頑張って6時半起床~~
今日もソロでクロスカントリー(野外飛行)だ。今日の課題は3角レグ(2地点着陸してチノに戻ってくる)当然、昨日のTwentynine Palmsの単純な往復より飛行距離が長いので、午後の風の強まりを避ける意味でも早めにテイクオフしたいところ
本日のルート(一昨日にM教官とリハーサル済み)
チノ=>Twentynine Palms=>Tharmal(サーマル)=>チノ
起きるや否や空を見上げてみると・・・あれ、少しもやがかかっているなぁ。視界も少し悪そうだが、それほど深刻ではなさそうだ。朝食のパンをいただいて、エンジンオイルを追加して、早めにテイクオフ(8時AM)
風は殆どなく、上空は穏やか!もやで視界が若干ぼやけている程度。Twentynineへは4日連続行くことになるので、多少の視界の悪さは問題ない(=自信あり)
風は殆どなく、上空は穏やか!もやで視界が若干ぼやけている程度。Twentynineへは4日連続行くことになるので、多少の視界の悪さは問題ない(=自信あり)
先日のフライトでは、上昇流・下降流が発生した山の谷間の上空も安定していて快適な巡航タイムだった。ほぼフライト・プラン通りTwentynineには9時15分着
今日はラウンジの管理人のおじさんは居なかった・・・毎日来てないのか?!因みにパイロット・ラウンジへはドアノブの上にある暗証番号(空港コード:TNP)を押せば入れる。トイレ+たばこ休憩およびTwentynineからTharmalまでのルート確認・Tharmalの滑走路+周波数の確認などを済ませて、9時45分にテイクオフ!
Tharmalまで約30分の予定。山越えをしなければならない。山越えの最中は風で少し揺れがあったが、Tharmalの街並みが見えはじめた頃には機体は安定していた。Tharmalの無線周波数に合わせてみると、あらら・・・1機が離陸をしようとしていて、3機が着陸しようとしている・・・自分を含めると4機が着陸へ向けてTharmalに向かっていることになる。
な、なんで俺が着陸しようとするときに限って混むんだぁーー?! 特に平日は混まないはずなのに。
TharmalはNon Tower空港(管制塔の設置なし=管制官不在)のため、周囲の飛行機に自分のポジションをセルフ・アナウンスしながらTharmalのトラフィック・パターン(場周経路)に進入
ん~ 前の飛行機との間隔が狭い・・・
しゃーない。安全のために、Extend Downwind(所定のトラフィックパターンを延長)して前に着陸する飛行機との間隔を十分に確保することにした。
Tharmalに無事に着陸後、ビジター用の駐機場に停めて豪華な(?)パイロットラウンジへ
ラウンジには誰もおらんなぁ。他の飛行機の方々は地元に住んでいる人だったんだろう。
ラウンジのPCで帰りのルートの天候(現況+予測)をチェック 特に問題なさそう。Tharmalは午後になると風が強くなる予報になっていた。さっさと出ないと・・・
Tharmalを出て最初のチェックポイントであるPalm Springs(パーム・スプリングス)を左手に確認しながら、高度を6500フィートまで上昇~して、山の谷間へ入っていく。数時間前はほとんど風がなかったのに・・・帰りは強めの風が吹いている。山の周辺の天候が変わりやすいことを再認識した。強めの風も慣れてきたけど・・・ね
無事に山を抜けてLake Mathewsが見えた時には、やはりホッとする。チノに間違いなく帰れる!という安心感からだろうか。でも油断は禁物。Mathews湖上空は訓練区域に指定されていて、特に高度2000フィート付近で他の訓練機が飛んでいるケースが多い。この訓練区域の無線周波数に合わせて、安全のために自分の現在位置+高度+飛んで行く方角をアナウンスしながら通過した。案の定、Mathews湖上空で他の1機が訓練中だった。先方の高度は3000フィート、こちらの高度は6500フィートで問題なかったが、お互いの高度や方角を確認し合うのが安全策でしょう。
チノに戻ったのはちょうどお昼前 かなり腹減ってたな。飛行時間としては3時間だった。
これで、Private Pilotライセンス取得ヘ向けてのクロスカントリー・フライトは終了。4日連続のクロカンだったが、強風あり、雲ありで良い経験が出来たと思う。右席にM教官がいるのと居ないとでは精神的な疲労度が全然違う。いくら慣れている空のルートでさえ、天候だけは常に同じ状況ってことはまずない。きちんと航空気象の予報をベースに状況を想定し、選択肢<高度の設定や着陸する滑走路・風向き>を持っておくことが大事なんだなぁと実感した。安全に・計画通りに空を飛ぶのに重要なファクターは”風”ではないだろうか・・・風を読む(利用する)・操縦しながら風を感じる(お尻で感じるようになれば一人前?) 風と友達になれれば、もっと楽しいフライトになることでしょう。いつになることやら・・・
昼食後は10日に控えているWritten test(学科試験)の予習・・・机に座ると・・・眠くなる
夕方はM教官と共にLake Mathews湖に行き科目の練習
Hood (unusual recovery): 外が見えないように長いつば付の帽子をかぶり、目をつぶっている間にM教官が異常姿勢を確立して、合図ともに目を開けて、計器が示す情報のみで、迅速に姿勢回復を行う練習
Slow Flight: 低速飛行から巡航速度への回復操作
Steep turn: 翼を45度に傾けて右・左旋回をぐるっと360度行う。この時高度が下がったらNG
Approach/ Departure Stall: 着陸進入中あるいは離陸直後に操縦桿を引きすぎて(機首を上げすぎて)・・・失速する想定で そこからの回復操作。実際にはこのような状況に陥ることはめったにないと思うが、恐らく飛行機の姿勢がどうなったら失速してしまうのか、を理解することが目標だと思う。飛行機を知ることがメイン・テーマだね
一通り科目練習を終えたあとは、風が結構でてきたのでチノに戻りCrosswind Landing(横風着陸)の練習
たかは、まだまだ苦手意識あり・・・肩の力を抜いて、手足を柔らかくして操作することに専念した。M教官も悪くはないよ!とは言ってくれているんだけど。。。納得いきませーん。
「えーっと、風はxxxの方向から吹いているな。とすると、右足ラダーを踏みながら、機体が流されないように操縦桿を左に回して微調整・・・・」
といった具合に操縦している最中に考えてちゃぁ駄目なんだ。考えずに体がすーっと反応できるようにならないと。さもなくば、操作が後手後手になってしまうから。ひたすら、イメージトレーニングが必要かな。。。
午後のフライト訓練は1時間20分
本日の合計フライト時間は4時間20分
美味しそうなうどんすき
身体も心も温まりますね。
アメリカに居ながら日本食をいただけるとは嬉しい事です。感謝感謝