GOREとにゃんこの桃源郷

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Patologicum

2008-10-10 | CDレビュー
 ポーランドのゴアグラインド、2003年発売の1stアルバム「Hecatomb of Aberration」。SE満載の全14曲は、長過ぎず短過ぎない、程よい塩梅に仕上がっている。曲が変わった時のブランクが長めなのが若干気になってしまうが、内容は良質のゴアグラインドと言える。

   1.Extremely Deforminded
   2.Rectal Love
   3.Bloody Adventures
   4.Castration Anxiety
   5.Massive Neck Injection by Infected Junkie
   6.Vaginal Pus(sy)
   7.Hacken-Cruetzfeld Jacob
   8.Famous by Urge
   9.Tragedy in Supermarket
   10.No Meat, No Eat
   11.Condemned to Rot
   12.Genital Vapor
   13.Against Tolerance
   14.Pavulon Ambulance

 全体的に2分弱の曲が多く、長くても3分以内に終わる。どの曲も大幅な変化(民族楽器が入ったりシンセを使用するなどのアプローチ)は無いが、途中でボーカルのエフェクトが変化する曲がある。ゴアグラインドらしくブラストビートが随所に盛り込まれている他、弦楽器隊、ボーカル共に歪みが激しく、重厚である。

 ゴアグラインドらしいゴアグラインドとは、ゴアグラインドとしか言い様のないゴアグラインドだが、彼らはまさしく特級のゴアグラインドバンドだろう。この手の音楽を好む人は、是非とも聴いてみるべきだ。



Patologicum
Misiek (Dr)
Maciek (Gt)
Piotr Popiel (Vo)
Grzegorz (Gt)
Daniel (Bs)


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