本家ヤースケ伝

年取ってから困ること、考えること、興味を惹かれること・・の総集編だろうか。

恐怖指数ってなに?

2014-07-08 14:17:35 | 世界
 先程ちょっと読んだロイターの記事に『恐怖指数』というおどろおどろしい言葉があったので、少しだけ勉強してみようかという気になった。w

 それでウィキペディアには冒頭:

恐怖指数(きょうふしすう、Volatility Index 略称:VIX)とは、シカゴ・オプション取引所(CBOE)が、S&P500を対象とするオプション取引のボラティリティを元に算出、公表している指数。数値が高いほど投資家が相場の先行きに不透明感を持っているとされる。通常は10から20の間で推移する。

・・とあった。

 また同じくウィキペディアには続いて『VIXの過去の主要な高値』として:

1990年8月 イラク軍クウェート侵攻…36
1997年10月 アジア通貨危機…38
2001年9月 アメリカ同時多発テロ…44
2003年3月 イラク戦争勃発…34
2008年9月 リーマン・ブラザーズ破綻…42
2008年10月 世界金融危機…89.53

・・が例示されていた。

 これはまあ、戦争が勃発したり、巨大金融機関が破綻したりすれば、投資家たちはみんな疑心暗鬼になってパニックに陥るのは当然として、株の売買一つとっても何を売り何を買うか、優先順位はどうするか、そこが思案のしどころだというわけだろう。自分の手持ち資産の浮沈がもろにかかって来るから、彼らは皆懸命になる。
 金、金、金と、全ては金を中心に世界は巡っているのであって、「世界の貧困層をどうするか」とか「放っておけば病死する乳幼児たちをどうするか」とか「水の不足している村に井戸を作りたい」とか、そんなことは暇な人間たちがボランティアでやればいいじゃないかとでも言いたげなのである。
 私のところにも数日前「ユニセフ」から「再度のお願い」というカンパの要請があって、私はカンパするときは(小額ずつだが)「ユニセフ」と「国境なき医師団」と「炊き出しの会」の三者を同時にする習慣になっているので(!)「これはまた出費が嵩むな」と、ちょっと頭が痛いのである。あっそ。w


最新の画像もっと見る

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。