本家ヤースケ伝

年取ってから困ること、考えること、興味を惹かれること・・の総集編だろうか。

宇宙&web.

2005-05-08 02:49:57 | web・メディア
*私たちの宇宙がどこまで広がっているかは、私たちがどこまで遠くを見ることが可能かということと同義であり、今の科学では凡そ180億光年先の光をかろうじて私たちは捉えているに過ぎず、その先は不明である。従って《宇宙開闢》の歴史もまた180億年先までしか遡れない、ということになっている。

*光速で180億年もかかってしまうとは、光とはなんと遅くまどろっかしいことであろうかと、かつて作家埴谷雄高は《光速》に対して《暗黒速》を提唱した。これなら速度は無限大、即ち一瞬にしてどこまででも到達してしまう、どうだ、恐れ入ったかというわけである。

*以前からブラックホールを利用しての《ワープ航法》も宇宙科学者たちの間では真面目に論じられている。縮滅の度合いが緩慢な流れにもし仮に入ることが可能なら、これもあながち夢ではないそうだが、いかんせん直近のブラックホールに辿り着くのに、例えば私たちの銀河の中心にあると言われるブラックホールでも、260光年かかるというのだから、来るべき世代の《新・大航海時代》は、今の私たちの常識では想像も出来ない、とてつもない規模のトライアルになってしまう。

*というわけで、ここで話をぐっと我々と等身大の(?)レベルにまで戻すと、webの世界はいよいよ速さと拡がりを示しつつあるらしい。

*(以下この項引用)次世代インターネットを研究する学術ネットワーク組織「Internet2」が実施するインターネットのデータ転送速度記録において、東京大学、WIDEプロジェクトらの研究チームが世界最高記録を達成、「Internet2 Land Speed Record」に認定された。データ転送速度は7.21Gbps、転送距離は33,979kmにも及んだ。今回の記録は、日本から地球の反対側まで、CD1枚のデータなら0.7秒、DVD1枚なら5秒、100GBのデータであれば約110秒で送れるという。

*科学の力はまさに日進月歩であるが、人倫の性はというと、なかなかこの、よくなっているようには思われないが、やはりDNAをいじらないと駄目なのかな?

10Gbps・3万kmのインターネット最速記録、DVD1本を5秒で地球の裏側に (MYCOM PC WEB) - goo ニュース

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