本家ヤースケ伝

年取ってから困ること、考えること、興味を惹かれること・・の総集編だろうか。

開頭手術しかない?

2015-05-19 17:04:18 | 
 食後昨日の「自分は自信がある」先生よりも上位の医師が回診に見えて、《開頭手術しかない》と結論付けて行った。バルーンカテーテル法は喉元~頸筋の血管に試みる手法で、頭部は開頭手術だと言うのである。脳にメスを入れるのではなく、狭窄部位の血管にバイパスを付けて右脳より数段血流の悪い左脳の状態を改善しようという計画である。移植するのは皮膚ではなく、コメカミ付近の動脈だそうだ。

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 2時から3時までリハビリがあった。今日は両手の動きのチェック、ストレッチと最後は20分間の自転車漕ぎである。手の動きの検査は大小様々な教材をそれぞれ指定された位置に5~6個ずつ置き換える作業を椅子に座って机の上でする。ストレッチはマットに寝転んでトレーナーの補助を受けながら主として腰、大腿筋、膝、足首の筋力アップを図る。最後の自転車漕ぎは、付荷負担、年齢、持続時間等をトレーナーが設定し心拍数を計測するコードを耳たぶに繋げた上で、二日間連続で20分間やった。毎時平均速度50km前後になるようにペダルを漕ぎ、「(自動的に表示される)心拍数が120を越えるようなら小休止する」という指示である。私は100を越えた程度で抑えたままフィニッシュしたが、それでも最後は相当疲れた。

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 とここまで書いたところでお迎えが来て頭部撮影室に行った。施術は30分程度かかり、造影剤を点滴し、催眠系の笑気ガス(亜酸化窒素)を吸引した状態で頭部をバンドで固定化し脳内血管を調べたようだ。8分間の撮影を2回、間に10分間の休憩を挟んで行った。前回のCTとは似て非なる検査だったようだ。手術室からは万が一の事故を恐れて車椅子に乗せられての御帰還となった。ガスの効用で暫くは頭がボウッとしているらしい。車椅子は66年の人生の中でも初めての経験だった。👙🚀🐳😁☺。


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