フィンランド産ゴアグラインドGafが2008年にリリースした、全20曲入り1stアルバムMongofied。アルバムとはいえ、1曲1分程度のショートグラインドなので、ミニアルバム的な感覚で聴ける。
ストレートな突撃ゴアグラインドであり、基本的にパワーコードリフ主体だ。そのため、ギターは一本で充分だろうと思いきや、アルバム中盤から、メロディックな楽曲が多くなる。ジャーマンスラッシュの帝王(?)Kreatorの後期を彷彿とさせるパートも内在している。こうした展開の変化によって、聴き手を飽きさせないところに好感が持てる。
ボーカルは、水っぽさの強いガチュラル系。他にスクリーム担当がいるので、喉を嗄らし叫ぶようなボーカルも入る。ギターは前述の通り。ベースは突出して目立っている。ギターリフのルート弾きだが、全体を引っ張っているような印象を受ける。ドラムはタンタンスネア音でさほど速くないブラストビートを使う。また、おかずの入れ方、というかパターンが巧み。
音作りのバランスも楽曲自体のバランスも良い。とはいえ、若干古臭さがあるので、新し物好きには向かない気がする。ただ、先人の魂を受け継ぐ上質なゴアグラインドを求めるなら、推薦したい作品だ。RGTEのカヴァーが入っているので、彼らの影響を受けていると思う。似てるし。
追伸:20曲目が終わっても、無音が続いたあとにシークレットが1曲入っている。
Gaf
Janne Nurmi (Bs&Vo)
Tommi Makkonen (Dr)
Tommi Saviranta (Gt)
Panu Posti (Gt&Vo)
※メンバーはCDのブックレットに準拠して記載。
ストレートな突撃ゴアグラインドであり、基本的にパワーコードリフ主体だ。そのため、ギターは一本で充分だろうと思いきや、アルバム中盤から、メロディックな楽曲が多くなる。ジャーマンスラッシュの帝王(?)Kreatorの後期を彷彿とさせるパートも内在している。こうした展開の変化によって、聴き手を飽きさせないところに好感が持てる。
ボーカルは、水っぽさの強いガチュラル系。他にスクリーム担当がいるので、喉を嗄らし叫ぶようなボーカルも入る。ギターは前述の通り。ベースは突出して目立っている。ギターリフのルート弾きだが、全体を引っ張っているような印象を受ける。ドラムはタンタンスネア音でさほど速くないブラストビートを使う。また、おかずの入れ方、というかパターンが巧み。
音作りのバランスも楽曲自体のバランスも良い。とはいえ、若干古臭さがあるので、新し物好きには向かない気がする。ただ、先人の魂を受け継ぐ上質なゴアグラインドを求めるなら、推薦したい作品だ。RGTEのカヴァーが入っているので、彼らの影響を受けていると思う。似てるし。
追伸:20曲目が終わっても、無音が続いたあとにシークレットが1曲入っている。
Gaf
Janne Nurmi (Bs&Vo)
Tommi Makkonen (Dr)
Tommi Saviranta (Gt)
Panu Posti (Gt&Vo)
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