私は大江健三郎というと旧社共共闘を思い浮かべるし、今も彼はセンキョとなれば社民か共産のどちらかに投票する人ではないかと邪推しているくらいでその政治スタンスは正直あまり好きじゃないが、今回の訴訟はいわゆる『戦後民主主義』総体が戦前の亡霊からの卑劣な攻撃に晒されているようなものでこれを黙過したのでは男がすたる。「戦後民主主義」をぶっ壊すなら「左側から(!)」突き崩すべきで極右の跳梁など間違っても許してはならないのだ。原告及びその弁護士はファシストそのものであってあの喧しい「街宣車」と同じである。判決は彼らの主張はそのことごとくが虚偽乃至は言いがかりに過ぎないことを認めている。これは『戦後レジュームからの脱却』を謳った安倍ポン政権の誕生で調子に乗った極右反動どもが放った破れかぶれで極めて悪質な矢だが、当の安倍ポンの馬鹿野郎はとっくに政権を放り投げて逃げ出してしまっているのだ。こんなものをいつまでも放置放任しておいてはならない。みっともないから早々に歴史の屑篭に叩き込め。が、我々にとっては全ては身から出た錆、それもこれも戦争責任を曖昧にしたままひたすら戦後復興に突き進んで来たツケが、不本意ながら今ここに揺り戻しで発現しているのである。「君が代」なんて糞食らえ、ミカドの治世が千年も八千年もだと?!ふざけんな、どこが主権在民の民主主義国家だ!?皇族の幼児にまで『様』付けで呼ばねばならない根拠は何だ?!愛子ちゃんと呼んでどこが悪い?!この滑稽さを一言も口外出来ないメディアに表現の自由などない。『聖徳太子』を呼び捨てにしておいてどこが『秋篠宮《さま》』だ?!私は実の兄を後ろから切りつけるようなあんな人は嫌いだ。戦前の大日本帝国を礼賛して恥じない靖国神社など国の責任に於いて破壊すべきなのだ。メディアは総じて戦前の国体守護者なのである。・・というわけで、大江裁判に関する『沖縄タイムス』の記事は流石に詳細に亘っていた。 . . . 本文を読む
チャンネルをひねったら朝生をやっていてそのまま見た。まず二人の片山が目についた。何故虎がいるのかと思った。関係ないじゃないか。いずれセンキョに出るつもりなんだろう?!その事前運動に朝生が全面協力しているということか?!一方さつきはまるで妖怪のようなひどい顔だったから、「こんな顔でテレビに出ていたら票が減るぜ」と思ったら程なく席を外し、「5~6分だ」となぜか田原がわざわざエクスキューズしたが実際はその何倍も外出して、戻ったときには流石に白塗り厚化粧で誤魔化して来たが、暫くするうち再び妖怪顔に戻ってしまった。老婆心ながら、もうこの人は深夜番組には出ない方がいいだろう。松沢神奈川県知事は「せんたく」幹事だそうで、もうはっきり民主党とは距離を置いているような発言内容だった。テーマが地方自治ということで、戦前知事職というのは中央官庁からの出向で、言わば省庁の出先機関だったという話になった。その通りで、だいたいが戦前と同一の名前を踏襲している役所・役職はそれだけでも問題を引き摺っていると言っていいのだ。私は石原都知事のことを思った。彼は自ら進んで末節を汚した。店舗・人員を削減したら業務縮小であって、あーた、売り上げ増やして儲けを出さなきゃまた400億円を食い潰すしかなくなるっていうのに、それで平成23年度には黒字化するなどと手品みたいなことを言っている。批判的な質問には声を荒げて開き直るのは彼の勝手だが、これで後継が難しくなった。東国原は一部報道からは「新道路族」と言われているそうだが、私はそれ以下だと思う。道路族ならときには内閣にでも党にでも官僚にでも噛み付くが彼にはそれはない。ただひたすら自公政権と霞ヶ関の顔色を伺うばかりで、番組中にもしばしば「こんなこと言うと交付金貰えなくなるから・・(あまり言いたくない)」という類の発言を繰り返していた。「福ちゃん命」では風向きが悪いと判断しての、彼なりの方向転換のつもりかも知れないが足掻けば足掻くほどボロが出るのは元々の地金がないからである。お里が知れるとはまさにこのことだ。これまでがうまく行き過ぎだったわけだ。出色だったのは今や時の人となった根本良一町長である。私には彼こそが今回のメイン・コメンテーターであると思われた。市町村の統廃合は何のためか。財政ベースであるというなら、その前に減らすべきものがあるだろう。道州制も同じである。 . . . 本文を読む
さっきみやね屋でやっていたので、奈良遷都の例のキャラについての以前の小論に若干の訂正と補足をしておきます。あっそ。(3/30後註:→)ここにもアップした東京ドームメジャー第一戦のミニムービー(YouTube)だが、500近く再生された段階で再生禁止になってしまった。残念ってか、あちゃ。メジャーから著作権侵害の申し立てがあったからだと言う。曰くWe\'are sorry,this movie is no longer available.というわけである。私は別にメジャーリーグのファンではないし、選手もチームも興味ないからはっきり言ってどうでもいいのだがメジャーからクレームがつくなんてことは全くの想定外だった。文句を言われるなら日テレからだと思っていた。あの映像の著作権が大リーグにあったとは驚きだ。彼らもしかしケツの穴の小さい奴らだ。私としては懐メロをアップするのが目的で、そのための方便としてたまたま野球の試合があったから「使ってやった」「宣伝をしてやった」くらいの気分なのだ。←いやしかし、テレビの映像と音声を生のままYouTubeへ流した第二戦のビデオは、いまだ十数回しか再生されていないとはいえそのままOKみたいだから、ひょっとしたら「加工」したから駄目出しが出たのかも知れない。あちゃ。でも生のままテレビ映像を使うなんて有料化した例の「にこにこ動画」みたいで私の好みじゃないんだよね。ぁそ。 . . . 本文を読む
語頭の「は」にアクセントをおいて「ハバにする」と言う。愛知県~東海地方の方言と思う。意味は「仲間外れにする」「八分にする」で、多分あまり良い言葉ではない。一般に共同体が危機に瀕してその成員の一部を攻撃対象に据えて内部秩序・指示系統~結束の強化を図ることは珍しいことではない。apeもこれをするのかどうか知らないけど、半野生のチンパンジーの群れのレポートなんかを見ていると、あいつらもやってるような気がする。笑。要は共同体が悲鳴を上げるということだ。「いじめ」も畢竟これだろうか。ということは学校生活全体が崩壊の危機に直面してるってことか?(飛躍かな?)*自民党内は今やみんな勝手なことを言い始めて来て福田総理は「ハバ」にされつつあるかのようだったが、これではヤバイとまず昨日ポチが「挙党一致で福田擁護」とぶち上げて先鞭を付け、今日の福田緊急会見に至ったが、これは暫定税率に一言も触れていないから民主党も呑みたくても呑めない。話合いには一応応じてこれをよく吟味するのはいいが、私は最後はけっぱるのがいいと思う。「来年度からってか、はあ?」てなもんだ。だいたいが来年の今頃福ちゃんは今の椅子にすわっていないだろうが!? ポチみたいに「公約違反なんて大した問題じゃない」と国会答弁する連中の「先の話」=約束手形なんて信用する方がおかしい。自公は今「打つ手なし」そのものの状況で困り果てているのである。何も「宮崎のアホ知事=そのまんま自公別働隊」のように、今さっそく野党がわざわざ救いの手を差し伸べてやる道理も道義もない。もう一押しで自公腐れ政権は瓦解する。おめれっと。おのおの方、この月末までの五日間がどういう結末を迎えるやら、我らはせいぜい高みの見物と洒落込みませうってか、それくらいしか楽しみがねえだろよ♪ . . . 本文を読む
「現実のweb化かwebの現実化か」といったバーチャルリアリティの問題をぽけっとした冴えない頭で考えていたら、例の「夢でチョウチョかチョウチョの夢か」という故事を思い出したりして、しかし昔高橋和巳という博学な作家がいて、彼は現実世界を読み解く方法の一つとしてしばしば中国の古典を絶妙に引用していたわけだけど、いったい今そういう人っているのだろうか。なんか今の時代って安っぽくて薄っぺらで軽いんだよね、私の単なる印象批評に過ぎないけど。ぁそ。今の世の中のどこに我々は(てかこれからの時代を担う若者たちは)希望を見出せるのか、これは難問だね。 . . . 本文を読む
私は最近『大手メディアは爪の先程も信用しない』という基本スタンスをとっているので(はあ?)今回の「新s(←奴らはこれを強引にも『あらたにす』と読ませるのだが《新》は《あらた》と読ませることは出来ても《あらたに》とまで読ませるなど現代国語の破壊そのものではないか?!)」=『読売・朝日・日経連合(談合?)』のことなんかどうでもいいと言いたいところだが、彼らの一列横並びの、まるで「相互監視システム」ででもあるかのような報道ぶりには毎日不愉快な思いをさせられている手前「無視することも出来ないってかぁ~んじ♪」なのである。*サンプロ田原は相変わらず『はっけよい、のこった』的司会ぶりで、自民党の馬鹿どもをよいしょしないとこの番組が成り立たないことがよくわかっているかの如き有様で私はすっかり白けてしまっているから到底以前ほどこの番組には興味が持てない。「ああ言えばこう言う」的クダラナイ『不毛』な論争など今や無用、「百害あって一利なし」状態なのである。一部ではあっても《世論の高度化・高尚化》に比して番組の質が相対的にはっきり劣化していると言っていい。言い換えれば、時代について行けない連中が電波を不当にも独占していると言ってもいいのだ。そういうわけで今の私には読売系の騒がしい報道番組の方が遥かにためになるし面白い。そう言えば、青山さんという元共同通信記者が解説する番組は、あれは何という番組だったか、彼は今回のチベット暴動においては、民族独立を否定し中国への帰順(?)を表明したダライラマ師への反抗の意思も明らかにされたという見解を披露し、中央政府の統制に背いているかの如き現中国軍の暴走ぶりは1940年「幻の東京オリンピック」へ向けて邁進していた旧大日本帝国陸軍に極似していると語った。事実ラマ師自身も「国内に自分への批判があるのならば退位する」と進退について言及しているから、これが必ずしも目眩らまし戦術の一環とも言えない雰囲気だ。チベットの民族独立派は同じく圧迫を受けているウィグル自治区の独立派との連携も視野に入れているということなので、こうなって来ると簡単には事態収拾には至らないだろう。気がつけば「政治とスポーツは別だ」などと言って中国オリンピックを手放しで賞賛するのは我が国だけということになりかねない。 . . . 本文を読む
ここへ来て「次の日銀総裁は財務省から出す」という小泉と財務省との間の五年前からの密約説が出るに及んでは、何故雇われ福ちゃんがかくまでも財務官僚に拘ったのかというネタが割れてしまった感がある。悪いのは福田と言うよりは小泉ポチなのである。そのポチは話がそっちへ煮詰まって行かないように、あれこれ動き回っての陽動作戦に出ているわけである。一方ドライバーの大勢は三月一杯はガソリンの買い控えに走っている。「たかが25円」などと嘯いていた自公は、消費者がその「25円」を直近の切実な課題としていることを思い知らなければならない。彼らには庶民感覚ってか、普通の人の普通の感覚・生活実感というものが決定的に欠落しているのである。自公と官僚どもの「道路族連合」が超法規的強行突破を計らない限り、ガソリン税は(仮令短期であろうと)「値下げ確実」である。はあ?!混乱が生じるだと?上等だ。誰がその「混乱」の原因を作ったんだ?野党か?!違うだろう。みんなみんな自公政権とそれに連携した霞ヶ関の泥棒猫どもが蒔いた種だ。今頃になって「世論の批判があるから」(はあ?)次々と金食い事業所を閉鎖しているからってそれが何だ?!舐めんじゃねえぞ!・・とまあ、そういうことであれば、これはもう誰がなんと言おうと「政局」そのものであって民主党始め野党はペースを掴んだと言っていいのである。ここが正念場である。ここで折れたら民主党は終わりだ。腰砕けは駄目だ。突っ走れってんだ!いい加減な妥協案は全部けっぱって徹底的に闘い抜き、解散・総選挙乃至は内閣総辞職へ追い込め。目指すは敵将の首一つだ。小泉ポチの騙まし討ち解散で詐取したままの現衆院勢力比など「なんぼのもんじゃい!」あんなものは今やなんの意味も持たない。参院の現況こそが民意の反映なのである。 . . . 本文を読む
奈良遷都のマスコットキャラクターだが、極論すれば私には『剽窃の総合体』でしかないように見える。独自性などどこにもないと思うのである。これがもし無名の画学生とかの発案だったら一蹴されてしまっていただろうが、元々一般公募ではなかったというのである。名の有る彫刻家のアイデアだったから殆ど無条件で競争もなく採用されたのだ。彼の彫刻家先生には元々「童子」という立体キャラがあって、作品はあちこちの公園等で既に展示されているというのであるが、あの顔はアニメや漫画の「一休さん」かさもなくば手塚漫画の「三つ目くん=写楽保介」系である。「童子」自体が既に独創性が疑わしいと私は思う。作者はこの童子に角を生やすのが「鬼面人を驚かす」の「異化効果」だと自画自賛するのだが、奈良と言えば誰だって思い浮かべるのは鹿だから、その角を自分のキャラに生えさせるのがどうして「ブレヒト的異化」となるのか、私にはさっぱりわからない。あまりに安直で安っぽい発想であり、こんなのは自分と自己作品の宣伝・喧伝に過ぎないのではないか。財政難の筈の奈良県・奈良市がそんなものに500万円もの大金をさっと投げ与えるのだから、これには身内意識乃至は何らかの裏があると勘ぐられても仕方ないだろう。「週刊文春」や「週刊現代」あたりのスクープを、私は密かに期待している。w 「額の慧眼(?)と耳の長さと装束(←法衣だ!)は仏様のものであるから、それに角を生やすなど言語道断である」という批判が当初仏教界の一部から出ていたが、あれはどうなったのだろうか? 一度言ったからもういいのか?(笑)それと、なぜこのキャラの頭の中から角が生えてくるのか(尤もらしいこじつけで構わないから)その裏づけというか、根拠となる話を私は聞きたい。まだ命名されていない(←マスコットキャラ自体は限定21作品からの選抜でその名前だけは一般公募というのも奇妙な話だ)このキャラは果たしてサイボーグなのかミュータントなのか、それとも三つ目くんが『三つ目族』の末裔であったように彼もまた『ナントカ族』の血を引く者であるのか、或いはまた自分の『童子』キャラとどこまで関連があるのか、どこからは無関係なのか等々、作者の『科学的』説明~ストーリーを拝聴したいもんだ。貴重な公金からポイと500万円も貰ったのならそれくらいはしろ!というのが私の思う必要『説明責任』である。w . . . 本文を読む
ニコンのS10だが、非常に使い勝手が悪い。ニコンだから変なカメラは売らないだろうと信頼していたが、あれでは投売りされても仕方ないかも知れない。まず液晶モニターだが、光線の具合で「手鏡」になってしまう。ばかもの、自分の顔見て写真が撮れるか!?次に、AFの合焦がときどき不能になる。これでシャッターチャンスを逃す。更にボタンが7つも付いていて煩わしい上にメインの「OK」ボタンの効きが悪くしばしば誤作動する。「だめだ、こりゃ」って感じだが、まだ捨てるわけには行かないから当分は旧「E4100」と併用するつもりだが、この二つはボタンの位置が微妙に異なっているから私は混乱してすぐ押し間違える。もうちょっと我慢してキャノンかソニーの中堅ビデオカメラにすれば良かったかなって、あーた、これこそ「後の祭り」と言うのですな、ぁそ。*今朝(3/16)の『時事放談』(TBS)で『ねじれ国会』という呼称はおかしいと食いついていたが、まったく『我が意を得たり』という感じで、ここでも我がメディアは世論をミスリードしているのである。「アメリカでは共和党の大統領と議会多数派の民主党という組み合わせでも誰もそんなことは言わない」との指摘で、これまでのように「臭い物に蓋」の政権運営がままならなくなった自公の腐れ政権が「捩れ」を言うのは勝手だが、NHKを先頭とするメディアまでもがそのお先棒を担ぎ、これを嬉々として枕詞に使って報道するなど「大政翼賛報道」そのものである。捩れちゃいけないのかよ!それでは政権交代など永遠に不可能だ!ボケが!恥を知れ!サンプロ高野も平和ボケか「捩れ国会」なんて言葉を何の留保もなく使うな!田原の爺さんは相変わらず「喧嘩両成敗」的発言の繰返しで、これがこの人の限界だ。『滅びゆくジャーナリズム』(本多勝一著)が書かれたのは随分前のことだが事態はどんどん悪化の一途を辿っているように私は思う。日本の大マスコミの大勢は権力に阿ることが第一なのであって、ジャーナリズムにとって何よりも必要な「批判精神」などどこかへ置き忘れて久しいのである。なぜこうなるかと言えば、まともな報道には金を出し渋るスポンサーが悪いからであって、見ていると最近はパチンコの新機種のCMばかりが矢鱈目立っている。笑。こうなったら韓国系か台湾系か北系か知らないけど、全国のパチンコ店さんに滅茶苦茶頑張って貰うしかないのかもね。ぁそ。 . . . 本文を読む
名古屋マラソンで惨敗したQちゃんが実は「電解質異常」という症状に罹っていたのではないか?という報道があって、自称「日頃からスポーツ飲料を愛飲している」という知り合いが「お茶やジュースではカリウム・カルシュームが補給でけんで」と薦めるままに二人で道すがらアクエリアスを一日飲みまくった。日本ではポカリスウェットの方が人気があるような気がするが(はあ?)理由はよくわからないけど我々はアクエリアスだった。最初サンクスでミディタイプという1Lのペットボトル(新製品?)を買って二人はすぐ飲み干した。これが208円だった。程なくして「もう一本いこか?」というので、「ならお茶」と私は主張したがそれは聞き入れられず(はあ?)行く道にあったローソンで同じミディを買ったのだがこれが「セール中」とかで確か198円(188円?)だった。私はコンビ二は飲料などはみんな一律同じ値段と思っているからサンクスより安いのは意外だった。連れは夕方になってスーパーに寄るというので付いて行ったらそこでもアクエリアスを買った。こんなにスポーツドリンクを買う人だとは知らなかった。で、その値段だが2Lのボトルが安売り中でなんと168円だったのである。あっちゃ。1Lのものより安いのだ。但しこちらはダンボールの上を切っての直出しだから冷蔵されてないし、手間もかからないというコストパフォーマンスがあって単純に値段だけを比較してもいけないが、主婦の皆さんが「コンビニではお買い物は出来ない」というのも尤もだと思った次第である。*ところで西成に「旧ロータリー前」(←堺筋の南の突き当たり)というところがあって、今は単なるT字路だがあの辺の人はまだロータリーと呼んでいるように思う。昔は某右翼団体が不定期に炊き出ししていた場所だが今は知らない。それで、その日そこを通りかかったら、ブルーのポリバケツ(ゴミ箱)から空き缶を拾い上げて一つ一つ残りの内容物を飲み干している野宿者と遭遇した。野宿者は切羽詰るとこれをやる。ゴミ箱から食料や飲料を漁るのだ。萩之茶屋の狭い空間から離れなければ最低限の飲食に困ることはない「はず」だが、人間はあくまで「自由」な存在だから、檻にでも閉じ込めて置かない限りどこへでも歩いて行ってしまう。先日テレ朝の西成報道があったが日帰りかどうか、彼らの行く先はいつもセンターと三角公園の往復(通称「はとバスコース」)だ。 . . . 本文を読む
東京都の石原知事が新東京銀行の再建問題で開き直っている。聞いていると自分は何も悪くないとでも言いたげな調子であって、あそこまで開き直れるとは大したものである。東京都の財政と言えばその規模が巨大で、小さな国家など楽々凌いでしまうから、私の友人なんかは「東京はもう日本から独立してしまえばいいんだ。東京クラスだったら銀行の一つや二つ持っていてもなんら不思議はない。大阪はアカンけどね」といつも言っている。笑。でも東京都はそれでいいかも知れないが、残された『その他の(オール負け組)日本』はどうなってしまうのだろうか?!ちなみにその友人は「大阪は単独では名古屋に負けてるような近況だから、神戸・京都と仲直りしてうまく連携しないと首都にはなれない」とも力説していた。あっちゃ~っ。あ、それから、ギャンブル好きの彼は「1,000億円の累積赤字に加えて400億円の追加融資なんて、元手の10万円を早々と摩ってしまった男が『絶対あとのレースで取り返すからなんとかあと4万円だけ都合してくれ!』と泣きついているようなもんだ」とも言っていて、私にはこっちの方が受けてよく笑った。そうなんだよな。何を根拠にしたのか「平成23年には絶対黒字化するからなんとかご理解を」って言ってるもんな。役人の出す数字なんて全く当てにならないことは我々はこの間身に滲みてるからね。ま、1,000億と言っても東京都民一人当たり5,600円程度の負担になるということだけど、お金持ちの都民の皆さんのことだから、間違っても夕張みたいに『現代の逃散』みたいな現象には至らないでしょうがね。ぁそ。 . . . 本文を読む
『鼠穴』というのは人情ものの江戸落語である。古典落語と言えば上方落語の翻案ものが多い中この噺は出色で、昔は暮れも押迫った頃によくかけられた演目である。私は故六代目円生で聞いてこれが一番と思っているが、他に円楽一門や立川談志・柳家小三次等今も演(や)る人が結構多いらしい。この噺は人情ものとは言っても全編が実に暗いトーンで覆われていて、主人公は仕舞には「この世には神も仏もないものか」という絶望感に襲われ首を吊るのである。が、首を吊ったところで実はそれまでの展開が夢だったというオチがついて聴衆はほっと安堵し場内は一斉に拍手が巻き起こる。そこで拍手がなければ演者は失敗なのである。この「実は悪い夢だった」というトリックは映画でもしばしば使われる常套手段だが、ひとたび我が国内事情に目をやると、あっちでもこっちでも、凡そ常軌を逸した不祥事や陰惨な事件が毎日これでもかこれでもかと惹起こされていて、しかもこれは「悪夢」などではなく正に我々の現実そのものだから、各々方、くれぐれもお気を確かにしてくだされ。*数日前『なんばラビ』へ行って、ニコンの『クールピクスS10』を買ってしまった。衝動買いである。価格表示は21,800円X→19,800円X→16,800円(3/1-7限り)と三段階になっていたが、前の客(お婆さん)が『上司と相談して』14,800円まで下がったのを見て、私もそうして貰った。2006年のバージョンだから最早可及的速やかに「換金」されるべき宿命の過剰在庫の一つなのだろう。610万画素だから私の410 万画素の昔のクールピクスと大して変らない。ただ目玉がとても大きくて今の流行ではなく、このレンズは回転するから自画像は簡単に撮れて液晶画面も大きい。操作性は似たようなものだろうが、まだ私は慣れていないから扱いにくい。試しに自画像を撮ってPCにアップしたらめちゃ早かった。古いニコンは 19,800円だったからそれより5,000円安く買ったわけである。ムービーの際AFにしておくと動作音が入ってしまうという欠陥は続いている。音声のみの録音も出来る。あと大きな違いはバッテリーが充電式になったことで、私は単三を沢山買って後悔している。一眼レフもビデオカメラも高級機種が多数出ているが、私の使い道と言えばせいぜいblog等に写真やムービーをアップするだけなので、1万円台のデジカメで充分だ。 . . . 本文を読む
今予審裁判を受けている「三浦さん」だけど、『三浦元社長』って呼称はなんとかならないのかね?笑。メディアは相談(談合?)してこの呼び方を決めたんだろうか、民放もNHKもみんなこれだぜ。あちゃ。こんな呼び方記憶にないけど前例はあるの?!『元社長』なんて世界中に幾らでもいるし、だいたいがどこの会社の社長なんだよ?!そんな呼び方する合理的根拠はいったいどこにあるのだろうか?!NHKまで何を血迷ったか取り澄ましてこの呼称だもん呆れるね。私はメディアは総じて「頭おかしいんじゃないか」と思ったぜ。適切な呼び方が見つからなければ、日本では無罪が確定していることでもあるし、単に「三浦さん」でもいいんじゃないかと私は思うけど。(後註:3/9『サンデー・モーニング』では「三浦容疑者」と呼んでいた。日本では無罪確定でも、あちらでは逮捕・拘留されているんだから、この呼び方にも一理ある。てか少なくとも「元社長」よりは数段勝るよ。)町村なんて最初っから「全面協力」を表明してるし、あなた、属国じゃあるまいし、そこまでアメリカに遠慮する理由なんてないだろが。骨の髄まで「金魚の糞」に成り下がった情けない連中だ。そこで今日は「頭おかしいんじゃないか?」と予審の段階で決めつけられそうになった、ある意味怖い映画の話をちょっとだけ。 . . . 本文を読む
*某ロイヤルホストのH店の悪口である。wここは競合すると思われる近隣の『たわわ』という和食レストラン(但しセルフサービス)がam11:00開店という殿様商法に出ているため、am10: 30-pm3:00という広い時間帯で日替わり定食700円を提供している。それでちょっと早いかと思ったが、たまたま通りかかったのでどんなものかと11 時前に行ってみたのである。1.まずスープが出てから料理が出るまでが遅く、おまけにウェイトレスに見せられたサンプル写真とは違うものを出された。出て来たのは単なる唐揚げ定食で、唐揚げが二つと生野菜のサラダそれにスープだけ、あとライスの皿に昆布の佃煮が添えられていた。鶏唐揚げは衣が(まるで某『王将』のそれのように!)ゴチンゴチンで硬く口の中を切りそうだった。これだったら『ガスト』の日替わり定食の方が遥かに安くておいしいと多分みんな思うだろう。それで内容を確かめたくてもメニューはウェイトレスが持っているだけだから、いちいち聞くのも煩わしいから事実上不可能である。これが某『ガスト』だったらメニューは手元にある。
ウェイトレスは私が遠目に目で催促するまでお冷のタンブラも持って来なかった。私は「ひょっとしてドリンクバーを頼まないと水も飲めないのか」とさえ一瞬思ったくらいである。水が来たのは私が料理を食べ始めた後のことで、こういう店も珍しい。
2.レッドキャベツが板状に切られてふんだんに敷かれていた。普通のキャベツは千切りである。メインの唐揚げと比してこれはまったく奇異だった。そういう食べ方をしてはいけないとは言わないが、この程度の料理には逆に高価なレッドキャベツは千切りにして普通のキャベツの千切りに混ぜ込むのが普通の感覚というものだろう。3.老婆心ながら、ナイフ・フォークに割り箸までつけるのは重複ではないか。どちらかに絞るべきだ。ロイヤルホストは昔はこうではなかった。もっと高級感(という程ではないが)があったと思う。というわけで、沖縄の女子暴行事件に関してレベルの低い変なコメントがあったので今日は強姦の話を少々。 . . . 本文を読む