東京に戻り、先週までの青い空 vs. 朝の満員山手線・・・ このGAPに苦しんでいます(2月から会社が新宿から品川に引越した)
今回の旅は札幌の訓練生同期と一緒だったので、とても楽しかったし、励まし合いながら(?)取り組むことができました
試験は日本と同様、Oral(=口頭試問)/ Flightの2本立てです。
Oralではひねった質問はされません!とはいえ幅広い範囲の中から聞かれるため、基本的な部分はきちんと押さえておかなければなりません。
渡米1週間前、ちょうど学科試験の予習が終わってからOral対策に取り掛かりました。最後の詰めとして、試験会場のアリゾナに入ってから気合いを入れて頭に入れた感じです。前夜にT君と特に混乱しやすい空域について質問を出し合って理解を深めました(再確認)
T君は余裕で・・・ビール飲んでたけど(すげっ)
試験当日の午前中に実機訓練、午後に本チャン試験といった流れです。
この日は比較的風は穏やかでした。クラシックな機体:NAVIONにも慣れてきて、エアワーク及びエアポートワークの訓練も上々の仕上がり
さぁ、本番だ
・・・と思いきや
自分の試験会場はグランドキャニオンの麓にあるCAVERN Airportだそうで。。。 しかもこの空港、Dirt(舗装されていない土の滑走路)はぁ~? (聞いてねーよ)と心の中で叫び まさか、試験でリアルなSoft field take-off/ landingをやるとは・・・かなり動揺してしまった。
ところが、神は味方したのか、現地CAVERNの気温がマイナス11℃で担当インストラクターが「こりゃ無理だな・・・寒すぎる。危険だ」とコメント 翌日、試験官がアリゾナに帰ってくるので、翌日早朝に試験延期となったのでした。
延期のおかげで、この日はぐっすり眠ることができました そう、体調は万全 朝7時(朝焼け前)から試験官を待っていましたが・・・さすがアメリカ!!試験官がやってきたのは正午過ぎ・・・(おいおい)
体調は万全でしたが・・・風が・・・強すぎる
Head wind(RWYに対して正対風)でしたが、30 knot/ peak gust 39 knotというコンディション 大丈夫かなぁ。。。
外の様子を気にしながら・・・まずはOralから! 試験官のオフィスで約1時間のOral試験でした。聞かれた範囲は広く・浅くという感じ。乗る機体NAVIONのエンジンについて、Commercial pilot privilege, Weather Informationそれから空域はもちろんのこと、低酸素症(Hypoxia)や過呼吸(hyperventilation)などメディカル関係、Navigation Logの説明、また飛行機の模型を使いながら、シャンデル・Lazy 8ってどんなもんか&何のために練習するのか?などなど説明して無事にクリア!
何問か答えに窮する場面もありましたが、そこはアメリカ!丁寧に説明してくれました
機体の外部点検も問題なし エンジンオイル、ハイドロオイル Good
さぁ、いざフライト試験へ(つづく)
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