BS2で放映された『ガンジー』を観た。映画はさわりだけでも歴史や文学を伝えてくれるので実に有り難い。ガンジーは英国で学んだ弁護士で南ア連邦でスーツ姿で登場するところから映画がはじまった。大スペクタクル映画はいろいろ観てきたけど、この映画に出ている群集の数には圧倒される。よくこんな大規模なものを作ることが出来たものだ。今ならばコンピュターグラフイックで細工するだろう。
南ア連邦で受けた差別、矛盾そして差別反対闘争。インドに戻って英国からの独立運動、非暴力、不服従。ヒンズー教徒と回教徒の仲たがい、英国の専売産業の製塩をやるという「塩の行進」、投獄と断食の繰り返し。歴史上とは言え、よくこんな人物が存在したものだとつくづく感心した。頑固のかたまりだが、私利私欲の人間を越えたこのような人物はもう出てこないだろう。
撮影に要した期間が見当たらないが、これは時間がかかただろう。ガンジーが行脚したインド各地のようすもあった。驚きはそのシーンに多数の労働者も配置されていることだ。終わり近くにインドとパキスタン国境付近ということで両国民がたくさん歩いている。この人数のまた多いこと。そして一人が相手国民に向って投石するが、ここからまた大乱闘も起る。
主演のベン・キングズレーは、これが映画への初出演とか。ビートルズとも親交があって彼らに音楽への道もすすめられた模様だ。いや、実にすばらしい演技だった。
>監督 :リチャード・アッテンボロー
出演者 :マハトマ・ガンジー・・・ベン・キングズレー
マーガレット・バーク=ホワイト・・・キャンディス・バーゲン
アーウィン卿・・・ジョン・ギールグッド
ウォーカー・・・マーティン・シーン
ダイヤー将軍・・・エドワード・フォックス
ブルームフィールド判事・・・トレヴァー・ハワード
総督・・・ジョン・ミルズ
制作費 :2200万$ 、興行収入: 5270万$
第55回アカデミー賞 作品賞受賞作品。宗教家であり、「インド独立の父」として知られるマハトマ・ガンディーの青年時代から暗殺までを描いた歴史映画。
初めて映画に出演したベン・キングズレーが極限までガンディーの外見と仕草を模倣しアカデミー主演男優賞を初め、数多くの映画賞を受賞したことが大きな話題を呼んだ。また、動員したエキストラは30万人を超え、1つの映画作品に動員したエキストラの最多記録としてギネス・ワールド・レコーズに認定された。(Wikipedia)
DVDはあるのですが、188分と大作なのでまだ観ていません。
じっくり観たい映画です。
今、アカデミー賞受賞作品を見直しています。
81作品中、26作品手元にありました。
全部集めますか(笑)
Intermissionがある映画って疲れます。2時間くらいがいいですね。
アカデミー賞とついた映画も山のようにありますね。
音楽賞だったり、脚本賞だったり。ただ、「はずれ」はないような気もします。
難しそうに感じたので 、、
興味をもつ映画です、、。
よく想像するのですけど人と話すのより、映画を
理解する方がむつかしいのじゃないでしょうか?
英語と字幕を見ているといくつかの単語はわかりますが、何のことを言っているのか字幕を読んでもわからないことがあるくらいですから。
今でも知らない言葉は山に用にあります。
人との会話で分からないことが多いときは 対外その状況をしらない、その人 または その話に出てくる人を知らないときは 会話が 特に早い時や 分からないことを聞く機会がないときなど 映画より分かりにくいです。
日本語で 物事を理解できることは 英語でも言葉ひとつひとつが分からなくとも 物事としては理解が出来やすいわけですよね。
今読み返してみたけど ちょっと 分かりにくい ごめんなさい
英語力 をつけるには 日本語の力をまずつける事と いつも思います
語学ですから、、。
小説家・新田次郎の息子で数学者・藤原正彦氏が書いた「国家の品格」という新書版がベストセラーになりましたが、そこに一貫してba-chamaの言われる”英語力 をつけるには 日本語の力をまずつける事”って書いています。
アメリカ留学やイギリスで教鞭をとったことがあるそうですが、日本の良さを力説しています。↓これです。
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