坂の上のピアノ教室

おうちの方にレッスン室の様子、日頃思っている事をお知らせするためのblogです。

良いずぼらと悪いずぼら

2014-07-29 | 伝えたいこと
「ずぼら」とは?

態度や素行ですべきことをせずだらしないさま、 無責任できちんとしていないさま、無精なさま、またはそういった態度・行動をする人

だそうです。
だらしない行動に 「良い」事なんてあるでしょうか?

でも、私は、ピアノのレッスンを続けるこつの一つは 見守るおうちの人が
「良い意味で ずぼら」でいること、と思っています。


一週間、一ヶ月の短い単位で、 子供の進度を気にしたり
練習する、練習していない、を気にしすぎること

家での練習の ちょっとした弾きまちがい を気にしすぎる

そういう事が お子さんを 練習嫌い ピアノ嫌いに
させてしまう要因の一つになったりします。



今、教室には 10数人の中高生が通ってきています。

皆、趣味でコツコツと 細く長くピアノを続けている子たち
地味な練習が 好きとは 思えない子も多々・・・
たくさん練習しているとは思えない子も多々・・・

でも、レッスンを始めて10年たった今では

自分の弾きたい曲を気持ちよさそうに弾いています。

(完成したら、、、の話ですが)
(そこまでが  また長いけど・・・その事も彼女たちは十分理解して
途中で投げ出さずに います)


途中で投げ出さずに ずっとずっとめげずに頑張っている彼女たちも偉いし

それを 遠くから見守ってくれたおうちの人(特にお母さん)にも
感謝したいです。

長い年月の日々には 
あまりに練習しない我が子
ちっともちっとも 「まる」にならない曲を いつまでも弾いている事に

「もうピアノやめたら~~?!!」と 言いたくなった事も多々あったのでは
ないでしょうか?

それを言わずにいる事って 大変だったと思います。

続けることを 見守ってくださりありがとうございます。
「良い」ずぼらなお母さんでいてくださってありがとうございます。