黙示録2009Z

　誰一人といない枯れた駐車場・・・

そこに示された何らかのメッセージ・・・

置き忘れてきた時空間・・・そんな気がしてならない。

マンホールの魅力

　普段、何気なく通りすぎる路。

しかし、さっきまで雲に隠れていた太陽が、元気な顔を出しはじめると・・・

なんの存在すら感じなかったマンホールが目を覚ましたかの様に・・・

鈍い燻銀だった顔が突如として、眩しく光り輝き変貌した。

まるで自分の「存在」を主張したかったかの様に・・・

「雨にも負けず、風にも負けず」…「車に踏まれ、
人間にも踏まれ」・・・

何十年と、顔をすり減らしながらもじっと我慢に耐え・・・

それでも、現役で元気に微笑み・・・私は、あなたの美しさを教わる。

マンホールさん本当にご苦労さん。

これからも私達のために、ガンバッテネ！　ありがとう。