坂の上のピアノ教室

おうちの方にレッスン室の様子、日頃思っている事をお知らせするためのblogです。

クリップみーつけた

2014-07-04 | レッスン室から


ある小学生女子が、レッスン室で、包装してある音符クリップを見つけて

「先生、新しい子(生徒)入るの?」と聞きました。


新しい初心者の生徒が 入ってくると、音符やト音記号のクリップを
プレゼントするのが慣わし。

お母様方は、単に 「可愛いクリップをいただいた」と思ってらっしゃるので、

生徒には「おうちに帰ったら、クリップでどういうことしたのか、
お母さんに教えてあげてね」と言って帰します。

クリップは、指の体操グッズの1つ。
洗濯ばさみだと、堅くって、小さい子の指では操作しにくいので、
このやや軽いクリップがちょうど良いんです。






レッスンを始めて半年、1年は、 丁寧に くり返し進めてゆくので、
メインになるテキストの『1巻』に当たる本を2つやることが多いです。

それは、決して やり直しではなくて、将来のピアノとの
仲良し度にとても大切なので、おうちの方にも良く理解していただき、

停滞しないように、お楽しみの曲も できるだけたくさんセットにします。

2回目の第1巻は、簡単に弾けて、すぐ合格になるので「マラソン」も
どんどん進むから、生徒は嬉しい、というわけで一石二鳥

導入期のテキストって、ほんとうにたくさんありますから。
生徒1人ひとりを思いながら、最初のテキストを選び
それから、(できるだけ傾向の違う)別の第1巻を
選びます。

ここを端折らないでレッスンするようになってから、
小学高学年や、中学生になった時の 「練習できないけど、なんとか弾き続けられる」度合いが
違うようになったと思います。

私も、色々な テキストを たくさん 勉強できました。