百歳に向かってもう一度世界一周

百歳に向かってもう一度「歩いて世界一周」に挑戦したい。日中友好董存瑞育英基金を充実したい。富士登拝・・・

壌? 穣?

2006-07-18 19:45:46 | Weblog

 7月18日  (火) 
           平成17年1月1日より564日目 〔本日長沙通過〕
                                 歩いた歩数       其の距離
           本日       18,696歩        13,087m
           総計   7,995,697 歩   5,596,988 m
            桂林から長沙に向かう 長沙まで-1,383m

        
           連日の雨で 千曲川 増水

  伊勢神社の直会で、酒が入った勢いもあって、氏子総代に「神社の登り口の大灯篭に{五穀ホウジョウ}と書いてあるが、ホウジョウのジョウは土篇ではなく、禾篇ではないか。神社の看板が間違っていたのではみっともないし、恥ずかしい。」というと脇で聞いていたK君が「あれは俺が書いたんだ。ジョウの字は辞書を引いて書いたんだから間違いはない。」と叫んだ。

  私は彼に、「土篇のジョウは肥えた土地のことで、五穀が稔る事を願うには禾篇のジョウでなければ意味が通らないと思う。」と応酬したが、彼は辞書で見たことを盾に譲る気配を見せなかった。

 彼は小学校の教員で、退職後も筆が立つことから学校へはよく出入りしている紳士だが、年を取ると、どうも視野が狭くなって、頑固になって行くもんだなアと思った。

 わたしは深入りを避けて「俺も調べ直してみよう」と矛を収めた。

 今日、電子辞書で当たってみた。

広辞苑
 壌 ①耕作できる肥えた土地 「土壌・沃壌」 ②大地「天壌・雲壌」
 穣 この字が無い。彼はこれを見て、壌で良いと判断したしたのかも?

漢字源
  意読:つち
  <意味>
   ①{名}つち。すき返してまぜた柔らかい土。「撃壌而歌=壌を撃ちて歌う」
   ②{名}つち。大地。「天壌」「霄壌」(天地のこと)
   ③{形}実り豊かなさま△穣に当てた用法。平声に読む。「畏塁大壌=畏塁大いに壌なり」荘子
   ④壌壌とは、まぜかえされてごたつき、混乱するさま。
  <解字>
   会意兼形声。襄は、中にまぜこむ、割り込むの意を含む。壌は「土+襄」でまぜかえした
土。
  <単語家族>
   醸 こうじをまぜこんで酒をかもす
   譲 割り込ませる。→場所を譲る
  <類義>
   土は、万物を吐き出す充実したつち。地は長く平らに伸びた大地。
 
  意読:ゆたか
  <名付け> おさむ・しげ・みのる・ゆたか
 
  <意味>
   ①{名}キビの茎の皮をとったもの。柔軟なきびから。
   ②{動・形}穀物がゆたかに実る。ゆとりのあるさま。「豊穣」
   ③{形}ゆたか。ふくよかで盛んなさま。「浩穣」 
  <解字>
   会意兼形声。「禾(作物)+(音符)襄(中にわりこむ、ふやけてやわらかい)」
  <単語家族>
   壌 (ふくよかな土)と同系
 四字熟語
   鼓腹撃 霄之差 天無窮
   五穀豊

 公報飯山より洪水警報が出された。千曲川の水位が上昇してきているので警戒をと緊急放送がながれたので、これまで。

 


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2 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
お見舞い (ki-1920(井上勝也))
2006-07-20 11:15:40
長野県の大雨被害が連日報道されていますが、被害はありませんか。

お見舞い申し上げます。

東京も連日雨ばかりで、どうしようもない変な7月です。
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お見舞い有難う御座います (highmaster)
2006-07-20 17:13:05
 いいやまは ほんにいいとこ いいおひと

   いいお心の いいにほれぼれ



 という碑が伊勢神社の境内に建てられています。



 いいおお人ばかりではないと思いますが、「ほんにいいとこ」です。



 2階から出入りするほど雪は降りますが、災害のホントに少ない良い所です。



 お見舞いホントに有難う御座いました。
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