よーやく計器飛行証明の実機試験の日取りが決まりました
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8月の第4週です。1カ月延びてしまいました。モチベーションの維持に一苦労ですが、まぁ、延びた分勉強できるということで頑張っていこうと思います。4名同時に受験です。みんな合格するようにチームワークで
フライト訓練は試験日をピークに持っていきたいため、今月は飛ばないみたいです。今月はひたすら・・・口頭試問(オーラル試験)の勉強かなぁ。
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さて今日は速度計のマーキングについて
下記写真は訓練機(双発機=エンジン2機)に装備されている速度計です。
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白・緑・黄色・青線、赤線などちょっとカラフルでしょう??
ちゃーんとそれぞれ意味があるのです。
色々な飛行機の速度があるんだけど、キーワードはフラップ(下げ翼)
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フラップって何? 普通の人は訳分からんと思うので、ちょっと触れておきましょう。。。でも、多くの人が見たことあると思うんだけどな。
下記の写真はボーイング737型機のフラップです。
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翼の後縁に付いてます。一般にフラップは着陸進入中に何段階かに分けて下ろされます。恐らく旅行で翼の側の窓際に座ったことがある人はフラップが下りるのを目にしたことがあると思います。
このフラップは、どんな役割があるのか??!!
簡単に言うと、揚力と抗力を増加させる目的があるのです。言い換えると、フラップを下げることにより浮揚力と抵抗が増えるのです。
着陸へ向けて進入するということは、速度を減らさないといけません。フラップを有効に使うことによって、適正な速度へ減速し(抵抗)、かつ機体を安定させる(揚力を補う)ことが出来るのです!!
操縦席からの視点で言えば、フラップを下げることによって、機首もより下げないと適正な降下ができません。つまり、操縦席からの視認性(空港・滑走路)が高まる!!利点もあります。
ということで、フラップが故障してしてしまうと・・・ちょいと厄介です・・・(一応、ノーフラップ着陸の訓練もしますが)
明日、速度計のマーキングについて書きまーす
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