梅雨前線の停滞に伴う大雨は7日も西日本各地で降り続き、鹿児島県で増水した用水路に落ちた女性が意識不明の重体になったほか、愛媛県では1人が川に流され死亡しているのが見つかった。福岡管区気象台によると、5日夜の降り始めから7日午後6時までの雨量は、熊本県西原村521ミリ▽同県甲佐町414ミリ▽大分県日田市379ミリ▽長崎県諫早市364ミリなど。8日は梅雨前線が九州南部付近に停滞する見込み。
7日午後1時50分ごろ、鹿児島県志布志市有明町の用水路で、近くの畜産業手伝い、平野安子さん(49)が濁流にのみ込まれ、救助されたが意識不明の重体。競り落とした子牛32頭を牧場に搬送中、用水路に落ちた1頭を助けようとして流されたらしい。
7日午前9時半ごろ、松山市市坪南3の重信川で、同市高井町、農業、中村正雄さん(76)の遺体が見つかった。水死とみられる。
7日午後1時50分ごろ、鹿児島県志布志市有明町の用水路で、近くの畜産業手伝い、平野安子さん(49)が濁流にのみ込まれ、救助されたが意識不明の重体。競り落とした子牛32頭を牧場に搬送中、用水路に落ちた1頭を助けようとして流されたらしい。
7日午前9時半ごろ、松山市市坪南3の重信川で、同市高井町、農業、中村正雄さん(76)の遺体が見つかった。水死とみられる。