地方の商工会議所 経営指導員(中小企業診断士)のブログ

田舎の商工会議所が行う中小企業・小規模事業者への支援。そのリアル。息抜きに楽しむお酒と読書の話。

部会は民意集約機能の肝。交流、情報、帰属意識も生む。

2025-03-12 08:03:00 | 商工会議所
商工会議所には、業種ごとに〇〇業部会というものがあります(例えば、サービス業部会、建設業部会など)。各部会ごとに毎年、視察研修などの事業を実施しています。
当然ですが、地域の事業者における業種の構成割合は少しずつ変わっていきます。
うちで言えば、サービス業と建設業が増え、製造業は横ばい、小売と卸売は減っています。
この構成割合の変化は亀の歩みで、遅い、でも着実に進行しています。
うちでは、その変化の蓄積に対してそろそろ手を打たなければならない状況になってきました。とある部会が、議員を輩出し、事業を毎年実施するには、構成企業が少なすぎるのです。
5年以上前からこの声は聞こえてましたが、今回とうとう部会再編に着手することが三役会で決定されました。
私はその部会の前任担当者で、その頃から再編要望を出してましたので、ほっと胸をなでおろしたというところです。

部会は商工会議所の定款にも載る重要な機関。要望(民意)集約機能の肝です。
要望だけでなく、交流、情報、帰属意識など多くのものが生まれます。部会をリフレッシュして機能強化することは、商工会議所の成長、活力になると信じています。

よかったよかった(笑)