豊前善三のつれづれ日記 2011年12月31日 ブログをはじめました

日頃、感ずることについて考える。人間らしさを さまざまな人間模様。

豊前善三のつれづれ日記

2021年07月19日 08時54分02秒 | 日記
  ( Vol 2863 ) 「Win ーWin」という言葉は 同等の力の間だけ通用する言葉 力に差があれば それは行われない 搾取と変わり 不平等を助長するものである

一時 「Win ー Win」という言葉が流行ったが

現実は 格差拡大を生んだだけ

勝ち組 負け組 という言葉までも 生んだ

なぜ このようなことが 起きてしまったのか


そこには 経営戦略が大きく関係しているのではないか

利益の配分 という点において 平等なようで 不平等を孕んでいる 

配分を 「WinーWin」という言葉で あたかも 平等になるかのように言った

現実は 平等にはならず 不平等になっていた


そのことが いろいろなところにも 波及

雇用者と労働者の関係において しかり

企業提携においても しかり

企業合併においても しかり

利益配分の 不平等が大きくなり 貧富の格差が拡大 したといって過言ではない



「WinーWin」は提唱する側の 勝手な論理

あたかも 今の処遇が良くなるかのように 相手に思わせ振り

これが 詐欺的ともいえる手法で どんどん広めた


利益を得る側は ますます利益が膨らむ という仕組み


搾取される側は 本来なら受けられるはずの利益が 減少 


このことにより 貧富の格差が拡大


貧困層の増加を 生んだ


どんなに 経済学者が 言葉巧みに 効果を述べようが

それは 搾取する側にだけが 利益を得る仕組み 

搾取される側には 恩恵はない


例えば 非正規雇用制度などは 「WinーWin」という考え方からすると

そうにはなっていない

労働者にとって 利益は マイナス に動いた

雇用者にとっては 大きな利益を もたらした



いまや 公然と 不平等が まかり通っている というのが現状



このことから 真の「WinーWin」は存在しない ということである











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豊前善三のつれづれ日記

2021年07月19日 06時15分26秒 | 日記
  ( Vol 2862 ) 今の社会は すべての人が バラバラ まるで 孤島に住んでいる 状況になっている 社会として崩れはじめている

どの分野を見ても 孤島 のように見える

すべてが 何らかの関わりがあって 存在している

しかし そのことを意識せずに 個々が行動している

繋がりを意識していない

独立した行動をしている


森は 森だけにあらず

森は 海でもある

森は 海に栄養を送り込んでいる

海は 森に 雨という形で 栄養を送り込んでいる


すべてが 目に見えない糸で結ばれている


しかし 現実を見てみると どうだろう

目に見えない糸 の存在が消えている

それぞれが 糸による 繋がりがなくなり 孤立 という状態になっている


見た目は 繋がっている お互いが関係しているように映る

しかし それは幻影

現実は 搾取 という形 

繋がっている とは言い難い

誰もが 相手を 信用 信頼することができない

いつも 不安定


孤独 孤立 孤島にいるような状態


どんなに豊かさを手に入れようと 明日を思うと不安

心が安まる ということはない

誰にも頼ろうとすることができない

頼ることも 頼られることも できない


独りよがり の考えが 起こした


そんな世の中になっている


すべての人が 見えない糸 を意識すれば 

心が安まる


人は 頼り 頼られ つながる

自然とも 見えない糸 で繋がっている


孤立 孤独 孤島 という状況をつくっているのが現代である


この状況を打ち破る 必要がある

 



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豊前善三のつれづれ日記

2021年07月19日 05時35分59秒 | 日記
 ( Vol 2861 ) 大相撲名古屋場所 優勝は 横綱白鵬 この優勝を 心から 喜ぶという気持ちになれない これは今の社会を表しているようにも映る

勝負は 勝手なんぼ というところがある

しかし プロとしては それにプラスαの 観衆を楽しませる という勝負にない ものが含まれる

その意味で 白鵬は 横綱という 大役に相応しくない 相撲を見せていた

絶対的な強さを示すことができず

ただ 勝つことだけに固執した 見苦しい 相撲を見せていた

このような相撲をとるならば 横綱という大役はいらないのではないか

すべての力士が 平幕でよいのではないか

すべてが平幕であるならば 勝ちに終始した 相撲をやっても それなりに楽しめる

しかし 役という 階級を設けるならば 違ってくる

観衆の期待というものが 違ってくる

ただ 勝負に勝つだけではなく 

その勝ち方にも 期待がかかる

横綱らしさの 勝ち方 である


今回の横綱 白鵬の相撲のとりかたは 平幕と同じ姿勢に見えた

横綱という プロとしての姿勢が見られなかった


その意味で 横綱 白鵬の全勝優勝は 素直に喜ぶという 気持ちにはなれない

ここのところの 横綱 白鵬の相撲の姿勢は 注意されるような 横綱にあるべき姿から 外れることが目立っていた

白鵬が 横綱になったときは 「横綱らしさ」を示そうという姿勢が見られたが

その姿勢がなくなったのは 残念なことである

このような姿勢になったのも

世の中の流れに 呼応しているように感じる

政治家も 富裕層も すべてが 自分中心 自分の利益を重視

「他への気遣い」という心遣いは薄れてしまっている

菅総理は 「自助」「共助」「公助」という言葉を使ったが

残念ながら 「自助」だけが重んじられ 他はおろそかにされている

その現れとして 今回の横綱 白鵬の相撲への姿勢に 出たのではないか


人は人の中に 生きて 人である

いま 社会は どうかと問いかけてみると 疑問を感じる

人の中に生きている とは映っていない

まるで 孤島に生きている かのように映る


人をお互いに 生かし活かす という人の営みが消えている

人を 生かし活かす ことができない社会になっているのは 残念なことである


自分の利益だけでなく 他の利益も考えた 姿勢がこれからの人間社会では 必要なのではないか

今回の名古屋場所における横綱 白鵬の 相撲への姿勢は この意味においても 残念である







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