昨日は、これから伴走支援する食品製造企業A社を訪問しました。
こちらは従業員が数名だけのほぼ家族経営で、工場で製造して卸。出張小売もしています。
現代表のお母さん、実質代表の息子さん、親族ではない番頭さん、この三者の仲があまりよろしくありません。
私は、お母さんからも、息子さんからも気楽に話せる相手らしく、意外と頼られています(笑)
でも、私とお母さんと息子さんの3人で話したことはありません。常に個別。そもそも、お母さんと息子さんはここ数年まともに会話したことがないそうです💦
非専門家である商工会議所がお役に立てるケースだと思います。
今までは代表のお母さんをメインに面談(主に借入の話)をしてきましたが、これからは息子さんと経営の話をしていくつもりです(高齢のお母さんもそれを望まれている)。
昨日、息子さんと少し話しただけで、問題点がいろいろ出てきました💦
・実質代表である息子が出張小売(1週間以上)に出ることが多く、工場での機械トラブル時は電話で指示している(出張小売は従業員に行かせたほうがよいのでは…)
・工場の仕事は、1日3、4時間しか稼働していない(売上はコロナ前に戻っていない)。午後からは自由な時間(笑)
・息子の導入した真空保存方式を番頭がやろうとしない(その必要性をしっかり伝えられていない)
…など
解決への道筋は同時進行的に2つ。
まずは、息子さんが感じている問題意識、求める将来像に向けて、どのようなアクションが必要なのかをしっかり伝えて行きたいと思います。