5月下旬に某経営コンサルタント企業が破産。再構築補助金等の申請支援で年商35億円をあげた企業でした。急拡大での自転車操業は補助金審査の長期化に耐えられなかったようです。
私も少し接触したことがありますが、なかなか問題のあるやり方だったような気がします。
その尻拭いを今、その会社とつるんでいた金融機関がやっている。でも、金融機関にできるわけないから、結局は顧客の信用を失うことになっている。
本質を見極めず手数料欲しさに乗っかった金融機関にも責任はあります。
2年前に、地元信金が鼻息荒くこの会社との連携を喧伝し、会議所にまで「案件あればうち(信金)が間に入るので紹介してください」と言ってきた時には閉口したものです。
即時に、「その連携は顧客への説明責任を果たしてないのではないか。私たちはあなた方の手数料稼ぎに協力して、会員さんを裏切るようなことはしませんよ」と断ったのを覚えています(笑) ※熱い男ですワタシ
目の前の人やビジネスプランの本質、根っこの目的、そのために消費しようとしているもの、それらを見極める目と耳をこれからも養っていきたいと思いました。