小父さんから

ミーハー小父さんの落書き帳

蒲田行進曲 1982年(山田洋次監督が選んだ日本の名作100本~喜劇編)/ NHK

2024年12月14日 | 映画
左からスター俳優で小夏の恋人・銀四郎(風間杜夫)、10年前に映画で主演を張っていたが現在は売れなくなった女優・小夏(松坂慶子)、大部屋俳優で銀四郎の舎弟的存在・ヤス(平田満)


「新選組」の撮影真っ最中の京都の映画撮影所が舞台。土方歳三役の俳優・倉岡銀四郎(銀ちゃん)を中心に繰り広げられる、人間味溢れる活劇。

 いつダビングしたのか分からないが映画の前後に小野アナと山本晋也さんの解説が入っていたのでNHKで放送されたものだろう。そしてこの作品は観たことがないのも不思議だ。監督 深作欣二 脚本 つかこうへい。、第6回日本アカデミー賞にて最優秀作品賞、最優秀監督賞、最優秀脚本賞、最優秀主演女優賞最優秀主演男優賞、最優秀助演男優賞、最優秀音楽賞受賞も受賞したそうだ。

 タイトルだけは知っていたが、てっきり粋なミュージカルみたいな映画だと思っていたが、はじまりは、まるでドリフターズのようなドタバタ劇だったが、だんだん引き込まれていき、涙こそ流さないがホロリと来るようなシーンもあった(下)。

 解ってなかったが、ヤス(平田満)の田舎の母親役に清川虹子、 千葉真一、 真田広之、志穂美悦子のお三方も友情出演していたんだって。






あらすじ
東映京都撮影所は、5年に1度の大作「新選組」の撮影に沸いていた。何といってもそのウリは、撮影所自慢の高さ十数メートルの樫の木の大階段で撮影するダイナミックなクライマックスである。池田屋に討ち入った新撰組隊士が、スタントを担当する“大部屋”役者を大階段の上から斬りおとし、壮絶に落下して行くその様を大迫力で映し出して映画を締めくくる、いわゆる『階段落ち』である。

もちろん、落とされた役者はただではすまない。軽くて半身不随、重ければ死亡という多大なリスクが付きまとう。しかし、撮影所の大部屋にすし詰めにされて日々を過ごす大部屋役者達が、それと引き換えに1日だけスターになれるのが、この映画だった。

この年、土方歳三役でその主役を張るのは倉岡銀四郎だった。彼には、自分を「銀ちゃん」と呼んで慕うヤスという大部屋役者がついていた。2人は、スターと大部屋という奇妙な組み合わせでありながら、それ以上に奇妙な関係を持っていた。銀四郎の恋人であり、その子を身ごもった女優・水原小夏を、彼は出世のためにヤスに押し付けたのだ。~ウイキペデイア




ヤス(平田満)が田舎に小夏(松坂慶子)を連れて帰って村中は大騒ぎ。



 キャラ名鑑 − 破天荒すぎる銀幕の大スター・銀ちゃん | 蒲田行進曲 | Netflix Japan

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