新たな貧困 「小泉改革が生んだわけではない」
2007年1月27日（土）03:03 （産経新聞）
自民党の中川秀直幹事長は２６日の記者会見で、塩崎恭久官房長官が非正規労働者の増加を「新たなる貧困」問題と指摘したことについて、「小泉改革が『新たなる貧困』を生んだわけではない。そういう言葉を使うならば、定義をしっかりすべきだ」と批判した。
塩崎氏は２４日の政府・与党協議会で「新たなる貧困」との用語を使用。記者会見でも「小泉構造改革のもとで非正規雇用が増えた。働いてもなかなか報われない『新たなる貧困』問題を我々も正面から受け止めて解決していかなければならない」と述べていた。
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【視点】首相施政方針演説 支持率回復へ 安倍カラー鮮明
2007年1月26日（金）16:05 （産経新聞）
安倍首相は初の施政方針演説で、２１世紀の日本の国家像にふさわしい新しい憲法の制定などをうたった「戦後レジームからの新たな船出」を冒頭に掲げ、自らの理念を全面的に打ち出した。
昨年９月の臨時国会の所信表明演説では、余力を残して退いた小泉純一郎前首相への遠慮があったのか、首相のキャッチフレーズである「戦後レジームからの脱却」という言葉は用いず、保守色がやや後退した感もあった。
しかし、今年の安倍政権の基本方針を示す施政方針演説では、経済、社会保障、地方活性化などの内政問題にかなりの分量を割く一方、保守的な理念・政策を強く打ち出した。昨年末から復党問題などのゴタゴタなどで徐々に内閣支持率が低下していく中で、首相は小泉構造改革路線の継承を打ち出すよりも、原点に戻って安倍カラーを鮮明にしたいと判断したようだ。
ただ、首相が打ち出す憲法改正や教育再生、財政再建、外交・安全保障政策などには、与党内にも異を唱える勢力も多い。とりわけ公明党からは、教育、労働行政などで首相の政策方針に次々に異論が出ている。
演説の結びで、首相は「出来難（いできがた）きことを好んで之を勤（つとむ）るの心」と、福沢諭吉が慶応義塾の塾生向けに行った演説の言葉を引用した。行うことが困難なことにあえて挑戦し、やってのけようと努力する精神が必要だという趣旨だ。
演説の仕上げ直前に首相自らが盛り込むことを決めたという。明治維新の志士たちの取り組みを自分に重ね合わせる意気込みを表した形だが、同時にその実現への道のりの険しさも再認識しただろう。
就任以来、首相は折に触れて「正攻法で、おそれず、たじろがず」と繰り返してきた。奇をてらわず着実に進もうという姿勢は歓迎するが、演説内容を具体化する過程で反対・抵抗勢力をどう説得し、折り合いをつけるのか。国民はキャッチフレーズではなく、首相の実行力を問うている。（佐々木美恵）
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以上引用終わり。
ロイターの記事はおざなりでこちらの「産経」の方が勝っていると私は思った。ｗ
論評は後で加える予定ですが・・てか、毎度大した話ではありませんけど、先の日曜日の古老＝中曽根さんの安部ポン評が抜群に面白かった、という話を少し・・。
皆さんも覚えていらっしゃると思うが、「ようやく待ちに待った《保守本流》長期政権の展望が開けた」と言って、これはもう手放しの褒めちぎりようだった。
「憲法改正は拙速を避け、五年程度かけてじっくりやれ」というのが小泉ポチに干され引導を渡された中曽根元首相のもともとの持論だったのか、これを安部ポンが言明したということになると「（「身内の小者ばかりを集めた」と、とかく評判の悪い内閣には）ブレーンに知恵者がついている」とまで断言して絶賛したかと思えば「対中国外交は友好第一で行け（←つまり靖国なんか行くな）」とアドバイスするなど、昔「風見鶏」は今「笑いが止まらぬ好々爺」なのである。
この人のお相手はレーガンで、彼を自分の山荘に招いてチャンチャンコを着せてお茶を振舞ったり、或いは「貿易摩擦の解説」をすると言って記者会見に黒板を持ち出して講義をするなど、なかなかショーマンシップがあり風格も（？）あって、酔いに任せてプレスリーの物真似をして「お坊ちゃん＝ブッシュ」をたじろがせ唖然とさせたどこかのアホとはえらい違いである。
「戦後からの脱却」とか「小泉政治からの卒業」とかを安部ポンが言い始めた大きな理由の一つに、この中曽根先生の「絶賛」に対する「答礼」的意味合いが強いと私は思う。（←これは思想的脈絡を解析？しているのであって、前後関係がどうだとかいった「実証主義的反論」は無用です。ｗ）
それにしても中川某は安部ポンを嘗め切っているのか、最近は（昔の小沢幹事長みたいに？！）矢鱈「仕切っている」のが目に付く。「ポスト安部ポン」は自分だと言いたいのか、或いは「泥を被る」つもりなのか・・。
パイの話、ホリエモン求刑四年の話とかは後日。ｗ
2007年1月27日（土）03:03 （産経新聞）
自民党の中川秀直幹事長は２６日の記者会見で、塩崎恭久官房長官が非正規労働者の増加を「新たなる貧困」問題と指摘したことについて、「小泉改革が『新たなる貧困』を生んだわけではない。そういう言葉を使うならば、定義をしっかりすべきだ」と批判した。
塩崎氏は２４日の政府・与党協議会で「新たなる貧困」との用語を使用。記者会見でも「小泉構造改革のもとで非正規雇用が増えた。働いてもなかなか報われない『新たなる貧困』問題を我々も正面から受け止めて解決していかなければならない」と述べていた。
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【視点】首相施政方針演説 支持率回復へ 安倍カラー鮮明
2007年1月26日（金）16:05 （産経新聞）
安倍首相は初の施政方針演説で、２１世紀の日本の国家像にふさわしい新しい憲法の制定などをうたった「戦後レジームからの新たな船出」を冒頭に掲げ、自らの理念を全面的に打ち出した。
昨年９月の臨時国会の所信表明演説では、余力を残して退いた小泉純一郎前首相への遠慮があったのか、首相のキャッチフレーズである「戦後レジームからの脱却」という言葉は用いず、保守色がやや後退した感もあった。
しかし、今年の安倍政権の基本方針を示す施政方針演説では、経済、社会保障、地方活性化などの内政問題にかなりの分量を割く一方、保守的な理念・政策を強く打ち出した。昨年末から復党問題などのゴタゴタなどで徐々に内閣支持率が低下していく中で、首相は小泉構造改革路線の継承を打ち出すよりも、原点に戻って安倍カラーを鮮明にしたいと判断したようだ。
ただ、首相が打ち出す憲法改正や教育再生、財政再建、外交・安全保障政策などには、与党内にも異を唱える勢力も多い。とりわけ公明党からは、教育、労働行政などで首相の政策方針に次々に異論が出ている。
演説の結びで、首相は「出来難（いできがた）きことを好んで之を勤（つとむ）るの心」と、福沢諭吉が慶応義塾の塾生向けに行った演説の言葉を引用した。行うことが困難なことにあえて挑戦し、やってのけようと努力する精神が必要だという趣旨だ。
演説の仕上げ直前に首相自らが盛り込むことを決めたという。明治維新の志士たちの取り組みを自分に重ね合わせる意気込みを表した形だが、同時にその実現への道のりの険しさも再認識しただろう。
就任以来、首相は折に触れて「正攻法で、おそれず、たじろがず」と繰り返してきた。奇をてらわず着実に進もうという姿勢は歓迎するが、演説内容を具体化する過程で反対・抵抗勢力をどう説得し、折り合いをつけるのか。国民はキャッチフレーズではなく、首相の実行力を問うている。（佐々木美恵）
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以上引用終わり。
ロイターの記事はおざなりでこちらの「産経」の方が勝っていると私は思った。ｗ
論評は後で加える予定ですが・・てか、毎度大した話ではありませんけど、先の日曜日の古老＝中曽根さんの安部ポン評が抜群に面白かった、という話を少し・・。
皆さんも覚えていらっしゃると思うが、「ようやく待ちに待った《保守本流》長期政権の展望が開けた」と言って、これはもう手放しの褒めちぎりようだった。
「憲法改正は拙速を避け、五年程度かけてじっくりやれ」というのが小泉ポチに干され引導を渡された中曽根元首相のもともとの持論だったのか、これを安部ポンが言明したということになると「（「身内の小者ばかりを集めた」と、とかく評判の悪い内閣には）ブレーンに知恵者がついている」とまで断言して絶賛したかと思えば「対中国外交は友好第一で行け（←つまり靖国なんか行くな）」とアドバイスするなど、昔「風見鶏」は今「笑いが止まらぬ好々爺」なのである。
この人のお相手はレーガンで、彼を自分の山荘に招いてチャンチャンコを着せてお茶を振舞ったり、或いは「貿易摩擦の解説」をすると言って記者会見に黒板を持ち出して講義をするなど、なかなかショーマンシップがあり風格も（？）あって、酔いに任せてプレスリーの物真似をして「お坊ちゃん＝ブッシュ」をたじろがせ唖然とさせたどこかのアホとはえらい違いである。
「戦後からの脱却」とか「小泉政治からの卒業」とかを安部ポンが言い始めた大きな理由の一つに、この中曽根先生の「絶賛」に対する「答礼」的意味合いが強いと私は思う。（←これは思想的脈絡を解析？しているのであって、前後関係がどうだとかいった「実証主義的反論」は無用です。ｗ）
それにしても中川某は安部ポンを嘗め切っているのか、最近は（昔の小沢幹事長みたいに？！）矢鱈「仕切っている」のが目に付く。「ポスト安部ポン」は自分だと言いたいのか、或いは「泥を被る」つもりなのか・・。
パイの話、ホリエモン求刑四年の話とかは後日。ｗ
