彼岸花が今、庭中に咲き誇っています。今年は庭の草取りを怠けたので、
草にまみれていて可愛そうですが、綺麗な花は咲かせてくれました。
ヤブランは日本を含む東アジアに生育する多年草で冬でも葉が枯れずに
青々としている常緑性の植物です。
名前が示すとおり樹木の下などの薄暗い、「ヤブ（藪）」に自生しています。
生育は旺盛で日本の気候にマッチし、耐陰性も非常に強い性質ですので、
あまり他の植物が育たないような樹木の陰になるような場所に植えることも可能で、
古くから庭園の下草として利用されてきました。
葉をこすると「りんご」のような香りがしま す。そのため別名で、
「りんごあざみ（ 林檎薊）」とも呼ばれます。
8月 から11月ごろ、紅紫色の「あざみ」のような花を咲かせ ます。
こぼれ種でどんどん増えます。挿し木でも増やせる様です。
山野に自生する落葉低木、ムラサキシキブに似て果実が美しいので、鉢や庭植えで
栽培されるようです。我が家のも随分と大きくなりました。
江戸の昔から夏の朝を彩り続ける花。名前の由来は、朝早く咲く花であることから。
爽やかな 朝に咲いて朝 に散る短命な花として知られるあさがおの花言葉は
「はかない恋」です。
