Lightning

歩き続けた先に見たいのは 想像を超えた風と光

花嫁からのメッセージ(その1)

2014-02-05 13:57:06 | それでも光をさがしている
私は小学生の時に中二病を患って、
それが今でも治っていません。

この世はクソだと思いながら、
この世にどこか期待して、
いつも、いつでも、がっかりしています。


あんなに家を出たかったのに、
迷いながら大学に進学して、
あんなにやりたいことがあったのに、
迷いながら就職して、
あんなに名字を変えたかったのに、
迷いながら結婚しました。


期待はいつも泡のようにはじけて、
倒れそうになるところを助けてくれたのが、
今日、ここにいるみなさまでした。

大学時代、地元に帰ってみんなと話せたのが、
ほんとうに、ほんとうに心の支えでした。
いろんなときに、ほんとうにダメそうだったときに、
実家に帰れて、私はまた立ち上がれました。
「ひとり」に押しつぶされそうになっていた時に、
一緒に山に行って、震えるような体験を一緒にして、腹の底から笑って、
エネルギーをもらいました。
こんな私の数少ない相談相手になってもらえて、
にっちもさっちもいかない、くらい状況に、明かりをともしてくれました。

「仕事」が覚悟していた以上に思った通りのものではなくて、
泣いて、悩んでいる毎日を、
一緒に生きてくれました。


ほんとうに、ほんとうに、ありがとうございます。
感謝しても、ぜんぜん足りないですけど、
ほんとうにありがとうございます。




私はいろんなことが、
思い通りにいかないことが不満で、
この世はクソだと思ってしまいます。
たぶんこれは死ぬまで治らないでしょう。


こんな私が子供なんて育てられるのか?
こんな私があと何年生きていけるのか?
不安なことだらけです。
ある日もうほんとうにダメになって、消えるかもしれません。



けれど、私は、まだ、やっぱりこの世に期待しています。
いつか、想像を超えた風と光を見るために、
一秒でも長く生きて、
いい人生だったと言って、
笑って死にたいです。

だから、私は、
性懲りもなく、
今後もみなさまのお世話になると思います。


今日は幸せな儀式のはずなのに、
こんなときも、こんなので、本当にごめんなさい。

ほんとうに、今まで、ありがとうございました。
どうか、今後とも、よろしくお願いします。