントに有難う御座いました。