天空の扉へ Good day! - たか機長 45歳でプロパイロットへ😊

歳を重ねるごとに毎日が楽しい!そう思える日々を送っていきたいです。一つのパイロット・ライフスタイルを伝えていきたいです!

初ソロ・クロカン・・・途中まで行ったんけど

2009-10-04 | 訓練日誌
(気合入れて)6時半起床!
 
今日は初のソロ・クロスカントリーということもあって、朝起きたらすぐに天候が気になった。

まず、一服がてら外に出て空を見上げると・・・Oh NO~~~  雲がびっしり・・・ まずいなぁ。エアバンドレシーバー(航空無線を受信できる見た目はトランシーバー)をONにして、チノのリアルタイムの航空気象(ATIS=Automatic Terminal Information Service)をヒアリング。

雲の高さは、Broken 5000フィート(高度5000フィートに雲があるが、100%雲に覆われている訳ではなく、多少の雲の切れ目あり)とのこと。

微妙~~~ 計画では7500フィートまで上昇する予定だし、最低でも5500フィートはクリアしないとClass C空域に突入してしまう。


M教官と相談して、1時間様子を見るとことにした。ATISは1時間毎に更新される。その間に朝食をいただく。

1時間後の気象情報を聞いてみたところ、雲の高さは6000フィートまで上がったようだ。

ん~ どうすんべ

とりあえず、5500フィートをクリアする予定のLake Mathews湖まで向かうことにした。

やはり、Mathews湖上空には微妙な高さの雲が・・・切れ目はないかなぁ・・・?!と願いつつ上昇~~
 
 

 
 
確かに雲の切れ目があった 雲を超えれるか もちろん、雲の上なんか飛んだことないので、超えれたとしてもかなり不安。この先ほとんど地上が見えないからね。おまけに目標としている山の谷間が見えない・・・ぞ


ん~どうしたもんか。とりあえず、Mathews湖上空をぐるぐる回りながら、15分間、湖上空を回って、予定ルートの山の谷間が見えたらTwentynineに向かう、見えなかったらチノに戻ると決めた。


(よくよく考えたら、15分じゃ天候の回復なんて見込めないよね。目標としてる谷間が見えなかった時点で戻るべきだったろう。つまり、せっかくここまで来たのだから決行したいという気持ちもあり、悩んでいた。自分の願望が判断を遅らせた・・・ってことか)


結局、状況の変化は見られず、チノへ戻ることにした。

雲の切れ目は確かに存在するが、たかのスキルでは、うまく雲をすり抜けることは困難
目標としてる谷間が見えない
つまり、リスクが大きい。訓練生なのだから・・・無理はしない


チノに戻ってM教官に説明したら、戻るという選択肢を選ぶことも時には大事。良い経験になったね。というフィードバックでした。


結局、朝は1時間のローカルフライトになってしまった・・・



午後はM教官と共にもう一つこなさないといけないクロスカントリー・ルートを飛行することになった。昨日は2地点間の往復だったが、今回はもう1つ目標地点を追加する。3角レグと呼ばれているようだ。

Twentynine Palmsまでは昨日と一緒のルートで、そこから南へ30分程に位置するThermal(サーマル)という空港を経由してチノに戻るというもの。この三角レグも後日一人でこなす必要あり。

チノ=>Twentynine Palms => Thermal => チノ



午後2時にチノを出発
 
途中朝からの雲が5000フィート付近に少し残っていたが、雲にかすることもなく余裕を持って上昇できる雲量だ。Twentynine Palmsまでのルートで、山の谷間を航行中に激しい上昇気流があったが、特に現在位置を見失うこともなく無事にTwentynineに到着
 
やはり、午後になると風が強くなる。着陸するや否や休憩なしで直ぐに離陸
 
 
初めてとなるThermal空港へ
 
進路を南へ取りながら、5000フィートクラスの山を越えるとThermal空港周辺の街並みが見えてきた。現地の航空気象を聞いてみると・・・げっ 風速25ノット(13m/秒)、ガスト35ノット(突風18m/秒)とのこと。
 
この風は俺には無理・・・あっさり、M教官に着陸をお願いした。
 
着陸進入では経験したことのない強い横風が吹いている

 
たかは操縦桿をそっと握り、両足をラダーに当てながらM教官の操作を観察
 
さすが、教官!!だてに10,000時間飛んでいない。彼は、逆に楽しんでいるようにも見えた。巧みに操縦桿、ラダー、パワー(スロットル)を調整しながら、キレイに着陸! 信じられない 何でこんなにうまくいくんだろうか・・・?!あまりにも安定したランディングに感動しました
 
たかの分析によれば(?)、肩に力を入れず、操縦桿の操作は手首で細かく操作(柔らかく操作)していた気がする。さらに、ラダー(両足)操作についても、柔軟に右・左状況に応じて踏んでいたように感じた。もしや、体で風を感じて反射的に手足が動いているのだろうか。

 
要は・・・力抜け!ってことなんだろうけど。。。若干30数時間しか飛んでいない者としては難しいでしょうーー!今後は着陸の際、肩を軽く回してみよう。ちょっとは、ましになるかな。
 
 
Thermalでしばし休憩  
 
Thermalはビジネスジェット・センターがあるようで、パイロット・ラウンジも豪華だった。PCで気象ブリーフィングが出来たり、TVを見ながらソファでくつろげたりと。もちろん、使用料はかかりません。
 

 
 
ラウンジから外に出てみると依然として凄い風・・・まるで、台風が近づいている感じ。そんなわけで、降りてくる飛行機は1機もなかった・・・
 
離陸もM教官にお願いしたのは言うまでもない・・・
 
明後日天候が良ければ、再びThermalに来る(明日は、今朝のリベンジ=チノとTwentynineの往復)
風が弱い午前中に来るしかない。
 
 
本日のフライトは合計4時間
 
疲れた~~
 
 
 
 本日の晩飯
 
 
 カレーは元気の源~




たか
 
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