火曜日だということで久しぶりに「飛田東映」へ行った。このところずっと隔週に上映している『男はつらいよ』を前回またもや見逃してしまったので今回は必見と思って無理して行ったのだが、でも小林桂樹扮する田所考古学教授とその助手筧礼子(樫山文枝。マドンナ)に寅が絡むこの映画は「見飽きた」とは言わないながらも随分観たから「あっそ♪」みたいなもので、私には「禁煙を試みた途端に呼吸困難に陥った」と称して短くなったタバコで接ぎ火して喫煙を続行しつつ、お茶を飲み草団子を食べる教授のキチガイ染みたヘビースモーカーぶりばかりがやけに目立って不快だった。この映画が公開された1975年と言ったらまだまだ喫煙は社会的に公認されていて、この私だって昔は歩きタバコはするわ、路上に吸殻はすてるわ(但ししっかり踏み消していたけど。汗)で、映画館の中ではこれまた粋がって(?)ひっきりなしにモクモク煙を吹かせていたものである。後ろの客から「館内は禁煙ですよ!」と注意されても無視してたもんね。何が不満なのか、よっぽどつっぱらかって世間様の常識に刃向かっていたんだな。思えば悪いガキだったのだ。笑。で、飛田東映の客は今も平気で上映中タバコを吹かしているが従業員が注意しているところなど見たことがない。事実上黙認である。客同士の言い争いはたまに聞こえて来るが、原因は大抵「話し声がうるさい」というもので、一度上映中に大声で携帯で話す非常識な奴がいて、彼は他の客にすぐ摘まみ出された。*というわけで『田中宇の国際ニュース解説11/25』によればオバマは当初から自分を担ぎ続けて来た民主党左派(リベラル派)を外して、逆にあれだけ激しくやり合った『クリントンの人脈』を引き継ぎ、更には共和党穏健派をも大きく取り込んだ『中道路線』へと舵を切ったそうである。クソ面白くもないけどさりとてあんまり突っ走ってもアブネエ国だし、『それが私の生きる道♪』(パフィー)ということか、こればっかりは政権が始動してみないことにはどういうことになるのかわからないね。w . . . 本文を読む
多分私が自分でセットしたからだろうが、私のiGoogleにはなぜか『痛いニュース2チャンネル』というコーナーがあって、たまに読むととても面白かったりする。今度の出頭劇で言えば「汚職官僚なんて犬猫以下かよ?!」とか「私は最初からペットの恨みと思っていたよ」とか、それを受けて「俺はまたペットの恨みかと思っていたよ」とかである。はっきり言ってどこかのテレビに出ていた元警察の佐々某や御用弁護士のおばさんの低レベルのコメントなんかより数段知的だった。というわけで京都嵐山の紅葉は今月末までが見頃だそうで、珠ちゃんテレビでも宣伝していたから私も3連休直前の11/21金曜日にちょっと行ってみたのである。往きは阪急京都線大宮駅から嵐電で嵐山まで、帰りはJR嵯峨嵐山から京都へ出て、そこから地下鉄で烏丸まで行ってまた阪急に乗って帰って来た。ところで阪急線は大阪から桂乗換えで阪急嵐山まで390円、大阪から(四条)大宮までも同じく390円だから、往路は嵐電の200円分だけ余計に使ったことになるが(←嵐電は全線200円均一)阪急の駅は渡月橋を挟んで主なお寺さんとは正反対の側にあるので、少しでも歩く距離を短くするために嵐電を選んだわけである。ついでに言うとJR京都から大阪までは540円だが、それを環状線まで一歩踏み越えると、なんと350円も跳ね上がって一挙に890円になってしまうのである。例えば天王寺まで行くなら一旦大阪で改札を出て新たに天王寺までの切符を買えばこれが190円、寺田町までなら170円で済む。ちなみに京都ー大阪間は京阪なら京橋まで400円、阪急なら梅田まで390円だ。それで、私は本当は常寂光寺へ行くつもりだったが出掛けた時間が遅かったので天龍寺と野宮神社へ行っただけで時間切れとなった。連休明けから月末までまだ六日間あるから、日程が許せばもう一回嵯峨野行にトライしてみたい。私は地理的にはすぐお隣の大阪に住んでいるから言えることだが、そもそも『京都観光』などというものはあんまり期待して意気込んで行くべきものではないということが最近になってようやくわかって来た。行けばどうせ狭い道筋や境内で人込みに揉まれてモミクシャにされてしまうのだから、数多くあちこち要領良く回ろうなどとは最初から考えず、人の流れに逆らうことなくゆったりのんびり進むしかないのである。人生諦めが肝心なのである。ぁそ。 . . . 本文を読む
テロリズムである。起こるべくして起こったと言ってもあながち言い過ぎではない。襲われたのは元厚生省事務次官夫妻と同じく元厚生省事務次官夫人で、霞ヶ関官僚ピラミッドの頂点にまで登りつめた彼らは、この両人の当時の上司たる小泉ポチ同様現行年金制度の矛盾と破綻に拭い難い大きな責任がある。「殺されて当然」などとは言わないが、厚生省を辞めた後はその外郭団体の理事長に納まるなど、どちらも年金のプロが聞いて呆れる典型的な「天下り官僚」なのである。言うまでもなく彼ら霞ヶ関官僚は今総体として諸悪の根源である。「近所の評判がいい」だとか「個人的には偉ぶらなくていい人だ」とか、それがどうした!?そんな美辞麗句は屁のつっぱりにもならない。グリンピア然り、消えた年金然り、年金記録の改竄然りで、公金を私的に蕩尽し尽くし、この国をここまで疲弊させたのはいったい誰だと思っているんだ!? 情け容赦なく言わせて貰えば「死に様が履歴を浄化することはない」のである。それが原則だ。が、それにしても何か符合し過ぎていないか。経団連の奥田某が先日「メディアの厚生省・社保庁バッシングはひど過ぎる。仕返ししてやりたい」と言ったばかりだ。メディアはこの事件を「渡りに船」とばかりに早速スポンサーの意にそぐわない「天下り批判」などどこかへ放り出して「テロルはいけない」の大合唱だ。あったりまいじゃねえか。テロルを公けに礼賛する人間がどこにいる!?お粗末な想像力を駆使してあることないことあてずっぽで騒ぎ立てるのも大概にしろ! どこまで奴らは愚劣で恥知らずなんだ? それと山口夫妻殺害の第一報が「山口元事務次官宅前に男女二人の死体」とは如何にも不自然ではないか。さて自称右翼民族派と民放の共通項が一つある。それは「スポンサー即ち金蔓の意向には逆らえない」ということだ。『久米テレビ』は飯島みたいな既に終わった奴をゲストに呼んでいたので私はすぐ『報道ステーション』に切替えた。奴はポチの代理でチルドレン救済に乗り出している極めて悪質な、時代に逆行する輩だ。TBSはヌケサク揃いなのか(かつてオウムに情報提供して弁護士一家を虐殺させたように!)こういうチョンボが実に多い局だ。この番組で人気が出たら久米を『23』のキャスターに据えようとでも企んでいるのか。こんな番組ではお里が知れる。故筑紫氏とタッグを組んでいたつもりと言う久米も早済んだか? . . . 本文を読む
吉田えりさんである。ポッ。なんとまだ16歳で、神奈川県の高校2年生。世間を見れば親が子を殺し、子が親を殺し、大学生(高校生もだ!)は大麻漬け、飲酒・無免許で人を撥ねては「怖くなって」逃げ出す社会人と警察官、逃げ出すと言えば「私は逃げない」とほざいていた口の曲がった男はこちかめとゴルゴは読むが漢字は読めない。居酒屋でビールを軽く飲んだ後は定刻に帝国ホテルだ。第二次補正予算も出せずにどこが「経済の麻生」だ?!あっそう。というわけで関西独立リーグの神戸が7位指名で獲得に乗り出した吉田さんだが、ナックルボールは投げるし可愛いしで、いっそFA宣言したハマの番長と一緒に阪神へ来たらいいのに(はあ?)。で、つらつら思うに、彼女には格好の出番があるのだ。それは押さえの藤川球児が打たれた場面限定で言わば「押さえの押さえ」として出たら最高、甲子園は(仮令負け試合が決定的となった場面でも)盛り上がること請け合いである。それは彼女の実力をみくびっているってか。あっそ♪でも速球が速くないと変化球は生きないからね。そのためには筋トレして基礎体力をつけないといけない。でもまだ16でしょ?筋骨隆々になっちゃっていいのかな?ってか。いやそれでいいのだご同輩。「好きこそものの上手なれ」なのだ。しかし若いってことはいいね。私も16歳に戻りたい。ポッ。それは無理?ぁそ。 . . . 本文を読む
今日のスライドショーはGIFアニメで、これは絵や写真さえあれば『Paint Shop Pro9』(売価は9,000円くらい)の付録の『Jasc Animation Shop』で簡単に作ることが出来る。ただ問題は極力サイズを落とさないとすぐサイズオーバーでblogにアップ出来なくなる怖れがあることで、今回のGIFにしてもこれだけのことで『349KB』もあるから、最近画像1回の容量を『300KB』までと半端に拡大した某jugemのblogの制限を容易く越えてしまっている。動画は大変だってか。あちゃ。容量と言えば、teacupはそもそも総量の設定が低いからこれまでにもざくざく古い画像を削除し続けて来たにも関わらず容量はとっくに満タンになってしまったので、同じteacupのblogに別口を作ったのだがこれもYouTubeやSlide.comから転載するテクニックを使えば実質画像アップは無制限になるとわかったから、予備のblogは無用になって今殆ど使っていないのである。これなんか私にしてはなかなか鋭く狡賢い活用術である。大してでかしていないってか?!ぁそ。それはいいけど、ちょっとあちこちにblogを作り過ぎたと反省しきり。これは関東地方の某畳屋さんの影響によるところ大で、別に対抗心を燃やしたわけではないが、その時々の勢いとノリで後先考えずに作りまくったが、肝心のPWやIDを忘失することはしょっちゅうで、PCを交換する度に自分のblogに入れなくなってしまうアホな事態に何度も陥る。汗。元々アクセス数はあまり気にしていないとは言うものの、記事をアップしてもせいぜい一桁台のipやpvでは存在する価値が殆どないと思われるので、そろそろ無用に多過ぎる我がblogを整理しようとずっと考えてはいるが、優柔不断というか忘れっぽい性格というか握りっぱなしの『六知らず』というか、なかなか実行に移せないのである。というわけで、今日は久しぶりに将棋の話題と、あとはマラソン、バドミントンの話などをしてみようかと思います。ぁそ♪ . . . 本文を読む
AERA11/10号のBMWのCMで鳥越さんがBMWのお姉さんと対談していたかと思えば、昨夜の『テレヤツ』では久米宏が今回の金融危機で経営困難に陥った大企業の『内定取り消し』に触れて「200万円の解決金など涙金だ」「一生を左右する問題なのに」と企業側をなじっていた。こういうのを『事大主義』(←全体に対する見通しもなく瑣末(さまつ)なことを誇大に騒ぎ立てる態度、という意味で使っている)というのではないか。『内定取り消し』ったってどうせ東大・京大・慶応あたりの新卒に限っての話だから、そんなことは公共の電波を使って大騒ぎするだけの価値がない。彼らエリートは職をえり好みさえしなければ幾らでも就職口は用意されているのでありそれだけ取っても我ら「一般庶民」とは段違いなのであって、まして仕事もしないうちから何の権利か「200万円貰って再度スタートラインに立てる」ということならこんな結構な話はないじゃないか。まさにけっこう毛だらけ猫灰だらけ、お尻の周りは糞だらけである。この話を久米に振られた姜尚中教授は「東大卒にもニートが出るかも知れない」などとカッコつけて呟いてみせたが、そんな者だったら既に30年前にもいたことは以前私がこのblogで書いた。プラズマ研に憧れて入った名大を一年で止めて東大仏文へ行き、そこをリミットの7年で卒業して「日払い」で働いていた私の知人である。彼は今も多分東京にいるのだろうが、果たして何をしているかな?w・・そういうわけで、総体としてメディアに巣食っている連中には凡そ『庶民感覚』などというものはすっぽりと欠落していて、彼らが日々の生計に苦しむ人々や更には『ニート』はおろか『ネットカフェ難民』や『ホームレス』の毎日の暮らしぶり・心情などに思いが及ぶことなど実際金輪際あり得ないのではないか。都会のネオンサインに入り浸りの人間には(麻生同様)足下の状況さえ見えて来ないのである。言ってしまえばこれこそが『想像力の欠如』であって、これが脳内から人を蝕むのだ。彼らの脳髄が腐り切っていないと誰が断言出来るか。テレビは信用に値しない。テレビを信用するなということだ。ん?はい、そこのあなた、あなたの言ってることはさっきテレビで誰かが言ってたこととまったく同じだよ。余計なお世話だけど、少しは自分の頭で考えたらどう?
ってなもんだべなっとんとん♪ . . . 本文を読む
今回会計検査院が明かした不適正支出の公金の使い道だが、例えば愛知県を例にとれば「茶葉ミル」「折畳みの高級輸入自転車」「冷蔵庫」などがある。それぞれ「出がらしを捨てて生ゴミを増やすよりは粉にして職員が飲んでしまった方が環境に優しい」「車では入って行けない場所には自転車で行って業務の効率化を図る」「接待にも職員にも利用出来る」と尤もらしい言い訳が用意されているわけだが、問題は当然「そんなに必要なものなら何故不正経理してまで購入しなければならないのか?既定予算の枠内で処理して構わない当然の話ではないか!?」ということになって来るわけである。毎年年度末の2~3月になると、自衛隊各駐屯地を始め全国各地の官公庁出先機関や自治体では、突如としてやれ照明を換えたりトイレを直したりの設備改善やあれこれの備品購入や道路整備等々が始まる。分捕って来た予算を年度内に使い切る必要に駆られてのことである。「割り当てられた予算はきれいさっぱり蕩尽し尽くして置かないと次からは予算を削られてしまう」という強い強迫観念に襲われて、日本全国の「余った」公金があれよあれよという間に舞飛ぶわけだがこれでもなおかつ「余る」ことが避けられないという事になるとそれではと、今回の「預け」=「使った振り」等の不正経理が、サンプル調査した全国12道府県で例外なく(!)発生していたというのだから驚く。(東京?東京は東京銀行だけで充分じゃないか。w)これが〆て981件1253億円に上るが氷山の一角に過ぎない。なぜこうなるのか、私にはその理由は自明のように思われる。国家予算と各地方自治体の予算が単年度方式だからである。各年度ごとに予算が割り振られるのはいいとして、これをその年度でピッタリ使い切ることが強要されるとなると、これは毎年『一ヵ年計画』が繰り返される一種『社会主義体制』と言っていいのである。だから海外からはときに「日本は社会主義国家だ」と揶揄されるのである。霞ヶ関中央官僚の力がますますもって肥大化し続けて来たのもこのためである。各自治体に配分された予算は個々自治体の責任で柔軟に使い分けても可なりとすれば、こんな「やれ使途不明金が幾ら出た」などといったアホな問題は即片付く。無論その使途については一点の曇りもない情報公開が前提とされるのではあるが。日本という老木には今霞ヶ関という巨大なシロアリが巣食っているのである。
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『報道特集』だったと思うが、リストカット(と言っても左肘から手首にかけて夥しい数の傷痕があった)の自傷癖がある女性の自作映像を流していた。取材協力に応じた彼女は或る日トイレにカメラを持ち込み、ゴムバンドで堅く二の腕を縛り上げてから(恐らくは)動脈を切り、結果三十数針縫う大怪我をした。映像は途中までで切られた。8割が女性というこの病だが、とにかく何でもいいから誰かに常に注視されていたい、見放されたくないという一心で、いよいよ不安が耐え難くなると手首を切り刻むという挙行に出るのである。いわゆる『自殺願望』ではない。むしろ生への強い執着があるからこそ逆に『孤立することへの恐怖・強迫観念』が、たとえ家族と共に生活していても不定期に彼女らへ襲来するのである。これを『単なる甘えだ』とか『対幻想だ』とか傍から決め付けるのは容易だが、『人生死ぬまでの暇潰し』(←先日やしきたかじんがバラエティでこの言葉を披露していたが、私は三十年前から使っている)とは言うものの救われない話には違いなく、このBPD症については本文の最後にまた触れる。*随分前のことだが、私が例によって何気に街で写真を撮っていたら若い男性の二人連れがすぐ横を通り過ぎながら当の私をそっちのけで「何してるの?」「看板撮っているんだ」との会話を交わしていた。「よくご存知で」と私は思った。大抵の人は自分にレンズが向けられていない限りは無視してくれるからいいのだが、仮に「そんなことして何になるの?」などと真正面から訊かれたとしても私にはうまく答える用意がない。いわば「牛はふと歩き始めた」(←これは宇宙開闢時の「対称性の破れ」を説明した言葉だが)のでアル。ちょっと違うってか。ぁそ。*「blogがタレントの芸能活動の場と化している」などと言われても私には別段これといった実害などないから「勝手にしたら?」と思うのだが、芸能記者の側からすればタレント(即ち彼らの飯の種)とファンとが直接キャッチボールを始めるような事態は無論歓迎出来ないだろう。タレントやプロダクションとそれを取材し報じる側とはこれまでも今も相互依存の関係にあるが、blogの普及によって従来のように生の記者会見で質疑をやりとりする方法とは別に、芸能人がネットに向かって直接声明を発表し自己PRを行う場を持ち得たことは、自己演出の手段が確実にひとつ増えたことにはなるのだが。 . . . 本文を読む
水曜日の久米テレビはホリエモンとそのまんまを呼んでいた。そのまんまは時間さえあればダボハゼみたいに無思慮にテレビに食いついて来るタレントだからテレビ界の大先輩たる久米さんには一目おいているということか、普段とは打って変わった慎重さで大した話は聞けなかった。唯一「(ホリエモンの)衆院選出馬には違和感があった」と本人に直接言っていたのは面白かったが、これも「あんたと一緒にされたらかなわない」というエクスキューズかも知れない。一方ホリエモンには福岡教授が面子をかけて(?)激しく喰らいついていたから議論もかなり白熱して興味深かった。最近のホリエモンは「blogを書く日々」だそうで、たまに(誰と何を話すのか知らないが)仕事もするそうである。blogの効用というか功罪についても番組内で議論があって、ホリエモンは当然肯定派だった。私自身もblogなしでは一日が成り立たない人間だ。が、そもそもインターネットを始めた四年前は『痛快いけいけヤースケ伝』(未完)という自作『葉書絵物語』のイラスト発表の場だったのが今これは後景に退き、入替わりに写真、ムービー、ミニアニメ、そしてこのblogのように勝手気ままな時事評論(?)などが主体になっている。私がインターネットを開始した際も(以前書いたので繰り返さないが)実は彼が社長だった頃のライブドアと大きな関係があった。それで『世はなべて有為転変の場』と思いきや、画面のホリエモンを見ていて、この人間は自身「亀ちゃん退治」の刺客として出馬した3年前の『郵政解散』当時で時間が止まっているのではないかと思った。今上告中の彼は当時の自分の立候補を肯定し竹中を讃えて・・それで終わりなのである。「ネット上では豚だとか何だとかボロクソに叩かれるので今は何を言われても驚かない」と言い、最後に「blogでしか反論出来なかったから番組に出られて良かった」とも言っていた。最近捕まった小室氏については拘束された被疑者のノウハウでも伝授したいのか「早急に面会したい」とどこかの週刊誌で言っている。テレビにも呼ばれればどんどん出たいそうで、『時代の寵児』から一転『独房』へ叩き込まれた彼としても、とにかく日々露出し続けて行かないとやがては忘れ去られてしまう運命だということだろうか。しかし今後超バブルの時代の再来でもない限り、所詮彼は『はや済んだ』過去の人のように私には思われる。 . . . 本文を読む
昨日のNYtimesのトップ記事の見出しが「For Obama, No Time to Bask in Victory As He Starts to Build a Transition Team」で、これをYahooの自動翻訳にかけたら「小浜(彼が移行チームを築き始めて勝利に浴する時間でない)のために」だった。まあこれでも意味が通じないこともないが、これが試験だったら何点貰えるかな? で、我が福井県小浜市には欧米メディアも取材に来ていて、市長は「来年1月の大統領就任式典にはホワイトハウスへ行って小浜式フラダンスを踊りたい」などとご満悦である。投票日当日まで電話作戦等で激しく抵抗していたマケイン陣営だったが、いざ敗北が決まるとなると、そんなことはケロッと忘れてブッシュもマケインもこぞってオバマを讃えていた。オバマの大勝と言っても全米での総得票数の比率は52%vs47%で、各州で1票でも多い方がその州の選挙人を総取りするという一種小選挙区制みたいな米大統領選の制度の下では、この2~3%の差が大差をつけたのである。猫も杓子もオバマ!オバマ!だが、日本政界ではまず、先の「10/26解散説」の根拠の一つが「オバマ勝利が予想される11/04以降では分が悪い」であったことからも明らかなように、「外務省丸投げ」の自民は民主党の勝利は内心歓迎していないのである。外務省の対米パイプは従来共和党8対民主党2で、しかもオバマとのパイプは皆無だったというから、「忠米一途」で先見の明もなく情勢分析の才もない奴らは今大慌てである。財界はもちろん歓迎はしていない。バイデン副大統領は上院議長も務める決まりだが、彼は民主党に多い対日強硬派の一人だし、民主党の支持母体の一つが全米自動車組合だからオバマ本人も選挙中「日本車や韓国の車ではなく米国産車に乗ろう」としばしば熱く呼び掛けていた。円高と相俟ってトヨタ以下日本車の米国内の売り上げはいやでも落ちるのだ。
オバマはシカゴの勝利演説で取って置きのリンカーン共和党大統領の一句「人民の人民による人民のための政治」を引用した。これは全国民的融和のためには政府スタッフに共和党の人材の登用も充分あり得ることを示唆したもので、伝えられるように現政権のロバート・ゲイツ国防長官を留任させる(本人は固辞)ようなことがもしあれば、遺憾ながらイラク撤兵は更に遠のくだろう。 . . . 本文を読む
さて民放が以前取り上げ、今回NHKも追随して同じ内容の取材をした埼玉の某「ネット喫茶」の話だが、そこは防災や緊急避難方法などにうるさい「旅館法」の適用を免れるため、ぎりぎり宿泊施設としての要件をわざと外して例えば利用者に個々毛布・布団等は提供せず、唯一「膝掛け」のみの支給で済ませているのであるが、実際の利用者の方は勿論長期に亘る宿泊所として使っている。通路の両脇にずらり並んだ各個室は2畳もないだろうか、通路との仕切りが開き戸1枚だけで上部はオープン、下は通路から丸見えという構造である。トイレは当然共同で無料、風呂はなくシャワーの使用料が一回300円、洗濯及び(恐らく)乾燥機の使用は一回500円、あと郵便物の預かり料が一月3,000円である。これら諸経費は部屋代とは別途徴収で、メインの部屋代はというとこれも法的対処のためか、1H80円が24時間で1日1,920円、30日で57,600円の計算だがこれに先述の諸経費を加えると、この狭いPC個室に寝泊りするだけで一ヶ月7万円は優にかかるという仕組みである。7万円という家賃だったら都会でも2DKの中古マンションくらい充分住める額だが、住人はそこ以外定住の地を持たない所謂《ワーキング・プア》の面々だから、高額に及ぶ「頭金・敷金・礼金」などは払えるわけもなく、それどころか引越し費用の捻出さえままならないという状況なのである。住所のない彼らが何故ここに飛び込んで来るかと言えば、店が承諾してさえくれれば店の所在地に住民登録が可能だからである。就職しようにも、まずは「住民票」がなければ面接で相手にして貰えないからだが、一体全体こんなことが今までこの国で起こり得たろうか。行政はこういう人に援助の手を差し伸べないで誰に援助するというのか。店も零細は零細だが一ト月の荒利が200万円、アルバイトの人件費他諸経費を差っ引いても半分の100万円は経営者の懐に入って来ると言う。民放では経営者は「批判はあるがそれはやっかみだ」と答えていた。確かにこの店はまだマシな方でNHKは同じ埼玉で更にあこぎな「貧困ビジネス」を取材していた。そこはまず1Rマンションをベニヤ板で二つに仕切った「個室」を幾つも用意して、そこへ任意のホームレスを「生活保護受けさせるから」とスカウトして来て住まわせ保護費の支給を取り付けるのだが、支給日には予めその大半を抜いてしまうのだ。 . . . 本文を読む
日清製粉は美智子皇后の出身母体だけれど、私は知らなかったが最近カップヌードルの器を従来の発泡スチロールから紙製に変えて、それが良くなかったのか、揮発性防虫剤のそばに置くと匂い移りするようになってしまい、今これを警告するTVCMまで流しているのだ。カップヌードルと言えばもう何十年も前からのヒット商品で、今では類似品も多数あるけど、昔は深夜自販機で買ってその場で食べられるラーメンはこれしかなかったから、私も随分お世話になったものである。*一方伊藤ハムの東京工場では井戸水からはシアン化合物が、ウインナソーセージのパックからはトルエンがそれぞれ検出されて「そりゃあもう大騒ぎサ」(←古過ぎ?)なのである。どちらも「人体に害を及ぼす濃度ではない」と言うんだけど、最近あちこちで「濃度が薄いから大丈夫」ってこればっかしじゃん?だけどシアンと言えば「青酸カリ」だし(はあ?)トルエンと言えば「シンナー遊び」だもんね。(はあ?)トルエン即ちトリニトールエチレンは印刷ではインクを溶かす溶剤として広く使われている薬剤で、これを使ってフィルムの最後内側になる面に印刷しても(←フィルムの外側に印刷すると流通の過程で擦れたりして文字とかが不鮮明になるから?)揮発性があるからすぐ乾いちゃって安全ということらしいけど、今回は溶剤の濃度が基準値を遥かに超えていたにも関わらずそれを機械がチェック出来なかったのだ。てことは当該ソーセージのパックの中はトルエンでビショビショだったってことになるのかな!?「シンナー遊び」に使うくらいだから幾ら摂取しても大丈夫だなどと決して思ってはいけない。最近はみなさん大麻の方へ行ってるみたいだけど、昔はトルエン入りのビニール袋を頭からすっぽり被ってスーハーして、そのまま死んじゃった人は何人もいたからね。そう言えばこれも昔、あれは確か市谷の大日本工場だったと思うけど、アルバイトの若者がトルエンを瓶に入れて盗み出すという事件があった。トルエンは人体に害があるし引火性も強くて「火気厳禁」の品物だから重罪になった筈である。そういうわけで、中国製毒入り餃子に始まった所謂『食の不安』はこのところ留まるところを知らない。中国製だけでも解決困難なのに(!)米を筆頭に国産品までおかしくなっているのだから、私にはそもそも食品は工場での大量生産には馴染まないのではないかとさえ思えて来るのである。 . . . 本文を読む
『ムーブ!』(朝日放送の夕方の情報番組)とかによく出ている経済評論家の須田某氏は『要するに』が口癖の『要するにおじさん』で、仮に彼に1分間しゃべらせれば最低3回は『要するに』という言葉を差し挟むので、私はキムタクみたいにビデオは撮らないまでもいつも「あ、また言った」と「要するに」の数を数えている。こういう本人直す気のない口癖を聞く度「この人頭悪いんじゃないか?」と私は話の内容以前に思う。昔某工場に話の途中で必ず「お前」という言葉を何回も挿入して来る人がいて、その口癖だけで私はその人を嫌いになった。笑。私が彼に何度も「お前」呼ばわりされる理由など皆無だったからである。*センキョも打てずに「逃げまくっている」癖して「ばら撒き」ばかりをあれこれ予告「だけ」している最近の麻生だが、凡そセンキョ目当ての「ばら撒き」などというものは一旦始めるともう収まりが付かなくなってしまうのか、まるで「ばら撒き」を止めた途端「もうこの首相からは何も出て来ない。この先待っているのは大増税だけだ」と我が選挙民に断罪されてしまうに違いないという「脅迫観念」にとり憑かれているかのようである。だったらそんな「3年後には消費税アップ」などと余計なことを口外しなければ良さそうなものだが、これは「ばら撒きしたいのなら増税も言え」と与謝野~財務省のラインに硬く条件付けされたためだろう。しかもこの数次に亘る「ばら撒き補正予算」にしたところで所詮は役人臭ふんぷんたる「数字遊び」の域を出るものではないことが発表早々「金持ちに小銭やってどうする?」とか「600万円の大減税ったって、一部のセレブが条件付で現行160万円と大差ない恩恵を被るだけだ」とか「高速料金値下げったって『土日祭は下々の者はせいぜいCO2撒き散らして国内旅行に出掛けろ。トラック等仕事関係の人はこれまで同様料金所手前の路肩で寝て休日は大渋滞に巻き込まれろ』と言っているようなものでどこが景気浮揚策だ?!」とかと、アドバルン揚げただけでメッキが剥げているのである。日々数億~数十億単位で膨張し続けるわが国の国公債をどこの誰が握り込んでいるのか私には知る術もないが、もはやわが国財政の窮状は霞ヶ関官僚どもの我田引水的数字トリックでは如何ともし難いのである。これを『円本位制』でも敷くつもりか『欧米よりマシ』だから「今こそ千歳一遇の好機」とぶち上げる奴までいるのだ。 . . . 本文を読む
今度はデンデンタウンの中程の『G.T.C.』という店で富士通のFMV-7000というのを買った。いつ頃の製品か知らないけど、XPプロ認証済の中古のノートPCで、16,800円ぽっきりだったからかなり安かったのである。ノートパソコンも先日ヤマダデンキへ行ったら、DELではなかったが確かに5万円台の新品があったから、これからいよいよ中古は安くしないといつまでも売れ残ってしまうことだろう。で、今度の富士通もDVDは駄目でメモリは256、ハードは20GBということだったが実際は(6+12の増設)だったからいろいろインストールして行くとすぐ「メモリ不足」と言われてプログラムを消したりC:からD:へ移設したりしなければならなかった。結果難儀してquicktimeは入ったがまだiTunesの方は入っていない。あちゃ。私の壊れたPCだが、店の人に訊いたら「バックライトが切れただけだろう。修理に出せば1万円くらいで直る筈だ」とのことだったので、どこか安いところを見つけてそのうち直したいと思っている。そういうわけで、PCなどというものはなければないでやることがなくなってしまうし(!)あればあったでああだこうだと悩みは尽きないのである。*今週の水曜日、久米宏の『テレビってやつは・・』の第二回を見た。これはなかなか見せる番組で、『報道ステーション』はいい加減食傷気味だったのでちょうど良かった。最初に取り上げたのが大阪の橋下知事の暴言集?だったが、彼の朝日新聞攻撃は(他のメディアは取り上げなかったが中山某を礼賛しただけではなく)戦前・戦中の翼賛報道の責任をも指摘するものだったのである。戦後いわゆる「戦争責任」を問われることなくすり抜けて来たのは裁判所と大新聞だけだ。あと、「出演者が多過ぎる」というメールが番組宛に届いたということだったが、確かに私も、あのジャズおばさんと若手芸人は要らないんじゃないかと思った。笑。どこから弾が飛んで来ても、自分なりに積極的に拾って即応出来る人でないと生番組はこなせない。それでどのチャンネルを捻っても要領のいい同じ顔ぶればかりになってこちらは辟易させられてしまうのである。それはともかくこれからは水曜日は毎日放送(TBS)で10時から久米さん、11時からはニュース23、その後は囲碁・将棋チャンネルに回して深夜2時まで見るのがちょうどいいかな?と思った私です。w . . . 本文を読む