海の物語・・ホームマリンアクアリュウム

海水魚飼育を中心に飼育方法や意見交換の場。小型水槽嗜好。ECOSYSTEM ECOMINIで挑戦中 

採集の思い出 フグ編

2009-12-02 10:54:03 | 死滅回遊魚採集
色々な皆さんのブログを拝見すると・・・フグファンが多くおられますね。
フグって愛嬌あるし、なにか癒し系です。クマノミとならんで人気があります。

しかし私はそれほどでもないんです。過去にフグを飼った記憶からいうと・・①凶暴で他の魚のヒレをヒットアンドラン攻撃しぼろぼろにする②生き餌が好きで水を汚す③ハコフグのように毒で全滅④白点病にかかりやすいなどで その愛嬌さとリスクを考えた場合ついつい手をひいてしまうのです。

かくゆう私も過去には採集でいくつかのフグを捕らえ飼っていました。まず、おなじみのハコフグですが日の岬周辺でとったものは1センチ程度のサイコロちゃんでしたがとにかく人工餌を受け付けずポアになりました。また4㎝ほどの型のいいやつも採りましたが白点と毒をおそれて海にリリース。
おなじく同じところで採集したサザナミフグは2センチ程度のものでこれは丈夫でした。半年ほど飼いましたがもともとから内部にいる寄生虫で死にました。
クサフグの幼魚はどこでもいますがこれは何でも食べましたが凶暴なのでお勧めできません。でも、愛嬌さは抜群で家族に一番人気がありました。
中学のころは30cmほどのプラケースでヒガンフグの2センチほどの幼魚を飼ったことがありこれは水質の変化にも強く長生きしましたがいつのまにか死んで記憶はとだえています。笑


採集の思い出の記憶をたどると、ハコフグはタイドプールよりも藻場の多い浅瀬で遊ぶ個体が多い気がします。ハコフグの毒は強烈で友達のバケツでほかの魚を全滅にしたのを見たことがあります。あまり飼う気がしませんがキタマクラも磯で多く見ます。真鶴半島の三石のでかいタイドプールで5センチほどの暢気に泳いでいたキタマクラがふと思い出されます。サザナミフグはあまり個体が多くないようですが2~3㎝のものがとれるとうれしいものでしょう。

そういえばフィッシュマガジンでS先生の採集の記事に(40年前ですよ)森戸の磯でシマキンチャクフグの幼魚を何度かGETした旨の記事が書いてありました。シマキンチャクフグって純熱帯性のフグでは?とおもいますのでそうそう流れてくるものでなさそうなんですが採れれば珍しいものでしょう。

(写真は フリー素材 足なり から頂いたものです)


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