よろず淡日

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「没後20年 山本恪二 彫刻展」が京都で行われます

2020-03-07 | あちらこちら


古道具担当が若かりし頃教えを受けた彫刻家・山本恪二さんの展示が行われます。

没後20年 山本恪二彫刻展
会期:2020/3/15(日)-3/22(日) 10:00-17:00
会場:山本アトリエ
    京都市東山区本町15丁目388 山本有一様方
    電話 075-561-7036

1915年に滋賀県石部町で生まれ、東京美術学校で彫刻を学ばれました。
在学中より上級生の柳原義達氏に指導を受けておられたそうです。
新制作協会、京都市芸大の名誉教授。
2000年、85歳で亡くなるまで、多くの方を指導されました。

山本アトリエには、アトリエひこのメンバーもお世話になっていました。
アトリエひこに関わっておられた西垣壽一先生と山本先生は旧知の間柄で、
アトリエひこメンバーが山本アトリエに送り込まれた!とのこと。
山本先生は、真剣に正多面体の話(立体的な感覚を養うための参考として)を!メンバーたちにされたそうです。
アトリエひこの大江さんは、そこでいくつかの立体作品を作っています。


山本先生の作品を見て作った「やぎ」 大江正彦

古道具担当より・・・
作風は対極のようになった柳原義達を、兄貴のように想う人だったと思います。
戦前からのあの時々を、彫刻とは、芸術とは何ぞやということを、京都という場所で取組んで来られたものには、
今この時に、それを考えるのによい機会と、弟子の贔屓目だけでもなくそう思える作家です。
外出しにくい時ではありますが、多くの方に見ていただけるとうれしく思います。

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