開き直りが流行る。防衛省然り、国交省然り。今度は中国公安だ。問題の工場が国営だなんてことはこれまでメディアは前面に押し出していなかった。が、今の論調は、「国営だから国家的面子がかかっており中国も必死だ」というものである。日中の捜査当局が打ち合わせした直後の中国側の発表だから日本側はカチンと来たというが、この筋書きが双方で示し合せて描いたものではないという保証はあるのか。日本側では四つの生協が当面中国製品は扱わないと共同で決定しており、この問題は容易なことでは収まりがつかなくなっている。今、日中間で食料の輸出入が大幅に下落すれば困るのは両政府である。これをソフトランディングさせるために、日中双方の捜査当局が何やら画策していないとは言い切れない筈だ。(後註:)3/1(土)の『NEWS二十面相』によれば、胡錦涛国家主席の四月訪日の下準備のため来日した唐家璇さんの「餃子問題はこれ以上大きくしたくない」という打診に対して福田ぬらりひょんが例の調子で「うん、うん」と曖昧に相槌を打って対応したため、これを「事件揉み消しへのGOサイン」と受け取った中国側が先の発表に踏み切ったということである。中国公安は「現在の従業員には不審人物がいない」とは言ったが、既にこの工場を退職した者に関しては触れていない。どこからの情報なのか、番組では「既に中国公安当局は女性を含む4~6人の元工員の身柄を拘束している」と報じた。 . . . 本文を読む
石破という人間も相当な食わせ者で、艦長代理の航海長を「怪我人を搬送」と偽って防衛省へヘリで呼びつけ、自分が率先して大臣室(←密室だ!)で口裏合わせの謀議を諮っていたのだ。「はあ?制服組の体質だって?!とんでもねえ野郎だ。お前だよ、お前!!」開き直りもいいとこだが、私はこれで「石破は早終わった」と思う。次のセンキョにもほぼ出られないだろう。福ちゃんも早晩どこかでこの大嘘つきのペテン野郎を切って捨てないと自分がもたない。彼自身所詮は「峠を越えた雇われマダム」にすぎないから、あっさり切られてしまうだろう。最近「ポチポチ連合」がやけに動きを強めていることだし、「いつどういうタイミングで福田を降ろすか」は既に森・ポチは計算し尽くしているに違いない。 . . . 本文を読む
*三浦事件は27年前の銃撃事件で、2/25昼の番組の大下さんも当時中学生だったから詳しくは覚えていないと言った。事件報道を直接には知らない人たちも最近のリプレイで当時の様子の凡そは推測出来るだろう。最初、彼は悲劇のヒーローだった。ロスアンジェルスを旅行中妻共々銃撃されたのだから同情を呼んで当然だった。が、2年後『週刊文春』に『疑惑の銃弾』という連載が開始されると様相は一変した。保険金目当ての嘱託殺人(一美夫人は頭部に銃弾を受け1年後意識を回復することなく死亡した)ではないかという『疑惑』が急浮上したのだ。テレビ各局は連日先を争ってこの事件をフォローした。当時から既にメディアの「狂乱報道」はあったことが確認出来る。一列横並びの劇場型の事件報道である。露出を好む三浦氏本人も進んでテレビに出演し自分の主張を繰り返した。が、テレビ局は単なる媒体であって、裁判所ではない。紆余曲折があったが数次に亘る裁判では結局、ロスの銃撃事件に関しては証拠不十分で無罪、その前年の三浦一美夫人殴打・殺人未遂事件では三浦氏の依頼を受けて殴打した本人の供述もあって有罪が確定し彼は服役した。最近になって三浦氏はコンビニで万引きし、その裁判が始まる寸前の今回の逮捕劇だった。*裁判制度というものは個々の国独自に適用されるもので原則『国境を越える』ことはない。日本の場合『証拠主義』に立脚しているから、心証としてどんなに疑わしい被告でも肝心の証拠がなければ『疑わしきは罰せず』となる。また『一事不再理』という原則があって、一旦無罪が確定した事件については二度と裁判にかけられることはない。が、これはあくまで日本一国の事情であって、米国には米国の(それも各州独自の)司法制度があるわけである。この事件のメディアの取り上げ方に早速噛み付いているblogがあった。「イージスの事件はどうした?!」というのだが、「仕組んだ」とすればむしろ沖縄基地問題の収拾が付かないアメリカの方が怪しい。ところで私には『みんなで亘れば怖くない』式の狂乱報道の方が遥かに気がかりである。オウムの麻原をたけしの番組に呼んで『空中浮遊』について語らせたのは確かテレ朝だったし、放映前のビデオをオウム側に見せて結果弁護士一家惨殺を招いたのはTBSのワイドショーだった。2年前の小泉フィーバーを演出したのも報道である。劇場型の報道はとどまることを知らない。 . . . 本文を読む
「もしインターネットがなかったら?」(by電通総研2007)という設問自体平和ボケ風であまり意味のある仮定とは思われないが、今回は敢て取り上げる。なぜ意味無いかと言えば、だってよっぽど偏屈な人間でない限り、誰だって「ネットがないと不便」と答えるに決まってるもんね。いや、中にはいるんだよ「パソコンなんて要らない」「ウェブなんか知らない」っていう頑固者。(←私自身も何を隠そう、つい数年前までは「そっち側」の偏屈オヤジだったもんね。ぁそ。)「テレビは自室には置かない」って人は多いけどね。日頃「インターネットなんかいつなくなっても構わない」と思っている筈の私でも、先だってパソコンが壊れたときなんか三日で飽きてネット喫茶に通ったもんね。アホ。ぁそ。笑。食糧問題や環境問題は重過ぎて手に余るからこういう余興もあって構わないだろうけど、真面目に議論する人なんているんだろうかって感じだな。けど、まあちょっとだけ。 . . . 本文を読む
昨日は大阪も強風で東京同様「春一番」ということだったのか、東京情報しか聞いていないからわからない。あちゃ。去年より九日遅い春一番だったらしい。さて昨日ここと同じ記事をヤフーのブログに回しアップしたら早速「漁船の側に回避義務がある」と国際航路か何かを引き合いに出して海自を全面擁護する投稿があったので、残して置こうかどうしようか一瞬迷ったが、やっぱり削除した。笑。なんでも「報道が初歩ミスを犯した」などと言うのだが「初めに結論ありき」で論旨は支離滅裂、何より私が重視する「説得力」というものが致命的に欠如していたから、残して置く程の価値はないと知ったのである。軍の「そこ退け」主義を全面肯定する手合いだから単なるアホかファシストか軍艦マニアかだろう。w*「近代社会」は軍隊組織の敷衍化・普遍化と共に歩んでいるわけだが、そもそも軍隊というものは「敵」を殲滅するための組織であり、「敵とは何か」という議論はさておいて、そのためには我と我が身を徹底防禦し、その障害となる者はこれも徹底的に排除するのが大原則の、上意下達のピラミッド型組織である。そのため場合によっては味方の筈の民間人らも「足手纏い」として排除の対象とされることは先の大戦下の沖縄を見ればわかるだろう。「奴は敵だ。敵は殺せ。敵を利する者は敵である」と、これが軍というものの基本論理であり、「間接侵略」論なども全てこれだ。近代というものは常にこの軍隊という名の「組織暴力」=「組織された凶器(狂気?)」を嬉々として携え歩んでいるのであって、更に言うならば、一旦作動し始めた軍には文民統制も理性も人道主義もへったくれも何もなく、敵か我が方かのどちらかが機能不全に陥るまでただひたすら破壊と殺戮を継続する可能性は常にあるとしたものである。「ソンミの大虐殺」を見よ。フツーの人間がフツーでなくなるのが戦争であり、軍隊である。・・そういうわけだから、今回のイージスの問題にしても「制服組が、内局が、背広組が、政治家が・・」となんたらかんたら騒がしいことだが、所詮は軍隊が何をする組織であり、日頃何を想定し、何のための訓練をしているのかという一点は我々は押さえておく必要がある。軍隊が守るのは国家というシステムであり、我々個々の人命などではさらさらないのだ。以上、サンプロの高野さんのコメントに触発されて予定とは違うことを書きました。で、今日は笑いの話。 . . . 本文を読む
朝の番組で塩爺が「漁船の側にも非がある」などと言っていたが、何を根拠にそんなことを言い出すのか、これはまったく腑に落ちない。橋下風に言えば衝突の責任は2万%「あたご」の側にあるというのが国民世論の大勢であり、何のためこの世論にイチャモンをつけるのだろう?!混み合う交差点で居眠り運転のダンプカーが子供を撥ねたら、塩爺は「いや、これは撥ねられた子供の側にも責任がある」と言うのだろうか。某海難事故専門家は『あたご』の回避義務を認め、そうしなかった理由に内部の指揮系統の乱れから見張りの当直らが個々の漁船の動向を見落とし把握出来ていなかった可能性を指摘している。そもそも「清徳丸」は最初から『あたご』の見張り員の眼中になかった可能性さえあるのだ。だから口裏を合わせようにも、どこでどう辻褄を合わせたらいいのかわからないから情報を小出しにし、更にはその情報を二転三転し、艦長には雲隠れさせるのである。これを情報の捏造乃至は情報隠蔽というのである。 . . . 本文を読む
*民主党細野議員というと、以前は前原ちゃんの番頭役で、その後民放の女子アナと浮名を流したりというイメージだったが、今は『埋蔵金問題』を先頭に立って追及しているとのことで、昨日の予算委員会での『1億円』問題の質疑は面白かった。国交省がわけのわからない天下り団体へわけのわからない書類を作成させ、丸投げされたその報酬が一億円だったというのである。この書類はまず文章の基本『てにをは』が出鱈目でこれは自動翻訳ソフトを使ってそのまま本文にしたらしい。ページの振り付けはいい加減、引用には堂々と『出典:ウィキペディア』とされていたり、そうかと思うと突如として英文表記のページが連なっていたりと、まるで私のブログみたいってか(笑)私んとこは個人が勝手に無報酬でやってることだけど、あの人たちは分捕った税収等を身内で盥回しするために無理矢理でっち上げた「お仕事」としてやっていることなのである。自分の先輩が天下った先に委託した仕事なので国交省はこの出鱈目な《やっつけ仕事》をノーチェックで受理している。「はい、一億円、一丁上がり!」てなもんである。そのまんま東が信頼して已まない役所とはそういうところなのである。早稲田ではそういうことは教えて貰えなかったのかもね。*これは漁協の側が指摘していることだが、海自の基本スタンスはどうも「そこ退けそこ退けイージスが通る」という傲慢そのものの姿勢らしい。狭い水道へ、しかも出漁の漁船で混み合う時間帯になぜ偉そうに敦賀所属のイージスが自動操舵で割り込んで来なければならないのか、私にはその理由がさっぱりわからない。自分たちは雲上人だとでも思い上がっているのだろうか。漁船の側の航跡記録装置を見ると、木の葉のような漁船が一向に徐行しないイージスに驚愕して右往左往させられているのが一目瞭然である。彼らは普通の人の普通の暮らしを何だと思っているのだろう?暇さえあればエロ画像と一緒にイージスの機密情報を流出したり、贈収賄に関わったりしている連中である。奴らのしていることは国防じゃなくて『国亡』じゃないのか。そう言えば『亡国のイージス』という映画もあったが、現海幕長はこれまでも数々の問題を惹き起こした曰くつきの人物で、これと仲良しの石破なんかに「辞めて済むような話ではない」(←お前が言うことか!)などといつまでも偉そうなことを言わせておいていいわけがない。 . . . 本文を読む
*石破が被害者の元へお詫びに行って、これを出迎えた行方不明中の船長の弟さんが「兄貴の問題を解決してから辞めて貰いたい」と言ったのをこれ幸いと、まるで自分への励ましでもあるかのように「政争の具にされたくないと言った」などとマスコミへ喧伝したのだが、ものは言いよう、料亭にお呼ばれして日頃ええかっこばかりしている大臣などは所詮この程度の人間でしかないようだ。衝突までの経緯もここへ来て徐々に明らかになって来ている。というか、漁協の説明は直前データを開示するなど一段と深化し詳細に亘って来ているが、防衛省側はというと、説明が二転三転し、殆どしどろもどろ状態で何かを隠そうとして更にド壷に嵌っているようにしか見えず、漁協側には不信感が渦巻いている。彼らは「本当のことを語って欲しい」と言っているだけだが、防衛省はその「本当のこと」が言えない体質なのである。第一下からの報告しかデータの持ち合わせがない筈の上位の高官だけが会見にしゃしゃり出て来て、いまだに当事者たる「あたご」の艦長が出て来ないのはどういうわけだ?!艦長が出て来て記者団に突っ込まれたら何かまずいことにでもなるのか??イージスの意味は楯ということらしいが、それは勿論石破や海幕幹部らを守る楯という意味ではない。*で、今日は『パッチギ!』と『寅次郎紙風船』の話を少々。『パッチギ!』Love&Peaceは戦争に行かずに逃げ出した父親を娘が・・するという話、『寅次郎紙風船』はいい女の泣き声はあたかも笛の音のようだという話。一の谷の戦さ破れ、討たれし平家の公達哀れぇ~っ(中略)・・聞こえるはこれか、青葉のふうえぇ~っ♪ぁそ。 . . . 本文を読む
日本新党の細川元首相が『日本は政権交代が必要だ。10年で禊は済んだから再登場したい』(?)と言ったとか言わなかったとか、政界再編へ向けて雀たちが騒がしい。w
私は個人的にはお殿様・細川さんは嫌いじゃないから焼き物なんて焼いてないでまた出て来て欲しい。笑。ポチと殿様が密会したという話はデマらしいが、「マダム・毒蛾=回転寿司・小池」が自衛隊に噛み付いたというのはポチや飯島の動きと連動しているだろう。メディアは「どこへ行っても小泉人気は衰えない」などと喜んでいるが、ばかやろう、お前らには恥というものがないのか!?「お前ら男妾(おとこめかけ)だ」と言ったら女性記者に失礼ってか、ポルトガル語ではputaは売春婦でputoが男娼婦だなんてことまで今思い出した。お前らそうやって未来永劫『ポチポチ親衛隊』をやってるつもりか。そもそもポチこそがこの国を「ぶっ壊した」張本人、極悪非道の大罪人だ。ボケッ!岡田さん頑張れ!(はあ?)今(2/21pm4:00)衆議院予算委員会ではポチに騙まし討ちにされたかつての民主党首・岡田さんが質問しているのだ。 . . . 本文を読む
そのまんまや橋下というのは、言っていることは結局これまでの政治をこれまで通りにやっていくというだけの政治で、言わば自公の旧勢力におんぶにだっこの守旧派そのものなのである。自公に屯する道路族とどこが違うか、言えるものなら言ってみろ!保守反動と言おうか、アンシャン・レジュ-ムと言おうか、彼らの本質は極めて醜悪な『自公の別働隊』である。東などは早稲田で(それも付け焼刃で!)何を学んで来たのか知らないが、政治家としては無能で見識もないただのアッパラパーといっていい。彼に出来るのはせいぜいタレントとしての知名度を活用した県産物のセールスだけでそれで充分である。「自公の受け売り」を基本とし、適宜自公提出の「進歩的」改革案を織り交ぜてみせるだけなら誰でも出来る。東は管さんに対して「民主党はコロコロ言うことが変わるから不信感が増すだけだ」と言ったが、ばかやろう、お前や自民党のように年がら年中「道路だ、道路だ」と騒ぎ立ててゼネコンに金を回し続ける政治が「変わらない」からいいのか?それで800兆円の借金か。そんなお題目などオバマさんじゃないけど「チェンジ!」の対象でしかないのだ。ボケッ!このアホは宮崎特産の『陳情政治』をいったいいつまで続けたら気が済むんだ??未来永劫か??*というわけで、イージスとは楯、最新鋭の楯も使い方によっては単なる往来危険物で、全長162mの巨艦が12mの漁船をへし折ってしまった。・・ . . . 本文を読む
『おおさかシネマフェスティバル』の前年祭というのが数年前天王寺公園映像館で二日間にわたって行われ、そこで『細雪』(市川崑監督)『リボルバー』(藤田敏八監督)『岸和田少年愚連隊』(井筒和幸監督)『恋する女たち』(大森一樹監督)の四本を見たという話は以前どこかに書いたが、今探しても見つからないからこのblogではなさそうだ。wで、二日目当日は大森監督と井筒監督のトークショーをする筈だったが、井筒監督は自分のうっかりミスで東京の某テレビ局とダブルブッキングしてしまい、後から日程を入れたテレビ出演の方を優先したので大阪には来なかった。主催者には「六時頃なら行ける」と言ったそうだが、ばかやろう、そんな時間ではもう公園は閉まっている、というわけで、こんなことがあったから私の彼に対する評価は低いのである。映画もこの四本の中では最低と思う。ぁそ。 . . . 本文を読む
一般に追われる立場というものは弱いものである。旧弊を打破して浮かび上がって来る新興勢力には何よりも勢いというものがある。先日女流囲碁の公開タイトル戦を見ていたら、解説の小林覚九段が『武宮vsチョ・フニョン』の国際棋戦に触れて、局後の感想で武宮九段が「仮令負けてもここはこう打ちたい」と言った言葉に韓国棋界のトップクラスの打ち手であるチョ九段は「負けたら何にもならないだろう??」とその言葉の真意を測りかねたという逸話を紹介していた。これは日本では広く通用している一種の「美学」であって、石の姿形を「命」として重んじるプロ棋士たちが頻繁に口にする言葉である。「負けても勝ってもここはこの一手。死んでもそんな手は打てない」などと言うわけだが、そんなものは得手勝手な思い込み、硬直した独善的美意識に過ぎないかも知れない。考えるまでもなく囲碁であれ将棋であれ勝敗を争い雌雄を決するゲームである以上負けてはなんにもならない。「結果を出す」のがプロというものの宿命だ。「負けたら駄目だろう?!」とチョ九段が理解不能だったのも頷けるところである。プロである以上勝負に拘って当然だが、日本では将棋界でも「将棋に勝って勝負に負けた」などという言葉があるように途中図までの内容の充実度を殊の外重視する傾向がある。他方以前紹介したように「何で勝っても勝ちは勝ち」と時の木村名人に対して嘯いた棋士の逸話もあるくらいで、やはり勝敗にはとことん拘ってもいるのである。プロなら「勝ってナンボ」である。しかし勝負ごとには勝者もあれば敗者もある。昔戦いに敗れた敗軍の将が「芸は俺の方が上だよな?」と酔って管を巻いたという話は有名である。負け惜しみである。敗れたのは坂田栄寿当時本因坊で、勝ったのは当時新進気鋭の「コンピューター・石田九段」である。 . . . 本文を読む
もういろんな人が書いているから、私なんかの出る幕じゃないかも知れないけど「あいつこの問題について何も言えないのか」と思われるのも癪だから(はあ?)今日は少しだけ万波さんの問題を考えます。それにしてもまたしても厚生労働省絡みだね・・。餃子事件で中国の検疫当局は中国に於ける混入を全否定し、あまつさえ「パックを剥がしてからまた封をすることなんて誰でも出来ることだ」(!)としていまだ「日本での混入」論にしがみついている。ただ一方で「日中捜査当局の協力の必要性」をも強調しているので、これはそちらの摺り合わせへの誘導を第一義的に謀っている声明かも知れない。所詮は検疫所の小役人が真相究明よりも保身のための責任逃れを優先しているに過ぎないという可能性も大で、問題は別に動いているという公安当局が今後何を言うかである。地位も権限も彼らとは比較にならない程強大だからである。既にアメリカは「中国食品は信頼出来ない」という判断から、なんと選手団の食料は全て自国内もしくは日本等からの持込にするとの決定をし、「面目まる潰れ」となった中国側はなんとかこの事件の衝撃を値引きしようという「国策的蒙昧化」に出ているかのようである。全てはオリンピックのためである。 . . . 本文を読む
ドレス・レッシングというノーベル賞作家(88歳)が何を意図したか「オバマでは1年も待たずに暗殺されてしまうだろうから次期大統領にはヒラリーが相応しい」とスウェーデンのメディアの取材に答えその後は沈黙を守っているという。私も『暗殺』の可能性については大分前に言及したが、私と大作家先生とでは発言の重さが違う。今では誰もが口にすることだが、アメリカはその建国の歴史からして、『本国』では埒の明かない外れ者らが一攫千金を求めて『新大陸』へ渡り、そこに住むネイティヴアメリカンを大量虐殺し、人手が足りないとなればアフリカから『労働力』を輸入して西へ西へと展開して行った一見『野蛮の塊』のような国であり、歴代大統領やその候補、有力政治家らもしばしば暗殺された国であるから、オバマ自身もオバマの熱烈な支持者たちも当然『暗殺の危険』は百も承知の上で敢て闘っているのである。公民権運動の指導者だった故M・ルター・キング牧師は『不正なる制度を黙過することは取りも直さずその不正に協力することだ』と訴えたが、その彼も暗殺された。KKKの手にかかった無名の黒人たちも数知れない程多い。オバマ候補は今現在7連勝中で獲得代議員数でもついにヒラリーを逆転、今後更に連勝を伸ばすだろうと予想されている。アメリカで何かが起きているのかも知れない。一方沖縄では再び少女暴行事件である。米軍にはバックボーンとして占領軍意識・植民地意識が拭い難く根付いているのではないか。「お前ら負けた癖にガタガタ言うな」と古い亡霊が嘲笑するパクス・アメリカーナである。アメリカの夢、アメリカの民主主義が世界の信頼に値するものかどうか、その答えはアメリカ人自身が出すだろうが・・。 . . . 本文を読む