本家ヤースケ伝

年取ってから困ること、考えること、興味を惹かれること・・の総集編だろうか。

健忘症に悩む。その弐。

2015-03-25 09:17:29 | 
健忘症の健の字に健康の健の字を充てるのはおかしいのではないかとふと思って「倦怠期」の倦の字を充ててみたが、これは《頻繁に》という意味なのでおかしいどころか立派な学術用語なのだそうだ。「下手な考え休むに似たり」そのものだ。
 昨日はその健忘症絡みで少しだけだが医学のお勉強をして、一つ小さな発見をした。それは私が1年以上服用している《リピトール》というクスリについてである。これは「高脂血症」と言って即ち血液が脂でギトギトになる栄養過多・過剰の、一種みっともない文明病の一つで、これを改善する為に呑むのですよと言われて(何の疑いもなくかどうか?)素直に飲み続けて来たのだが、これがなんと健忘症を助長する副作用があるのだと、医学情報に大きく書いてあるではないか!!

 一般にクスリというものは体に(普段加わらない)強制的な作用をもたらすものだから、メリットもデメリットもあって当然なのである。だから我が国首相の大腸内壁が爛れてしまう病気の特効薬には、大脳を矢鱈興奮させる物質が含まれているのではないかという田島教授の指摘には充分我々を頷かせるものがあるのだが、それを報ずるメディアは皆無だ。

 私は別に医局も医者も医院も病院も薬剤師も、頭から信頼し切っている人間ではない。むしろ全くその逆である。彼らは現行の《ポイント制》が施行されている為、日夜ポイントを稼ぎ出すことが第一の仕事になっている《医は算術》(⇦昔《医は仁術》という言い回しがあって、これはその言い換えである。)的人間の典型なのだ。いい悪いを言うのではない。世の中算数が出来ないと食って行けないのである。

 但し、それならこの私にこれをスルーする為の《必要にして充分な》医学の知識が備わっているかと言えば、全然そんなことなどない。第一《生兵法は怪我のもと》だしズボラな私にはお勉強は面倒だ。それでお薬ちゃんなどは効く効かないに関わらず大抵は指示されるまま、処方されるままに服用して来たのだが、しかし薬の作用で健忘症が増進されてしまうのではこの爺様も堪らないから、もう金輪際あのクスリはやめることにしたい。全くああだこうだで《全頭検査》が必要な程日々前途多難な爺様である。


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