遊びをせんとや生まれけむ 戯れせんとや生まれけむ
遊ぶ子供の声きけば 我が身さえこそ動がるれ
日本を出るときに最後に寄った鎌倉で
売れ残りのセールで買った器
いつの時代のものかわからないけれど
この愛くるしいとぼけた顔を見ると
すぐ思い出すのが上の梁塵秘抄の歌
過去にばかり学ぶのがいいとも思わないけど
人類の歴史の中で
自分だけがこの悩みを持っている
とは思わない方がいい
どれだけ苦しんでいても
まだまし、と思うくらいでいい
近代化達成以後の悩みや温暖化を抱えた悩みなんて
過去の歴史からは学べないけど
人間が、ご飯食べて活動して寝ることは
基本的に変わってないんだから
子供達を愛そう、人生を愛そう
それが人類が昔からやってきたことなんだから